Fate/kaleid caster ドラまた☆リナ 作:猿野ただすみ
Re:ZEROから始まる座談会
イリヤ「えっ、なに? なんなの、これはーッ!?」
美遊「『リリすれ』とのコラボがようやく終わったから、おさらいの意味も兼ねて『無印』から振り返るってことみたい」
イリヤ「なに? そのメタ展開!?」
クロ「ホント。普通なら[NEXT/2wei]が終わってからやるもんじゃない?」
ルビー「いえいえ、[NEXT/2wei]はアニメではなく原作の展開をするみたいなので、座談会をはさみたくなかったみたいですよー?」
サファイア「作者自身が話の整理をしたかったというのもあるようです」
リナ「それでこのメタ空間、……って、『スレイヤーズ』あとがきのパクりじゃない」
ルビー「作者としては、あかほり作品の座談会のイメージみたいですけど、ここはオマージュということにしておきましょう」
ルビー「というわけで無印編ですが…」
クロ「ちょっと、何であなたが仕切ってんのよ」
ルビー「この手の進行役は、物語の解説キャラがやるのがお約束ですからー」
サファイア「安心してください。姉さんが暴走しそうになったら、私が止めますので」
リナ「息の根を?」
ルビー「リナさん!?」
サファイア「このようなことを言われたくなければ、真面目にやってください」
ルビー「はいはい、判りましたよー。
……それでは改めまして、無印編ですけど。はっきり言って最初の2話は、リナ=インバースの転生物語って感じでしたねー」
リナ「まあ、定番っちゃ定番よね」
イリヤ「憑依転生ものの二次小説ってだいたい、3話目か4話目くらいから本編に入るのが多いのかな?」
ルビー「オリ主だともっと掘り下げてるものも多いみたいですねー」
クロ「リナがキャラ立ちすぎてるから、あんまり掘り下げる必要がなかったんじゃない?」
リナ「伊達に昭和から令和までをまたいでないわよ」
美遊「あの、物語上はまだ平成…」
リナ「細かいことは言いっこなし! どうせ本編には反映されないんだから!」
ルビー「まあそれは、この手の座談会のお約束ですからねー。
さて、話を戻しますけど、3話目にしていよいよ本編突入ですね。実は作者さん、凛さんについてちょっとこだわった表現をしてます」
イリヤ「こだわった表現?」
美遊「ひょっとして、リナのモノローグでの、凛さんの髪型の表現?」
リナ「へっ?」
ルビー「その通りです。原作を含めて一般にはツインテ表記なんですけど、こちらでは左右のサイドアップと表現されてます。
どうやら、髪を下ろした状態を残したまま左右に纏めているので、このようにしたようですねー」
クロ「なんか無駄にこだわってるわねー」
リナ「逆になのはちゃんは、ぱっと見サイドアップのツインテって事になるわね」
ルビー「魔法少女オタクは黙っててくださーい。
まあ、そんなこだわりはあるものの、ここからしばらくは、大体原作と同じ流れで進んでいきますね」
サファイア「所々リナさまの介入はありますが、それによって大筋から離れることはありませんでした」
ルビー「その流れに変化が生じ始めたのが、セイバー戦ですね」
イリヤ「そうだよ。原作ではミユがセイバーを引きつけて、わたしがリンさんたちを救出する手筈だったけど」
リナ「あたしがセイバー…、アーサー王に当たったからね。そもそも原作での選択肢3番も、こちらではあらかじめ相談してあったし」
ルビー「で、一旦流れが戻って、凛さん、ルヴィアさんがセイバーさんの宝具に飲み込まれて、イリヤさんの封印が解け…」
クロ「目覚めたわたしが[アーチャー]のカードを
リナ「そして再びあたしが介入して、最後は
ルビー「待ってください。リナさん、大事なシーンが抜けてますよ」
リナ「大事なシーン?」
ルビー「そのイリヤさんが別のイリヤさん…、今のクロさんだと見抜いたじゃないですか」
クロ「アレが、リナに惚れるきっかけだったんだからね!」
リナ「しまったぁぁっ! アレがフラグだったのかぁぁぁ!!」
イリヤ「あっ、そう言えばわたし、本編でまだその話聞いてないよ?」
クロ「わたしは今更だし、別に教えて構わないんだけど。要はどこで教えるかよね」
リナ「それこそ今更感があるし。ま、その辺は作者が何とかするでしょ」
ルビー「見事に丸投げしましたね。
それでは話を続けますよー? 次はイリヤさんが美遊さんと裸の付き合いをする回ですねー」
イリヤ「ルビー! 言い方がッ!」
