3年ぶりの規制のなかったお盆。皆様はどう過ごされましたか?私は実家に帰省し3年ぶりの墓参りに行きました。コロナが流行る一年前の夏に親戚が亡くなってしまい、その一年後にはコロナの所為で規制がかかってしまい行けませんでした。昨年も同じで行けず、3年後にして漸く墓参りに行け心がスッキリしました。
とは言えまだまだ残暑が続きます。皆様も水分補給や体調管理にはお気をつけ下さい。
今回からバトルシティ編に入り早速デュエルをします。原作では各自持参した「40枚のデッキ」でした。しかし私の作品では持参した「デッキ」、つまり40枚と言う設定は無しにしようと思います。
ちょっと無理矢理だと思いますが海馬としてもオリ主が使う、自身が知らないカード達を沢山知りたいだろうっと思いこうしました。
それでも許せる方は先にお進みください。
それではどうぞ。
11話
ファァ〜、よく寝た。久しぶりぐっすり眠た気がするな。ベットから降り、カーテンを開けて朝日を差し込み時計を見るとビックリ!!あの夜から一週間近く日付が進んでいた。
俺はあれから一週間近く寝ていたのかよ!?確かに昔っから朝起きるのは苦手だったけど、ここまで寝続けるなんてことはなかったぞ!なんか軽い冬眠していた気分…。
「まぁ、考えていても仕方ない。取り敢えず顔洗って食事等済ませるか」
一旦部屋を出て顔を洗い、冷蔵庫から買っておいたパンを食べながらテレビを観る。すると気になる話題が出てきた。
『昨晩海馬コーポレーションの社長、海馬瀬人がバルトシティの開催を宣言しました』
エッ!?海馬がバトルシティ開催宣言をした!?と言うことは一週間後、バトルシティが始まるってことか。だとすればのんびりしている場合じゃない、デュエルディスクを貰いに行かなければ!食べていたパンを急いで食べ終え、服も寝巻きから私服に着替えて家を出る。
確かバトルシティ参加条件は「デュエルディスクを所持すること」そして「『レベル8』以上の実力を持つデュエリスト」の二つだったな。そしてデュエルディスクはカード専門店で売っているって言っていたな。だったらあそこしかないな。一店のカードショップに着き扉を開ける。
「おじさん、こんにちは。ここはデュエルディスク置いてありますか?」
「ん?おぉ、神山君か。その口振りからすると、君もバトルシティに参加するのかい?」
「まぁね」
ここは俺がこの世界に来て行きつけのカードショップだ。何度も来て常連になっているから店長の顔は覚えたし、向こうも俺のことを知っているはず。ここなら心配ないだろう。
「勿論デュエルディスクは置いてあるよ。でもその前に、君のデュエリストデータを調べさせてくれ。エェ〜と、神山悠也君はと…あった、あった。君のレベルは最高レベルの8つ星、文句なしおめでとう」
店長から祝いの言葉を送られデュエルディスクが入った箱が渡される。
「しかし最高レベルだなんて凄いね。流石デュエリスト
俺のレベルと成績を店長は褒め称えてくる。どうやら俺が寝ていた間に、王国でのことは世間に知れ渡っているらしい。優勝した遊戯は勿論、準優勝した俺も今や有名人らしい。まぁ何はともあれ、無事デュエルディスクを手に入れることが出来家に帰ることにした。
あっ。そう言えば俺のレアカードって何になってるんだ?海馬が知っているのだとやっぱり【青眼の白龍】かな?それとも【青眼の双爆裂龍】かな?あの時店長に俺のデータ見せてもらえばよかった。ま、いいか。デュエリスト同士では互いのデータは見れないし、当日までのお楽しみということにしておくか。
そんなことを考えていると家に着き、帰ってきて早速箱を開けデュエルディスクを取り出す。…意外に軽いな。そこそこ大きさがあるから重たいと思っていたけど。とそんなことより早く
その後説明書を読み何とか1日で使い方を覚え、デッキ調整をしながらテストを行い2日目でマスターした。物覚えの良さも偉大なるF様のお陰かな。
