闇を司る転生者   作:アニメ大好き

3 / 20
大変遅くなりました。
BLEACHの方を先に終わらせようとしたのですが、GW明けに体調を拗らせて約一週間苦しみました。寝るのにも咳が出て寝れなかったのだ休めた感じがしませんでした。
だから先に仕上がっていたこっちを投稿してします。

今回やっとデュエルシーンがあります。上手くできているかわかりませんが、可笑しな点があればお願いします。
それではどうぞ。


2話

あのバーガーショップの出来事からさらに時は流れ、俺は大会に出場して元々持っていたデッキを幾つか持ってきて、順調に勝ち進んでいき決勝戦まで上り詰めた。

 

でも相手も相手だ。通常モンスターばっかりで効果モンスターを出してこない。その上元々の攻撃力だけに目を取られている奴が多い。思い返してみれば……

 

『俺は【女剣士カナン】を召喚!どうだ、攻撃力1400だぞ。』

 

『……俺のターン。俺は【アレキサンドライドドラゴン】を召喚』

 

『こ、攻撃力2000だと!?そんなバカな…』

 

……とまぁこんな感じだったからねェ〜。

攻撃力2000は確かに高い方に分類されるけどそんなにビビる事かな?それに攻撃力1400のモンスターで勝った気になるのもどうかと思う。まぁ時代が時代だからしょうがないかもしれないけどさぁ。魔法カードで強化させたりとか、罠カードとかで対処させるとか色々あると思うんだけど……まぁいいや。

 

そういえばこの大会って城之内も出場してたんだっけ。確かベスト8までいったと言っていたな、地区予選だけど。

デュエル経験はあるけど素人と程同じくらいだった奴がベスト8までいけたとは…。地区予選だけど正直凄いと思うよ。いや本当に凄いのはそれを教え鍛え上げた遊戯のお爺さんか。

 

そんなこんなでいよいよ全国大会の優勝決勝戦が始まる。相手は誰かなぁ〜。

 

『レッツ全国一千万! デュエルモンスターズファンの皆様、いよいよトーナメント優勝決定戦が行われようとしています! 全国の地区予選から選び抜かれた200人のデュエリストの頂点に立つのは果たして誰か! さぁ! 選手入場です!』

 

『 東日本代表、圧倒的な差で相手を倒してきた神山悠也選手!』

 

『そして同じく東日本代表、インセクター羽蛾選手!』

 

インセクター羽蛾か。……まぁ予想はしていたけどね。

あいつは本来ならこの後の全国の決勝戦で竜崎と戦い勝利して優勝者するんだったよな。

でもあいつは勝つためならどんな卑怯な手でも使う奴だ。遊戯のエクゾディアのカードを全てを海に投げ捨てたからな。でもその後すぐに遊戯に負けて強制送還され、バトルシティでは、人を使って城之内のデッキに小細工をしてピンチに追いやったな。まぁ結局敗北したけど。

 

もしかしてあの時竜崎に勝ったのも何かしらの姑息な手を使ったんじゃないかと思えてきた。

 

「ヒョヒョヒョ。君みたいな奴が決勝まで来れるなんて凄いねェ。でも相手が悪かったね。このデュエル僕が勝たせてもらうよ」

 

おっとっと。今はこっちに集中しないとな。

 

『両選手準備はいいかな?それではデュエル開始!』

 

『デュエル!』

 

悠也

LP2000

 

羽蛾

LP2000

 

 

「先行はもらうね、僕のターン。僕は【ギロチン・クワガタ】を召喚だ」

 

ギロチン・クワガタ

通常モンスター

☆4

風属性/昆虫族

ATK1700

DEF1000

 

 

『おぉと、羽蛾選手いきなり攻撃力1700のモンスターを出してきたぞ。悠也選手ピンチか?』

 

「さらに魔法カード【火器付機甲鎧】を装備させる。これで攻撃力700ポイントアップだ」

 

