お待ち頂いていた方おりましたら、本当に申し訳ありません。
あと、キャラブレしていたらごめんなさい。
でも、今回も愛を持って書きました!(何故そこで愛!)
皆さんが楽しんで読んでくれたら嬉しいです!
それでは、本編をどうぞ!
バラララララララララララ・・・。
市街地の空の上、響達はヘリコプターから直下を見下ろしていた。
どうやら被害は未だ広がっているようで、悲鳴や破壊音があちこちから聞こえてくる。
「早く助けに行かなきゃ!」
そう言い、響が飛び降りようとするが、響也がそれを止めた。
「待って下さい、響さん!下をよく見てください!」
「下を?・・・何あれ?ドーム状の・・・透明な壁?」
響が下を覗き込みながら言う。
よく見ると被害が出ている区域は全て、ドーム状の透明な壁で囲まれていた。
戸惑う3人に響也が言った。
「先程の話と今の行動から察するに、響さん達の世界ではクローズノイズは出現していないみたいですね。」
「そういや、さっきからクローズノイズって言ってるが、ノイズやアルカ・ノイズとは違うのか?」
クリスが疑問を投げ掛けると響也が説明を始めた。
「そうですね。クローズノイズは、ノイズやアルカ・ノイズと性質が大きく異なります。まず、姿はノイズを蝋人形にした様な姿をしています。また、ノイズの様な炭素転換やアルカ・ノイズの様な分解は行いません。その代わり、転生と閉鎖と言う能力があります。閉鎖は空間に透明な壁を作る能力、転生は人をクローズノイズに変える能力です。」
「人を・・・ノイズに・・・!?」
響が青い顔をして俯いた。
響也は心配そうな顔をしながらも説明を続けた。
「クローズノイズは特殊な音を発していて、至近距離でその音を聞くと人体がクローズノイズに調律されてしまうんです。また、クローズノイズが発生させた壁は微かに振動していて、触れた物を光へ変えてしまいます。ですが、シンフォギアを纏っていればこちらの音で調和出来ます。ですので・・・」
「ここでシンフォギアを纏えば問題ねぇって事だろ?」
そう言うとクリスが胸のペンダントに手を掛けた。
「---Killter Ichaival tron---」
クリスが聖唱を口ずさみ、体が光に包まれる。
そして、イチイバルを纏ったクリスが姿を表した。
「響さん・・・、私達も・・・!」
「あぁ・・・、うん!そうだね!」
「僕も行きます!」
「「---Balwisyall Nescell gungnir tron---」」
「---Various shul shagana tron---」
3人の体が光に包まれ、シンフォギアを纏った姿が現れる。
「それでは、行きましょう!」
そう言うと、響也はヘリコプターから飛び降り、拳に力を込めた。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ガキッ!パリィィィィィィン・・・。
透明な壁に響也の拳が突き刺さり、そして砕けた。
「おい!惚けてないで行くぞ!」
「響さん!」
クリスと調に言われ、響は俯いた顔を前へと向けた。
「そうだね・・・、皆を助けなきゃ!」
そう言い、響達も響也に続き戦地へと飛び込んだ。
まだ見ぬ敵の待つ、戦地へと。
最後まで読んで下さりありがとうございます!
説明が多くなってしまい申し訳ないです。
オリジナル要素を入れた分だけ説明が多くなってしまってますよね・・・。
今後もオリジナルが出てくる部分あるのでご了承ください・・・。
また次も楽しんでくれたら嬉しいです!
それでは次回投稿まで!
サヨナラです!!