残った時間でデッキ調整を行い、そんなこんなで時が流れ一週間後、つまりバトルシティ開催当日が来た。
左腕にデュエルディスクを付けた大勢のデュエリスト達がゾロゾロと歩いている。ただこの町の人達全員が知っているわけじゃないみたいで、一般人達は「何の集団だ?」と不思議そうに見ている。
デュエルディスクに付いていたこのプレートの場所からスタートとのこと。そして俺のスタート地点は、この広場の時計塔の前から。如何にも目立ち易い場所からスタートなんて…。でも相手を探しに行く手間が省けそうでいいかも。
『デュリスト諸君!バトルシティへようこそ』
そんなことを考えていると、いきなり何処からともなく海馬の声が周りに響き渡る。周りの連中は何処にいるのかとキョロキョロと辺りを見渡す。
すると足元に大きな影が現れる。見上げると上空に飛行船がおり、その下に付いている大きなモニターに海馬の姿が映し出されていた。
『今から大会ルールを説明する。今日この街に集まった参加は、海馬コーポレーションが認定したレベル5以上のデュエリスト達だ。諸君らの手にあるデュエルディスク、それがその証だ』
『大会の舞台はこの童実野町全域。街の何処であろうとデュエリストが対峙した時、そこはデュエルの舞台となるのだ。デュエリストは各自持参したデッキを使い、負けた者は勝者にレアカードを一枚差し出さなくてならない。このバトルシティでは勝ち続けた者がよりデッキを強化していくことが出来るのだ!』
アンティルール。勝負で勝った者が相手のデッキから最も価値のあるレアカードを1枚奪うことが出来る。勝者は得だが、敗北者は大切なカードを失うと言うかなり悪質なルールだと思う。後に公式で禁止されるのがよく分かる。
『そのバトルロイヤル方式を勝ち残った8名のみが、決勝に進むことが出来る。さて決勝戦の場所だが、それはこの街の何処かに隠されている。フフ、俺も諸君らと同じ条件でこの大会に臨むつもりだ。よって決勝戦の場所は俺さえ知らない』
海馬も知らないと言うことに参加者達は不満気な声を上げる。確かに開催者本人が知らないのはどうかと思うが、それはアイツの言う『デュエリストとしての
『スタート地点を示した透明プレートを見るがいい。そのプレートはパズルカード、カードを重ね合わせるとドミノ町の地図が完成するようになっている。このパズルカードには特別なプリズム加工がしてあり、6枚重ねることによって地図全体が出現し、プレートの一点に光が灯る。その場所が決勝の舞台だ!そしてデュエルはもう一つ、パズルカードを賭けて勝負する。未知なる決勝の場所には6枚のパズルカードを手にした者のみが辿り着くことが出来るのだ!』
つまりレアカードとパズルカードを賭けたサバイバルゲームって言ったところかな。
『さぁ、バトルシティの始まりだ。デュエリスト共よ、この町に潜む敵を探しに行くがいい!』
海馬の宣言と共にデュエリスト達が騒ぎだす。本当に元気な人達。
さて俺の最初の相手は誰にしようかなぁと考えていると、ある男が目に入った。
喫茶店でコーヒーを飲みながらパソコンを操作している白い髪で黒いマントを羽織っている見るからに怪しさ全開の男。
あいつって確か【エクゾディア】を使って城之内の【真紅眼の黒竜】を奪ったグールズのレアハンターだったな。
でもあいつはボスのマリク曰く「グールズの中で最弱だ」って言ったし、腕試しにあいつから行っておくか。
「ちょっとゴメンなさいよ」
「ん?なんだ貴様…」
「俺とデュエルしろ」
「ふん。貴様如きを相手にしている暇は私にはないのだ」
あれあれ?今そのパソコンで参加者リスト見てたんだよね。そこにはデュリストレベルとレアカードが提示されている筈なんだけど、何で俺のことを知らないの?それとも俺のところにはまだ目を通りしていないだけなのか。まぁそんなことはどうでもいい。
「おや、いいのか?俺に勝てば、このレアカードをあげるんだけど」