 

ギロチン・クワガタ

ATK1700→2400

 

 

『なんと羽蛾選手、魔法カードでモンスターを強化した!タダでさえ強力なモンスターが魔法カードでさらに強力になった!!さぁ、どうする悠也選手!』

 

「ヒョッヒョッヒョ、どうだい?降参するなら今のうちだぞ。ターンエンドだ」

 

 

羽蛾

LP2000

手札4

・モンスター

【ギロチン・クワガタ】

ATK2400

・魔法・罠

【火器付機甲鎧】装備中

 

 

確かに実況者の言う通り攻撃力2400のモンスターは強力だ。それは認める。だが攻略方法が全く無いわけではない。

 

「俺ターン、ドロー。俺はモンスターを守備で出してカードを1枚伏せてターンエンド」

 

 

悠也

LP2000

手札4枚

・モンスター

裏守備×1

・魔法・罠

伏せ×1枚

 

 

「そんなんで僕のインセクト軍団に勝てると思うなよ。僕のターン。ヒョヒョいいカードを引いたよ。僕は【女帝カマキリ】を召喚」

 

 

女帝カマキリ

通常モンスター

☆6

風属性/昆虫族

ATK2200

DEF1400

 

 

『羽賀選手、さらに強力なモンスターを出してきた。悠也選手絶体絶命かァ!』

 

攻撃力2000を超えるモンスターが2体。確かに普通の奴ならここで諦めるかもしれないーーだが俺は()()じゃないからな。

 

「そして【女帝カマキリ】で君のモンスターに攻撃だ!」

 

蜂の女王みたいな格好をしたモンスターが鋭い鎌で俺のセットモンスターを真っ二つにした。俺のモンスターは【シャイン・エンジェル】。守備力は800のため破壊される。

 

 

シャイン・エンジェル

効果モンスター

☆4

光属性/天使族

ATK1400

DEF800

 

 

「戦闘で破壊された【シャイン・エンジェル】の効果発動。デッキから攻撃力1500以下のモンスターを一体、攻撃表示で特殊召喚する事ができる。【ハネクリボー】を特殊召喚する」

 

「クリクリ」

 

ハネクリボー

効果モンスター

☆1

光属性/天使族

ATK300

DEF200

 

【クリボー】と言う茶色の毛に覆われた毛玉みたいなモンスターに小さい天使の羽が付いている【クリボー】、【ハネクリボー】が場に現れる。

 

すると会場から「可愛い!!」と女性と思われる声が複数に聞こえる。確かにクリボーは他のモンスターと違くて可愛いから女性からの人気も高いだろう、正にこの時代のマスコットモンスターと言っても過言ではない。

それに小さい天使の羽が付いているのだから可愛いさ倍増だろう。俺も正直可愛いと思う。

 

…俺は可愛い物が好きなんだよ!闇の力を持っている奴が可愛い物が好きで悪いか!!えぇ!!

 

「ほぉ、羽が生えた【クリボー】なんて珍しいカード持ってるね。でもたったの攻撃力300のモンスターを出すなんて勝負を捨てる様なもんだな。ヒョヒョヒョ。そんなに負けたいのなら望み通りにしてやる行け【ギロチン・クワガタ】、その羽の生えた【クリボー】に攻撃だ!」

 

頭にあるノコギリのようなハサミでハネクリボー目掛けて突撃してきた。ハネクリボーは怯えて体をブルブル震わせている。本当に可愛いなァ。だが【ハネクリボー】よ、怯える必要はない。何故なら……

 

「今()()と言ったな。この瞬間速攻魔法【進化する翼】を発動!」

 

「な、何!?」

 

「その効果で場の【ハネクリボー】と手札2枚を墓地へ送りデッキから【ハネクリボーLV10】を特殊召喚する」

 

