ツナのお兄ちゃんです   作:みとね

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間違えて同じ巻買っちゃった・・・
最悪


7話

 

 

「・・・・」

「・・・ツナー」

 

 

むすっとするツナに布団でごろごろする家継が名前を呼んだ

 

「・・・・」

「つーなー、つーくん」

「・・・・・」

 

はあ、とため息をついた

 

訳は一日前にさかのぼる

 

 

 

 

 

久しぶりの雲雀家お泊まり、それは学校に行きながら3日続いた

ツナはもちろん弟組は機嫌が良く恭弥にいたっては理不尽なかみ殺しが無くなり、仕事がさくさく進み副委員長の草壁はとても喜んでいたのだ

兄組も例外では無く、一緒にいられる時間が長いためとてもほのぼの出来ていた

 

 

 

 

「あ」

「「ん?」」

 

ふと家継が感じたのだ

 

「あー」

目線をツナに寄せ、名前を呼んだ

言いづらそうに言った

 

 

 

 

  リボーン帰ってくるわ

 

 

 

ツナの絶望した顔は今では笑えるが、あのときは修羅場だった

 

 

「え?やだ」

ぎゅっと抱き合うツナと京子、その後ろから恭弥がなんともいえない顔で二人の肩に手を置き、了平がさみしそうな顔で見てきた

 

「うっ・・そんな顔されても帰ってくるものは帰ってくるんだから仕方ないじゃん・・ごめんて・・・」

「そっかあ、リボーンくん帰ってきちゃうんだ・・・」

家継の手を握って寂しそうにする優子

「うん、ごめんね・・」

「いーくんが悪いんじゃ無いんだから謝んないで、これが流れだから・・」

「うん・・京子は多分明日リボーンと会うと思うから、そのまま流れに任せてね」

「家にい・・分かった・・」

 

家継は優しい顔をしていい子、となでた

 

 

きっともうすぐだから

 

 

 

 

 

 

こうして家に戻ってきたのだが・・・・

 

「・・・・」

やっぱりむすーっとしているツナ

 

 

 

「だっ・・・・ねぇにいちゃん・・・」

「・・・・早いねぇ」

 

 

近づいてくる二つの気配・・

片方は小さいく大きい、リボーンだろう、だがもう一つは昔から知っている気配だ

 

 

 

 

しばらくして玄関の開く音が聞こえ、階段を上ってくる

ガチャッと開いた扉

 

 

「お邪魔します、つーくん、家にぃ」

「「いらっしゃい、京子」」

 

にっこりと笑う京子に笑い返す2人

京子の足下にはリボーンがいた

 

「なんだ、お前ら知り合いだったのか」

「いや、知り合いも何も」

「幼なじみだよ、リボーンくん」

「ほう、京子も幼なじみだったのか」

 

 

小さい頃の話をしていると、奈々が入ってきた

 

「あら!京子ちゃん!久しぶりね!」

「議母さん、お久しぶりです。すみません、最近こちらにこれなくて・・」

「大丈夫よぉ!優子ちゃんがたまに来てくれるし、こっちこそツナがお世話になっちゃってごめんなさいねぇ」

「いえ、そんな・・」

「姉妹そろって愚息たちがお世話になってるもの、迷惑かけてない?」

「全然!むしろいろいろ助けてもらっちゃって」

「もーほんといい子ねぇ、ツナ!京子ちゃん泣かせるようなことがあったら母さんが許しませんからね!」

京子をぎゅーっと抱きしめながらツナに言った

嬉しそうに後ろに腕を回し抱きしめ返す京子を見ながら、うん、とつぶやく

んー!と抱きしめ合う二人は本当の親子のようで、もう・・と面白くなさそうなツナ

わかりやすく嫉妬するツナに家継も奈々も京子も少し笑った

 

 

「ママン?どうゆうことだ?」

「あら、リボーンちゃんは知らなかったのね、つーくんと京子ちゃんは恋人同士よ?」

「私のお姉ちゃんと家にぃもだよ!」

ねーと顔を見る2人

 

 

「ほう・・」

 

その後、奈々と京子が作ったご飯をを食べツナは京子を送りに言った

 

 

 

 

「リボーン・・」

「どうした家継」

 

ふたりでお風呂に入った後ほかほかしながら家継の部屋にいた

 

「ザンザス・・・どうしてる?」

「!?!なぜお前がそれを」

「リボーン、オレは分け合って生まれたときからマフィアのことを知ってる、ボンゴレのことも・・・リング・・おしゃぶり・・・トリニセッテのことも」

「・・・なんなんだ、おまえ・・・」

「ツナをボスにしてもべつにいい、拒否しようが受け入れようが、それはツナしだいだ」

「・・・」

「邪魔されると思った?しないよ、そんなこと・・」

 

 

しばらく目を見て、何が言いたいと問うた

 

 

「リボーン、ツナを頼んだ・・」

「・・・どういうことだ」

 

 

「いつかオレは、俺らは、ツナの前から、あの子らの前からいなくなる、その時はきっとお前もツナも理由が分かった後にだ・・」

「本当にお前は一体・・・」

「親愛なるアルコバレーノ・・・オレの弟をよろしくね・・・」

 

にこりと笑って寝転がった

 

 

 

 

 

 

ただいまーと声がした

リボーンはお帰りだぞ・・としか声をかけられず、そのまま眠りについた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・おしゃぶりで気づかない・・か・・・」

 

 

 

 

 

「何を知ってるんだ・・あいつは・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちゃくちゃくと準備は整っていく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 





もうちょいかきたかったけど浮かばない

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