俺が見せたのは【ラビードラゴン】と言う攻撃力『2950』のモンスター。僅かに【青眼の白龍】には及ばないが、それでもそれに次ぐ攻撃力。この時代は攻撃力が全てと思っている奴が多数いるからこのカードもかなりのレアカードになるはず。
そして案の定レアハンターは【ラビードラゴン】の攻撃力を見るやいやな目つきが変わった。
「さらにはこのカードも賭けようかなぁ」
俺はさらに【エメラルドドラゴン】を見せる。このカードも今はかなりのレアカードみたいだからな、見逃す筈もない。そして案の定、レアハンターはニヤリと笑う。
「いいだろう。貴様とのデュエル受けてたとう!」
やっぱり単純な奴だ。あいつのデッキは手札に【エクゾディア】を揃えるために、守備力が高いモンスターが多い「守り」重視のデッキ。だったら今回はこのデッキにしよう。
「フフフ、いいだろう。貴様とのデュエル受けてやる。私に勝負を挑んだことを後悔させてやろう。そして貴様のレアカードを頂く」
「後悔するのはどっちかな?」
デュエルディスクから小型の機械が飛び出し、左右にへと展開し準備完了。俺のバトルシティでの最初の戦いが始まった。
『デュエル!』
悠也
LP4000
レアハンター
LP4000
「先行は俺がもらう、ドロー!俺は【暗黒界の騎士ズール】を攻撃表示で召喚!」
フィールド上に一本の大剣を持ち、マントを靡かせ、胸に青いクリスタルが付いている二本角の悪魔が現れる。
【暗黒界の騎士ズール】
通常モンスター
☆4
闇属性/悪魔族
ATK1800
DEF1500
「さらにリバースカードを3枚セットしてターンエンド」
悠也
LP4000
手札2枚
モンスター
【暗黒界の騎士ズール】
ATK1800
魔法・罠
伏せ×3
「あっ!テメェ!」
ターンを終了させた直後に突然大きな声が聴こてたので振り向くと、城之内がおり何やら睨んでいた。
「何でお前がソイツとデュエルしてるんだよ!」
「何でって、俺がコイツにデュエルを申し込んだからに決まってるだろ。何か問題でもあるか?」
「大ありだ!!そいつは俺が倒すんだ!変われ!!」
「一度始めたからには中断させることは出来ない。俺達のデュエルが終わるまでそこで大人しくしていろ、凡骨君」
「何だとテメェ!!「城之内君、どうしたの?」っあ、遊戯」
城之内と歪みあってあるところに遊戯が来て、城之内は自分とレアハンターに何があったのか事情を話しだす。
遊戯が来てあの
「少々邪魔が入ってしまったが、俺のターンは終了した。そっちのターンからだ」
「では私のターン、ドロー。フフフ、魔法カード【天使の施し】を発動!デッキからカードを3枚引き、2枚捨てる。魔法カード【強欲な壺】を発動!デッキから更に2枚ドローする。そしてモンスターを守備表示。私はこれでターンエンドだ」
レアハンター
LP4000
手札6枚
モンスター
裏守備×1
魔法・罠
なし
やはり攻撃はしてこないか。だが1ターン目でここまで手札を増やすとは。【天使の施し】に加え【強欲な壺】まで使ったから、既に【エクゾディア】パーツが少なくとも3枚はあるはず。早いところ片をつけないとこっちが敗北してしまう。
「俺のターン、ドロー!俺は【暗黒界の騎士ズール】を生贄に【暗黒界の軍神シルバ】を召喚」
【ズール】の身体が黒い光に包まれると、黒くて両腕に鎌みたいな武器を付けているモンスター、【暗黒界の軍神シルバ】にへと変貌した。
【暗黒界の軍神シルバ】
効果モンスター
☆5
闇属性/悪魔族
ATK2300
DEF1400
「【シルバ】で、守備モンスターに攻撃!」
【シルバ】の両腕の刃が奴のセットモンスターを真っ二つに切り裂かれ、姿が顕となる。セットモンスターは【岩石の巨兵】だった。こちらの方が勝っていたのでそのまま破壊される。
【岩石の巨兵】
通常モンスター
☆3
地属性/岩石族
ATK1300
DEF2000
「さらにカードを1枚伏せターン終了だ」
悠也
