出会って5秒で・・・   作:朝昼晩御飯

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投稿初めて、しかも不定期。そして駄文。
面白くない独りよがりの小説どうかよろしくお願いします。







ユーリprpr


ハジマリ

 

 

 

 

 

 

「ハーイ!皆さんはじめまして!!」

 

 

そうやって元気に舞台から飛び出してきたのは、自称美少女魔術師の魅音という女だった。

 

 

「これから体験していただくプログラムについて素敵なイリュージョンを交えてご説明しますので、後ろの方にいる人!もっと前に来てかぶりついてご覧くださいませ!」

 

 

周りとの温度差に気づいていないのか、俺達とは違ってハイテンションで説明していく魅音。

 

 

「ここに来る前の最後の記憶も少しずつ思い出してきているはず、そう、貴方達はすでに外では死んだことになっています!」

 

 

俺達が未だにこの状況を整理することが出来ないというのに、魅音はお構い無しという感じで気ままに説明を続けていく。

 

 

「家族や友人が心配して探しているという事もないですし、戸籍がない以上当然ですが人権もなく我々の提示する指示やルールに従ってもらいます。」

 

 

 

 

だがそれも束の間、嫌が応にも整理し理解しなければいけなかった。

 

 

「まずは以下のことを踏まえた上で、言うことをよく聞いてくださいね♥」

 

 

 

 

魅音が、そして二つめ!、と元気よく続きの説明しようとした時だった、俺達の中の男ひとりが魅音のいるステージに上がったのは。

 

 

 

 

 

「オネェちゃんもういいや、その位にしてさこの悪ふざけの責任者呼んでくれる?」

 

 

その男の人相はいかにも悪く、明らかに気質のものではなかった。だって顔に大きな切り傷あるし。

 

そんな強面の男がステージに上がったというのに、魅音は戸惑ったり、慌てふためくようなことはしなかった。

いやむしろ笑顔でそれを受け入れ、

 

 

「お手伝いの立候補ありがとうございまーす♥」

 

 

などとのたまった。

 

 

「ではこの勇敢なる彼に手伝ってもらい、とっておきのイリュージョンをお見せしましょう!」

 

 

そこから展開は早かった。

男はそんな魅音の態度に腹が立ちすぐさま手を上げようとして魅音に肉薄した。

 

 

 

 

ドン!!!!!!!!ドゴォン!!!!!!!!

 

 

 

 

「「「「「!!!!!????」」」」」」

 

 

 

 

一瞬だった。男の胸を大きく風穴を空けて吹き飛んでいったのは。

 

 

 

「ハイッ!人体貫通マジック、大成功♥」

 

 

 

満足!みたいな顔した魅音がニンマリとした笑顔でこちらを向きジャーンなどと言った。

 

 

 

キャァァァァァァア!!!

 

 

そこからこの状況をようやく理解した俺たちの中の誰かが大きく悲鳴をあげた。

 

 

 

「さて皆さん!話を戻しますが、見たとおり私には―」

 

 

 

 

 

 

「「手を大砲にする能力」があります!」

 

 

 

 

 

 

「そして実はここにいる全員に同じような「能力」を与えました!」

 

 

 

魅音が言った通り、手から肘にかけて大砲が出現していた。あれが能力ということか。

 

 

 

「つまり貴方達には「能力の実験モニター」としてこれこら様々なプログラムにさんかしていただくというわけです!」

 

 

 

俺達はステージに死体として存在している強面の男にはもう意識はいっていなかった。

 

ただ魅音の言葉一つ一つに集中していた。

 

魅音はそんな俺たちに満足して悪い笑顔を浮かべる。

 

 

 

 

 

「では続いて基本的なルールと最初のプログラムについて説明を始めます!」

 

 

 

 

こうしてこのゲームは始まったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

##################

 

 

 

 

 

 

 

 

実の所言うと、俺 地染 玄四郎はこの状況に興奮していた。

 

 

なんだよ、最高に楽しそうで面白そうじゃん!

 

 

心の中でニヤニヤしていたのが、顔に出そうになるのを我慢しながら魅音の説明を頑張って聞いていた。

 

そして説明を聞くうちに興奮はより一層上がっていく。

 

人ひとりが死んでいるこの状況。大人数を集めた大規模なプログラム、そして何を隠そう一番の興奮ポイント。

 

 

「能力」なんていう超楽しそうな代物。

 

 

これで興奮しないわけがなかった。

いや、この部屋に連れてこられたあたりから何が起こるかなってドキドキしながら興奮していたんだけどな。

 

 

ヤバイ。ニヤニヤしちゃうのがバレちゃう。

 

 

落ち着け俺。平常心平常心。ここでニヤニヤしたのがバレたらこの異常な状況に興奮しているキチ〇イに見られる。

それだけは避けなければ。

 

というか皆よくこの状況でニヤニヤしないのな。

どのみち戸籍とか人権がなくて、「外」ではもう死んだ扱いなんだからこの状況を目一杯楽しめば良いのに。

 

 

ほら今質問したインナー下着姿のお姉ちゃんみたいに簡単に割り切ればいいのに。

 

 

 

まぁ普通の人はそんな簡単に割り切れないか。

 

 

 

 

おぉ、てかいい具合にバイオレンスな発言してるな魅音ってやつ。しかも理不尽。私がイラッとしたら誰かに風穴開くって。あいつ相当ヤバイやつだよな。

 

 

どのみち死んだ扱いになってんだから簡単に殺されるし、こんな実験みたいなゲームにも参加させられる。

 

 

今、金髪巨乳の美少女が質問した、なんで俺達が選ばれたのか。

 

 

 

 

俺達が選ばれたのに理由も意味もなく、ただ俺達が「選ばれた」。

 

 

 

 

明らかな時の運。たまたま運が悪かっただけ。

 

 

 

 

他の人は最悪だ、とか。不幸だ、とか。訳もわからないかもしれないけど。

 

 

 

俺にとってこれは。このゲームは一種の救いだったのだ。

 




次回予告



「怪物」
地染 玄四郎さん

あなたの能力は

「すべてのものを ――― する能力」

です。
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