魔王で世界最強!   作:銀さーーん

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第3話

ステータスプレート。自分の客観的ステータスを数値化してくれる優れもの。身分証明書にもなるらしい。成る程、いいものなんだろう。

 

だけど、今の俺には欲しくないものだ。どうか神様、エヒト様ー。俺に不良品のステータスプレートを!!

 

 

桐生快斗 17歳 男 レベル:9999

称号:超魔王

HP:18059751947

SP:99999999

ATK:999999999

DEF:999999999

INT:99999999

RES:999999999

HIT:99999999

SPD:999999999

技能:言語理解・全属性適性・全属性耐性・物理耐性・全武器適性

 

 

はい、アウトーーー!!!てか、転職教えてくれんだろうが!?

称号になってんぞ!しかもステータスが魔界風なんだが!?

 

「神のクソ野郎がぁーー!!!」

 

つい、ステータスを空の彼方へと投げてしまった。

ふぅ、いい仕事をした。

 

だが、手元にはステータスプレートがある。

 

 

「巫山戯んな!!呪いの装備か何かかこれは!?」

 

ん?ステータスプレートの技能欄に『偽装』というのが増えてる?

これは使える!!

偽装と唱えると、ステータスが1減った。

 

「……馬鹿か!?何回言わせる気だよ!!マジ使えねぇなコレ!!」

 

この世界の情報を得、金目の物を奪ってこの城からでる作戦が台無しだ!

いやいや、異世界っていったらステータス確認が出来るのがテンプレ。俺の計画が甘かった。

 

とりあえず、八つ当たりにステータスプレートを地面に叩いときにできたクレーターのことをメルト団長には謝っておこう。

 

 

と、思ったが皆んな俺を呆然とした顔で見てくる。あ、しまった!?

動揺して力加減間違えた!ここは魔界じゃないからクレーターぐらいでもヤバい出来事だった。

 

アハッ、やっちゃった。

 

 

「………アレだょ。アレ、技能を使ったらこうなったんだょ?皆んなも使ってみるといいよ、うん!」

 

 

「えっと、快斗君?……無理があると思うよ、その言い訳。」

 

 

「ハジメ。お前、俺を裏切ったな!?」

 

 

「いや、裏切りとかそんなんじゃなくてさ……。」

 

 

「分かってるよ、そんな事はさ。ただ、認めたくない現実っての誰しもあるもんじゃん?……え?ないの?まさか俺だけ?イヤイヤイヤ、まさかー。檜山君とか絶対あるでしょ!だって、好きな子に好きな男がいるんだから!しかも絶対に檜山君には振り向くことはないだろうし。…あ、天之河君もか?幼馴染だから一生一緒にいるとか勘違いしてそうだし!………いや、間違えた。アレは現実が認められないってより、現実が見れてないただの馬鹿か!」

 

 

「…………快斗君、気付いてないと思うから言うけど、今までの思ってる言葉、全部口に出てるよ。」

 

 

なんだって!?

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