読みに来て下さりありがとうございます。
シンフォギアライブ1日目参加させて貰って、よりシンフォギア好きになりました!!
自分の作品ももっと面白くなったらいいと思います。
「男の…。」
「ガングニールの…装者…。」
響達がそう呟き、眺めていると男の子が顔を上げた。
男の子は、人影を捉えたときは驚いた顔をしたが、響の姿を見ると鋭い目つきに変わった。
「君が纏っているそれは、シンフォギアなのか…?」
男の子が響に問いかける。
「うん!私は立花響!好きな物はご飯&ご飯!ガングニールの装者だよ!」
笑顔で自己紹介をし問いに答えた響に、男の子は鋭い目つきのまま言い放った。
「ありえない、女の子が装者になる事は出来ないはずだ。それに…ガングニールの装者は僕だ!!」
男の子は素早く響に接近し、鋭い蹴りを放った。
「うっ。」
急な蹴りに対応出来ず、響の体が宙を舞い、地面に倒れ込んだ。
響を庇うかの様にクリスと調が二人の間に入る。
「いきなり何しやがんだ!」
「いきなり?前回僕の仲間に何をしたか忘れたとは言わせない!」
「はぁ?お前が何言ってるかさっぱり分からねえな!」
「君達もあの哲学兵装を持つシンフォギア装者の仲間だろって言ってるんだよ!」
「知らねぇなぁ。でも、あんなバカでも仲間だからなぁ。私も黙っちゃいられねぇってもんだ!」
「私もいきます。」
「---Killter Ichaival tron---」
「---Various shul shagana tron---」
クリスと調が聖唱を口ずさむと、二人の体が光に包まれる。
そして、イチイバルとシュルシャガナを纏った二人が姿を表した。
「くらいな!」
「はぁ!」
クリスが両腕にガトリングを装着し、超連射する【BILLION MAIDEN】を放ち、それに合わせて調がツインテールの部分から円盤型のノコギリを大量に発射する【α式・百輪廻】を放った。
遠距離攻撃でまずは距離を取ろうという作戦である。
しかし、男の子は斜め横に走って移動し、二人の攻撃をかわしながらも距離を縮めてきた。
「君達もシンフォギア装者か…!!」
そう言い、素早く二人に接近した男の子は、二人に無数の突きと蹴りを叩き込んだ。
「ぐぁ…。」
「くっ…。」
あまりにも素早く、重い攻撃に二人は膝をついた。
その時、二人の後で倒れていた響が立ち上がり、拳を突き出しながらギアから炎を噴射させ、男の子に突進に近い突きを放った。
「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
「うらぁぁぁぁぁぁ!!!」
男の子は響の突きに合わせてガングニールのバネのようなものを伸縮させ、威力を増大させた突きを放った。
2つの力がぶつかり合い、爆風と共に煙が舞う。
二人は互いに攻撃した向きとは逆の方向に吹き飛ばされた。
「ぐぁ…。くっ!」
「ぐはっ…。ふっ!」
二人とも地面に体を打ちつけたが、すぐに立ち上がりお互いを見据える。
「どうして!なんで私達は戦わなきゃいけないの?」
響が男の子に訴えかける。
しかし、男の子の鋭い目つきは変わらなかった。
「さっき言った通りだよ。自分達の胸に聞いてみなよ!」
そう言って、男の子はペンダントに手を伸ばした。
ペンダントは響達の物とは形が違い、十字架の先が尖った様な形をしていた。
男の子はそのペンダントの左右を挟み込むように持ち、強く中心に押し込み、首から取り外した。
「PTBモジュール、抜剣!!」
そう男の子が叫ぶと、ペンダントの左右から白い針が、中心から黒い針が胸側に伸び、男の子を貫いた。
「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
男の子の全身を黒い物が包む。
そして、全身を包んでいたものは形を変え、黒と濁った黄色を基調にしたシンフォギアに変化した。
「何…これ…?シンフォギア…なの…?」
響が呟いた。
そう呟くのも無理は無い。
男の子のシンフォギアは響達の知るシンフォギアとは形が掛け離れていた。
頭に付いていた2つのトゲのようなパーツは、多数に増えライオンの立髪のようになっていた。
顔もライオンの顔のようなヘッドギアで覆われ、口の部分から顔を覗かしている状態であった。
手や足には鉤爪の様な物が付き、尻尾の様なものが伸びた先には刃が付いていた。
「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
男の子は雄叫びを上げ四つん這いになり、戸惑う響と対峙するのだった。
最後まで見ていただいてありがとうございます。
楽しんで読んでいただけたら嬉しいです。