リナ「いや、パンイチで美遊に抱きついてたのは事実だし?」
美遊「さすがにアレは、今でもどうかと思う」
イリヤ「ぐぬぬ…」
ルビー「ただ、あそこら辺はクラスメイトさんたちに目撃されるまでは、大幅にカットされてますね。理由は原作と全然変わらないからです。
強いて挙げれば、私がサファイアちゃんから見せられた映像が少し違うことと、イリヤさんのカードの英霊の討伐数が、ホントに0だってトコくらいですかねー?」
イリヤ「ぐはぁ!?」
リナ「ま、まあ、あの話はイリヤの秘密の一端を知るってヤツだし」
クロ「それと、次回からのオリジナル回への引きになってるってトコかしらね」
ルビー「そうです! いよいよリナさんの、オリジナルクラスカード回収回ですよッ!」
サファイア「この回は、リナさんと私がメインとなる話でした」
リナ「本編でも言ってたけど、あの頃はまだ、前世のことを知られるのが怖かったからね。そういう意味では、ルビーとサファイアは信用してたから」
イリヤ「え、ルビーも?」
リナ「性格はアレだけど、口の堅さは問題ないって思ってたわよ?」
クロ「アレでしょ? 弱みを握っても、口が軽くちゃ脅しになんないっていう」
リナ「そうそう! そーいう意味でも信用は出来たってわけ。信頼は出来ないけど」
サファイア「姉さんは、関係ないところでは口が軽いですから」
ルビー「……自業自得だとは理解してますけど、ひどい言いようですねー。
……ええと、ともかくようやくこれで、リナさんがカードを手にするわけですが、いわゆる【スレイヤーズ】ファンのためのスペシャル回的な意味もありますね」
リナ「そう言や原作のアメリアは、のちの短編や16巻でアニメの口調に引っ張られてたけど、こっちは第1部の口調のまんまだったわね」
ルビー「そこも作者さんの、強い思い入れだったようですよ?」
クロ「あっ、そうそう。これも言っとかないとね。
学校の屋上でのやり取りで、リナのカードを拾いながら疑問に思ってるのは、わたしだから」
イリヤ「例の、過程をすっとばして結果だけ導くってやつ?」
クロ「まあね。さすがに、結論までは導き出せなかったけど」
ルビー「さて、そしてガウリイさんとの再会ですが、ここはさらっと流しましょう」
イリヤ「えっ、どうして!?」
ルビー「だってそれは、私がリナさんをいじり倒すために掴んだ、せっかくのネタですからねー」
リナ「……ちっ!」
イリヤ「ちょっと、なんか余計気になるんだけど!?」
ルビー「仕方ないですねー。どうしてもと言うなら、座談会が終わってから小説の方を読んでください」
イリヤ「わかった、そうする、……って、この情報本編に持ち越せないんだけどー!?」
ルビー「そしてアサシン戦ですが…」
イリヤ「無視したッ!?」
ルビー「リナさんを強制不参加させたのは、同行されるとイリヤさん脱落寸前イベントが無くなるから、というのが理由だったみたいですよ?」
イリヤ「……ん? どゆこと?」
美遊「あの段階でリナは、今回の敵がアサシンかバーサーカーだと当たりをつけてた。
もし同行したら、イリヤがダガーに掠ったときに毒を警戒して、毒消しの術を使っていたと思う。
その場合、たとえ完全に消し去れなかったとしても、あそこまで酷い状況にはなっていなかった公算が高い」
イリヤ「そ、そう…」
ルビー「というわけで、イベントは滞りなく進んだわけですが、これまたリナさんが介入したため、イリヤさんの心の在り様が原作と変わっていくきっかけになりました」
リナ「具体的にどう変わったかというと、……イリヤはクロエの事、どう思ってる?」
イリヤ「えっ? うーんと、妹、って言うとまた言い争いになるから…、わたしの傍に居て欲しい、大事な家族だね」
クロ「なっ、ちょっと、イリヤ!?」
リナ「とまあ、3期くらいにならないと明確にならない心境に、もうすでに達している、と」
ルビー「これはイリヤさんに、原作よりも考える、という特性が付加された結果ですね」
イリヤ「わたし、原作より成長してるんだ!?」
ルビー「これは、作品を見比べることが出来る第三者視点でないと分からないことですから」
クロ「つまり、宝石翁には分かるってわけね」
ルビー「まー、あのジジイなら分かるでしょうねー。
……さて、いよいよ最後のカード、バーサーカー戦です。
ここでは、他の二次でも見受けられるように原作介入キャラ、この話ではリナさんが、美遊さんと共に鏡面界に残りました」
リナ「そして、あたしと美遊の夢幻召喚、初お披露目になるわね」