LP4000
手札1枚
モンスター
【暗黒界の軍師シルバ】
ATK2300
魔法・罠
伏せ×4
「フフフフ、ハーハハハハハ!ターン終了を宣言したな!貴様はこのターンで終わりだ!」
レアハンターは俺のターンエンド宣言と共に高笑いをし、俺の敗北を宣言する。
もう既に【エクゾディア】が4枚あるのか!?そしてこのターン引くのが最後のパーツカードってことかよ!?俺は初戦で敗北するのか……な〜んてね。
「私のターン、ドr「この瞬間リバースカード発動!」な、何!?」
「罠カード【魔のデッキ破壊ウィルス】!」
「ウ、ウィルスカードだと!」
「そうだ。このカードは俺のフィールドの攻撃力2000以上の闇属性モンスターを1体を生贄にして発動。相手の手札及びフィールド上の攻撃力1500以下のモンスター全てを破壊する。俺は【シルバ】を生贄に捧げる」
その発言と同時に【シルバ】の身体が黄色く変色していき粒子となり、レアハンターの周りを囲む。
俺が【暗黒界デッキ】を選んだ最大の理由はこれだ!相手のデッキは【エクゾディア】のパーツカードをはじめ、攻撃力が1500以下のモンスターばかり。魔のデッキ破壊ウィルスが入っているこのデッキにしたのだ。最初は闇属性が中心のデッキでもいいと思ったのだが、攻撃力2000以上の闇属性モンスターを手っ取り早く展開するならこのデッキが一番。
するとレアハンターの手札の6枚の内、5枚から黄色い煙が上がっているのを確認出来た。
「こ、これは!?」
「ウィルスに感染したんだ。じゃあ効果でお前の手札を確認させてもらおうか」
レアハンターは顔を歪めて手札を公開した。6枚の手札には【封印されし者の左足】、【封印されし者の右腕】、【封印されし者の右足】、【封印されし者の左腕】の四枚のパーツカードがあり、後2枚は【ホーリーエルフ】と【光の護封剣】だった。
「フン、ウィルス効果でその4枚のパーツカードと【ホーリーエルフ】を捨ててもらおうか」
レアハンターは顔を歪め5枚を墓地にへと送る。
「一応言っておくがウィルス効果はこれで終わりじゃない。今から3ターンの間、お前がドローした時そのカードを確認し、それが攻撃力1500以下のモンスターだった場合、そのカードは墓地に送られるからな」
奴の切り札である【エクゾディア】は手札に5枚揃って勝利するカード。しかしパーツカードは全て攻撃力1500以下。つまり三ターンの間は墓地から回収しない限り揃うことはない。まぁ三ターン凌げば何とかなるだろうが、奴のデッキには【エクゾディア】含めて攻撃1500以下のモンスターだけしかいないはずだから無理だろうけど。
「攻撃力1500以下のモンスターを破壊する。海馬の野郎が持ってるウィルスカードとは逆の効果か…」
「さらに3ターンの間、奴は攻撃力1500以下のモンスターをドローしても墓地に送られる。【エクゾディア】デッキからすれば正に相性最悪のカードだ」
遊戯と城之内は俺の使ったウィルスカードの効果にそれぞれ感想を述べる。王国では遊戯も海馬のウィルスコンボで苦戦させられているし、城之内もそれを見ていたからな。
ウィルスカードは強力なカードであることが改めて実感させられたのだろう。
「如何したの?お前のターンだ。早くカードをドローしてよ」
「わ、私のターン、ドローカード…」
「ウィルス効果で、今ドローしたカードを見せてもらうぞ」
「クッ」
ドローしたカードは【封印されしエクゾディア】だった。
「そのカードは攻撃力1000。よって墓地に送ってもらう」
レアハンターは今ドローたカードを捨てた。これで手札にあるのは【光の護封剣】だけとなった。
「…私は魔法カード【光の護封剣】を発動!これで3ターンの間貴様の攻撃を封じる。ターンエンドだ」
「おっとお前のターン終了の前に、こちらの伏せカードを発動させる。速攻魔法【暗黒界に続く結界通路】!墓地から【暗黒界】と名のつくモンスター1体を特殊召喚させる。よって【シルバ】復活!」
