弊カルデアの日常・・・? 作:しろけむり@マスター
食堂で紅閻魔お手製の料理を食べたのち、食堂にて午後の予定を確認していた。
午前中はサーヴァント達の運用に関する報告書の作成や、バベッジやケイローン先生等による数学の授業。
玉藻の前やジル・ド・レィ(セイバー)、による実際の歴史の授業。
果てには神代のキャスターを筆頭にした魔術の授業等。
最も、最後の項目はめぼしい成果は出ていないのだが。
「ご主人。のどかな昼下がり、縁側でキャットとお昼寝などいかがかな?」
珍しくメイド服のタマモキャットに唐突にそう声をかけられる。
「どうしたの?キャット」
「最近ご主人は、バレンタインに
なので、ねこの日に因んでキャットとお昼寝をしようと思うのだ。」
そう言えば今日は猫の日だったか。
最近はサーヴァントが増えてきたのもあって、人理修復序盤の頃は出来ていたキャットとの時間も少なくなってきたし、この機会に休むとしよう。
「いいよ。でもどこでやるの?」
「そこは抜かりないのがキャットなのだな。シミュレーターで再現できるそうなのだ。
ダウィンチはキャロットで買収した。」
「じゃあ行こうか。」
「そうだな。二人だけ、というのも乙だが、マシュもご主人に振り回されてお疲れのご様子。仲良く3人で日向ぼっこからのお昼寝としよう。」
「じゃあ、マシュを呼んでからシミュレーターに向かうよ。」
「ご主人、またあとで会おう。」
マシュを探す。
まずはマシュの部屋・・・いない。
次にホームズの部屋・・・いない。
うむむ。マシュならどちらかにいると思ったのだが。
一人思案し、次へ向かう。
ダウィンチちゃんに尋ねてみる
「マシュなら定期健診が終わったら図書室に向かったよ。」
「ダウィンチちゃんありがとうございます。」
「今度何かお礼してくれよ・・・なんてね。」
ダウィンチちゃんのおかげでマシュのいるところがわかった。
図書室へ足を運ぶ
扉を開けて、少し奥へ進む。
予想通り、コナンドイルや、アガサ・クリスティー、江戸川乱歩などのミステリーが並ぶ棚でハードカバーの本を
数冊抱えながらさらに物色していた。
「マシュ。」
「せっ先輩!?どうしてこんなところに?」
「キャットがね、一緒にお昼寝しようって。」
「それは、先輩もですか?」
「もちろん。」
「では、すぐに!」
「一回その本、借りてこようか。」
二人で司書代理を務めている殺生院キアラに本の貸し出し処理を頼む。
「くれぐれも、本を折ったり、痛めたりなさいませんよう。最も、マシュさんならそんなことはしないと存じ上げておりますが。」
二人で分けて持ち、えっちらおっちらと運んでいく。
マシュの部屋には入れてもらえず、扉の前で待つことになったが、それはそれ。
二人でキャットの待つシミュレーターに向かう。
ウィーン、ガショーンと扉があく。
中にあったのは爽やかな風が吹き、2月らしからぬうららかな陽気に包まれた日本家屋と草原だった。
「ご主人。待ちくたびれたぞ?」
「ごめんごめん。」
「しかし、時間をかけてくれたおかげでこんなものが用意できた」
キャットが差し出したお盆の上にはお茶と
「これは・・・お団子ですか?」
桜、白玉、ヨモギと三食団子が6本。きれいに積み上げられていた。
「三人で、これを食べながら疲れをいやそうではないか。」
「キャット、ありがとう。」
「報酬にニンジンをいただこう!さて、今回はマシュに、ご主人の膝をやろう。キャットは謙虚故な?
キャットはご主人が近くにいるだけでいいのだ。」
その言葉に合わせて膝を叩く。
「先輩いいのですか?」
「おいで、マシュ。」
膝の上に心地よい重さが乗っかる。隣ではキャットがお団子をつまみながらうとうとしている。
こうやって三人だけで集まるのはいつぶりだろうか。
そんなことを思いながらマシュの頭を撫でる。
ああ、なんだか眠く・・・。
「おやすみなさいなのだな。ご主人。」
気づくとそれは赤く夕焼けで染まり、
薄手の毛布が自分とマシュにかかっていた。
周囲にはもうキャットがいない。
もしかしたら最近疲れているのを見抜かれてしまったのだろうか。
このお礼はいつか返さねば。
ただ、せめてマシュが起きるまでは、こうしていようとおもう。
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ひな祭り、サーヴァント別受け渡し
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