イリヤ「えっ、そうだったの!?」
サファイア「イリヤさまが到着されたときには、既におふたりは魔力切れで、強制解除されてましたから」
リナ「ちなみに、あたしはこの段階で、カード7枚のうち3枚の英霊の正体は気づいたことになるわね。
……いや、1枚は推定か」
ルビー「バーサーカーは確証がありませんからね-」
イリヤ「えーと、1枚はセイバー、アーサー王として、もう1枚は?」
クロ「バカねー。もう1枚は[
……まあ、日本じゃケルト神話ってマイナーだから仕方ないけど」
リナ「師匠のスカサハの可能性もあるけど、まあクー・フーリンの方が妥当よね。
ついでに言うと、ライダーとキャスターは情報不足、アサッシン…、こっちじゃアサシンか。それに関しては見てすらいない。アーチャーは、ネタバレになるけど未来の英霊だから知るよしもない、ってトコね」
ルビー「話を戻しますが、バーサーカーの倒し方、原作どおりの
リナ「しまった! その手があったか!!」
イリヤ・美遊「?」
ルビー「あー、要するに、【リリカルなのは】でのなのはさんのセリフのマネですよ」
イリヤ「あ、あれってそうだったんだ」
ルビー「まあともかくも、バーサーカーを倒した後は、ほぼ原作どおりでクライマックスですね」
リナ「無印編は導入だけあって、オリジナル回以外は原作に近かったわね」
ルビー「さて、すぺしゃる編ですが、1話完結形式、所謂短編集ですね」
イリヤ「1話目がリナの生態に迫るヤツだね」
リナ「おいこら。あたしゃ珍獣か!?」
美遊「コラボの、ひとつ目の伏線が張られた話だね」
ルビー「ちなみにネタ自体は、それより前から使ってますね」
クロ「イリヤを通して見てたけど、体育座りして恥ずかしがるリナは、イリヤじゃなくても弄りたくなるわね」
ルビー「人目がなければ私だって、弄り倒してた自信がありますよ」
イリヤ「あー、ルビーだからなー」
ルビー「あと、美々さんが原作より早く落ち…、いえ、腐り始めてますね。ソウルジェムが」
リナ「そこは【まどマギ】ネタなのね」
美遊「次は、リナが魔術工房を持つ話だね」
リナ「これは、後のマジックアイテム出すために必要な話よ」
クロ「
ルビー「そして、コラボふたつ目の伏線が張られていましたね」
リナ「とは言っても、凛さん=はやては、Fate×なのは二次の様式美みたいなもんだから」
イリヤ「要するにお約束だね」
リナ「3話目は、あたしと桜ねーちゃんの話、って言うより、桜ねーちゃんの過去話だね」
ルビー「リナさんが介入したお陰で、献身系美少女こと桜さんの闇が大分改善されたとか」
リナ「根が深いから、完全には払拭できないけどね」
クロ「聞いた話だと【Fate/ZERO】同様の、R18が付くような仕打ちがあったみたいよ?」
リナ「え、そうなの? 知らなかった…」
クロ「分からない人は、[アダルト]、[蟲]でイメージし…」
リナ「せんでいいッ!!」
ルビー「えーと、クロさん? そういうのってルビーちゃんの専門分野だと思うんですけどー?」
イリヤ「ルビー。突っ込まれることを競わなくっていいから…」
クロ「わたし、ルビーと競ってないんだけど。……まあいいわ。
4話目は3本の話を載せた、超短編ね」
美遊「ひとつ目が、士郎さんと藤村先生の話」
リナ「ふたつ目が、あたしと華憐先生の話」
イリヤ「みっつ目が、わたしとルビーの話で、これだけ原作ありだね」
ルビー「ちなみに、このみっつの話は全て、同じ日の出来事だそうです」
リナ「そしてネタものからシリアスまで、伏線張ってるわね。華憐先生は一部回収してるけど」
ルビー「回収と言うより、新たな謎をぶっ込んでるだけな気がしますけどねー」
リナ「ってなわけで、次は[NEXT/2wei]編前半になるんだけど、それは次回ね」
イリヤ「えっ、これ、続くの!?」
サファイア「この作者に、現在終了している分迄の振り返りを、1回分に纏める能力は無いと思われます」
クロ「サファイアも結構、毒吐くわねぇ」
美遊「でも、正論だと思う」
今回のサブタイトル
長月達平「Re:ゼロから始める異世界生活」から
と言うわけで、座談会形式の振り返りです。80年代から90年代初頭のアニメであった、総集編みたいなモンですね。
そして座談会は、次回へ続くという暴挙。因みに、サブタイに出てる人物は登場しませんので、悪しからず。と言うわけで。
次回「まだ続くの!? 魔砲少女現る」
見てくんないと、暴れちゃうぞ!(久しぶり)