デュエルディスクの墓地の部分から黒い靄が飛び出すと、中から【シルバ】が飛び出しフィールドに舞い戻ってきた。
レアハンター
LP4000
手札0枚
モンスター
なし
魔法・罠
【光の護封剣】
【光の護封剣】のお陰で少なくとも3ターンは攻撃をしのげると思っているだろうが甘いな。
「俺のターン、ドロー。…如何やらこのターンで蹴りが付きそうだ」
「な、何を言う!貴様は【光の護封剣】で3ターンの間モンスターでの攻撃はできないはずだ」
確かに【光の護封剣】がある間は俺はモンスターで攻撃できない。【光の護封剣】がある
「俺はフィールド魔法【暗黒界の門】を発動!」
ディスクの一番右端のフィールド魔法カードゾーンにセットすること、俺の後ろに石で出来た巨大な扉が現れる。
「このカードは、フィールドにいる悪魔族モンスターの攻撃力を300ポイントアップさせる」
【暗黒界の軍神シルバ】
ATK2300→2600
「だ、だが如何に攻撃力を上げたとしても【光の護封剣】がある限り、貴様は3ターンの間攻撃は出来ん!」
「それはどうかな。罠カード発動!【闇のデッキ破壊ウィルス】!」
「何!?またウィルスカードだと!?」
「そう。そして今度は自分フィールドの攻撃力2500以上の闇属性モンスターを1体生贄にして発動。魔法もしくは罠のどちらかを選択して選択した方をすべて破壊する。当然俺が選ぶのは…魔法カードだ!」
その宣言とともに【シルバ】が今度は紫色に変色し粒子になると、囲っていた【光の護封剣】が煙を上げながら溶けだし消滅した。
「そして例の如く相手は3ターンの間、ドローしたカードが魔法ならば墓地に送る。これでお前は3ターンの間、攻撃力1500以下のモンスターと魔法は使えなくなった」
奴のデッキは殆ど攻撃力1500以下と魔法カードで構成されていたはず。だからこのウィルスコンボは物凄く相性がいいのだ。
「さらに【暗黒界の門】のもう一つの効果。1ターンに1度、自分の墓地の悪魔族モンスター1体をゲームから除外、つまりゲームから取り除くことで手札から悪魔族モンスター1体を捨てる。その後デッキから1枚カードをドロー出来る。墓地の【暗黒界の軍神シルバ】を除外して手札から【暗黒界の武神ゴルド】を捨てる。そしてカードを1枚ドローする」
半透明な【シルバ】の姿が現れると、門の扉が開き【シルバ】はその中にへと吸い込まれ、扉は閉じられる。
「そして今墓地に送られた【ゴルド】の効果発動!このカードがカード効果で手札から墓地に捨てられた時、自分フィールドに特殊召喚する。出でよ、【ゴルド】!」
フィールドに斧を持った【シルバ】とは対等の黒と金が特徴の悪魔が現れた。
【暗黒界の武神ゴルド】
効果モンスター
☆5
闇属性/悪魔族
ATK2300
DEF1400
「馬鹿な!5星モンスターを一瞬して召喚しただと」
「さらに【暗黒界の門】の効果で、攻撃力が300ポイントアップする!」
【暗黒界の軍武神ゴルド】
ATK2300→2600
「ッ!し、しかし、そのモンスターの攻撃力では私のLPを削り切ることは出来ん」
「いや、残らないよ。リバースカードオープン、罠カード【闇次元の解放】発動!このカードはゲームから除外されている自分の闇属性モンスター1体を選択し、そのモンスターを特殊召喚する。俺が選ぶのは、さっき除外された【暗黒界の軍神シルバ】だ!」
フィールド上空に穴が開き、その中から【シルバ】が三度現れ【ゴルド】の隣に立つ。
「そしてフィールド魔法の効果に適応しパワーアップ!」
【暗黒界の軍神シルバ】
ATK2300→2600
「あぁ……あぁ…」
手札0、リバースカードも無し。この時代には墓地から発動するカードは殆どない。もはや相手にはなす術がないな、終わったな。
「先ずは【シルバ】でダイレクトアタック!」
【シルバ】が両腕の刃を振ると斬撃が飛び出しレアハンターの身体を斬り裂く。
レアハンター