手札からカードを2枚墓地へ捨てると【ハネクリボー】が突如強い光を放ちながら光りだした。そしてその場には先程のような幼さとはと裏腹に羽が大きくなり、ドラゴンのような鎧を纏い可愛いさに、さらに格好良さも兼ね備えて成長したクリボーがいた。

 

 

ハネクリボーLV10

効果モンスター

☆10

光属性/天使族

ATK300

DEF200

 

 

 

「な、なんだぁ。姿が変わったと言っても攻撃力は変わらないじゃないか。所詮見かけだおしって事か。そんなモンスター僕のインセクトモンスターで粉砕してやる」

 

「確かに攻撃力に変化はないがその効果は強力だ。【ハネクリボーLV10】の効果発動!表側表示のこのカードを生贄にする事によって相手の攻撃表示モンスターを全て破壊する。その身を犠牲にして、やれ!」

 

「な、何!?」

 

『クゥーリー!!』

 

【ハネクリボーLV10】の体から強い光が放たれて相手の全てのモンスターを包み込み破壊する。

そして【ハネクリボーLV10】も消滅する。効果とは言えあの可愛い【ハネクリボー】を犠牲にするのはやっぱりなんか心が痛むな。

 

「ぼ、僕のモンスターが…全滅…」

 

「さらに破壊されたモンスターの攻撃力の合計分のダメージを与える。つまり2200と2400の合計、4600のダメージを受けてもらう」

 

「そ、そんな!ギィヤーー!!」

 

 

羽蛾

LP2000→0

 

 

『決まったァァァ!!この瞬間優勝は悠也選手に決定いたしました!!』

 

羽蛾は放心状態になっていた。自慢のモンスターを一掃された上にこの攻撃力が高いせいで負けただ。ショックがデカイのだろう。だがこのままでは終わらせないぞ。

 

「お前に一つ言っておくわ。俺ね、この世で一番嫌いなもの。それは……虫なの」

 

追い討ちをかけるようだが、事実俺は虫が大が付くほど嫌いだ。それだけ言うと俺はその場を後にして降りる。

 

『優勝者の悠也選手には優勝トロフィーと賞金が授与されます! プレゼンターはデュエルモンスターズの生みの親にしてインダストリアルイリュージョン社の名誉会長! さらには天才ゲームデザイナーであるペガサス・J・クロフォード!』

 

来たな。デュエルモンスターズの生みの親、そしてこれから始まる王国編のボスにして遊戯が大会に出場する元凶となった者。

 

「コングラッチュレーション、悠也ボーイ素晴らしいデュエルでした」

 

髪で隠れている左目のミレニアムアイから俺の心を読もうとしているのかな?だがそれは無駄な事。俺にはそんなオモチャなんかよりもっと凄い闇を纏っているのだから。

 

「はい、ありがとうございます」

 

ここは素直にお礼を言っておこう。変に事欠いて揉め事起こしたくないし。お礼を言い終わるとペガサスは一瞬目を見開いた。多分俺の心が読めなかったのだろうな。それで動揺してしまったんだろう。

だがすぐに表情を元に戻して語り掛ける。

 

「ユーには近々我が社で開催するイベントに無条件で参加してもらうよ」

 

遊戯にとって、いや闇遊戯ことアテムにとって最初の試練になり、そして自分の記憶を取り戻すための戦いの幕開けとなる大会。元々その大会に出る予定だったので好都合だな。

 

「それと、ユーとは一度ゆっくりと話をしたいと思ってマース」

 

「それについては大歓迎ですよ。私でよければ」

 

俺はそれだけ言うとその場を後たする。俺にとっても最初の大きなイベントだ。色んな強者が集う、楽しみでしょうがない。早く大会当日にならないかな…。




羽蛾が好きな人っているのかな?因みに私は嫌いです。
何故なら人のカードを海にへとポイっと捨てるし、他人を使って対戦相手のデッキに小細工をしたりと卑怯な手を使うからです。
更に言うなら個人的に虫が嫌いだからです。(つまり作者も虫嫌い)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。