弊カルデアの日常・・・? 作:しろけむり@マスター
静謐のハサン「マスター、私と添い寝してもらえますか」
『人理保証機関カルデア』
現在カルデアは、魔術王の企みを阻止し、人理を修復し終わりサーヴァント達は座に帰るかと思いきや、
カルデアは相も変わらず人理修復前の混沌の様相を保ったままだった。
ワイワイガヤガヤとした食堂、「QPがないから」と言う理由で放置されているエミヤ×2と、
このカルデアの古参タマモキャットが切り盛りしている中、列を横切る陰があった。
その陰は誰かを探しているようだった。
しかし、探し人は見つからなかったのか食堂の列に並び直し、エミヤAから夕飯を受け取る。
その後はマシュの隣に座って、夕飯を食べる。
そして食器をエミヤBに返し、また誰かを探し始める。
余談だが、エミヤと同じ理由でジークフリート×4も放置されている。
~ダウィンチ工房~
所変わってマスター藤丸立香(男)は
ジャンヌオルタを召喚しようとしていた際に
「これを争って町が作られたり、大戦が起きてるんだけどなぁ。」
「まさか、そんなことあるんですか?」
乱雑に積み上げられた聖杯を見ながら話をする。
「おや、もうこんな時間か。そろそろ、寝た方がいいんじゃないか?」
時刻は既に22時をまわっていた。
食堂は既に閉まっている。
「そうですね。じゃあ、俺は大浴場に入ってから寝ますね。
お休みなさい。ダウィンチちゃんも根を詰めすぎないでね。」
「お休み、マスター。」
~ダウィンチ工房と大浴場間~
「さすがにもう入る人はいないか。」
独り言をこぼしながら大浴場へ向かう。その後をつける影があるとは知らずに・・・
「この位の時間にあそこにいくとロマ二がいたんだよなぁ・・・」
この人理修復で唯一の帰らぬ人となったロマンを思い出す。
大浴場にたどり着き
男湯に入る。大浴場入り口で貸し出されるバスタオルと男性用浴衣をもって男湯側の脱衣所に入る。
影は
男湯の暖簾を潜り、男湯の入口付近の影に身を潜める。
一方その頃
立香はカルデア制服を脱ぐと竹でできた篭の中に入れる。
人一人いない大浴場を独占できることに優越感を得る、
しかし、眠気も有り湯船には浸からず身体を洗い、謎の視線を感じながら、頭も洗う。
脱衣所に移動し、寝巻き替わりの浴衣に着替え、男湯から出てくる。
再び、男湯の暖簾を(今回は中から外にだが。)潜りぬけたところで
「ぐっ!?」
立香は呻き声をあげた後、背中に手を回して
抱き着いて居る少女を前に回す
前に回された少女、静謐のハサンは上目遣いで懇願する。
「マスター、私と添い寝してくださいませんか?」
「ああ、良いけど、何で・・・?」
悲しきかな、元人類最後のマスターはこの程度の誘惑では揺るがぬ精神性を取得していた・・・。
しかし、少年である事は変わりないので、声に嬉しげな雰囲気が滲み出ている。
左手で、静謐を抑え、右手で頭を撫でる。
「マスター、その、こそばゆいです・・・。」
「ああ、嫌だった?ごめんね。」
そう言って撫でるのを辞める。
「いえ、止めて欲しい訳ではなくて。その・・・」
「冗談だよ、ごめんね。」
また撫で始めつつ、マイルームに向かう。
マイルームに着き、静謐をベットに誘導する。
立香と静謐、二人で一つの毛布に包まる。
静謐が微笑む。
「私は生前も、この体だったのでこうして意中の殿方と同衾するのが夢だったのです。」
立香はその言葉への返答の変わりに強く、静謐を抱きしめる。
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