LP4000→1400
「クゥ…」
「ではフィナーレと行こう。【暗黒の武神ゴルド】最後の一撃を食らわせてやれ!」
【ゴルド】が持っていた斧を振り上げ勢いよく振り下ろすと、黄金の斬撃が放たれレア・ハンターを斬り裂いた。
「ウワァーーーーー!!」
レア・ハンター
LP1400→0
吹き飛ばされたレアハンターはその場で倒れ動かなくなった。失神したかな?しかし呆気ない幕だったな。まぁデッキの相性もそうだけどボスのマリク曰くこの男は「グルーズの中で最弱の男」だって言うし。まぁ、コテ試し程度には丁度良かったかな。
「さてと、じゃあルールでお前のレアカードとパズルカードを一枚ずつ貰うぞ」
デッキを取り中身を確認すると【エクゾディア】パーツ以外では守備力が高い通常モンスターが殆どで、後は手札を補充する魔法カードが数枚入っているだけ。どう見ても素人のデッキにしか見えない。
「ちっ、ロクなカードがないじゃないか。……ん?」
カードを見ていくとその中に【真紅眼の黒竜】が1枚混じっていた。城之内から奪ったカードだというのは直ぐにわかった。
しかしハンターだったら、デッキに入れないでそのまま持っていればいいのに何故デッキに入れているんだ?それに、どう考えてもこのデッキに【真紅眼の黒竜】を入れるには無理があると思うんだが…。
「ほらよ」
俺は【真紅眼の黒竜】のカードを
「それは元々そのカードはお前の物だろ?だったらくれてやる。それに元々俺には必要ないカードだしな」
「神山君、もしかして城之内の【レッドアイズ】を取り返すために…」
「さぁね。俺はただいいカモがいたから準備体操がてら勝負しただけのことだ」
レアハンターは負けたことにかなりのショックを受けているようで「私が…負けた…」と倒れたままブツブツ言っている。
これ以上は見るに堪えないのでパズルカードだけ貰ってその場を去ろうとした時、突然頭を抱えて怯えるように叫び出した。そしてその額に千年アイテムの紋様が浮かび上がり遊戯と話をし始めた。変なことに関わりたくないのでさっさと行こうとしたら腕を掴まれる。
「何だ?俺はお前達は特に関係はないはずだが…」
『君が神山悠也だな。噂は聞いているよ、デュエリストキングダムで準優勝し、更に【青眼の白龍】を所持している男だと』
ッ!?何で俺が【青眼の白龍】を所持していることまで知ってんだ!?俺のデータに載っていたレアカードがそれだったのか?それともマリクが持つ「千年ロッド」の力で誰かから知ったか?
『海馬瀬人しか持っていないはずの【青眼の白龍】を何故君が持っているのか知らないけど関係ない。我等グールズを敵に回したことを後悔するがいい』
「…面白い。どう後悔させてくれるのか楽しみだ。ところで、いつまでその薄汚い手で触れてんだよォ…」
力づくで腕を払い除け、闇のオーラを纏わせた拳をレアハンターの土手っ腹に打ち込む。するとレアハンターの額に浮かんでいた千年アイテムの紋様は消え、身体は糸切れたようにその場で崩れ落ちる。
これでパズルカードは2枚となった、後4枚だ。しかし「敵に回したことを後悔しろ」だとォ?…それはこっちのセリフだ。上等、この俺を敵に回すとどうなるか、想い知らせてやる!
更に闇の力を使って町全体の気配を見渡しある人物を見つけた。そして「
アニメで遊戯が【エクゾディア】使いのレアハンターのデッキの中を見た時に、遊戯も使っている【バフォメット】のカードが入っていたのが見えました。でも【バフォメット】は星5のモンスターなのでリリースしなきゃ場に出せません。何でデッキに入れたのか不思議でしょうがないです。
城之内と戦った時に一番最初に出したモンスターは【バフォメット】の攻守のステータスは同じだったから、そっちの方が良かったと思うのですが(星4で直ぐ出せるし)。
そして次回は、あの神のカードを使っていたレアハンターと戦います。
それでは次回までデュエルスタンバイ!…なんちゃって。