敵(ヴィラン)の名はギルガメッシュ!   作:ドライヤー

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遅れてしまって申し訳ございません。

実はとあるゲームにハマってまして…



今回はオールマイト視点から始まります。

久しぶりだから文章支離滅裂かもしれないぜ★


ではどうぞ


真夏の海part3

「暑いな…」

 

今日は7月10日、私はとある人物から招待状が届いたので指定された場所へと向かっていた。その場所とは最近、僅か1ヶ月程度で建てられたと言われる高級ホテルの極一部の人間しか入れないらしいVIPルームの招待状だ。このホテルは謎が多く、メディアでは様々な憶測が飛び交っている。誰が建てたのか?ほぼ絶滅したとされる極道が建てたのでは?投資したのは金を無尽蔵に生み出せる敵(ヴィラン)だ、など数えればきりがない程だ。

 

とまあこのホテルは謎に包まれているわけだが…私はこの人物の正体を知っている。私はこの噂を耳にした時から既にだ。その時はまだ恐らくこいつであろう、ぐらいだったのだが招待状を読んだ瞬間に私の推測は当たっていたのだと確信した。

 

 

「7月10日予定を空けておけ俊典。受付にはオールマイトでだ。拒否権はない。万が一来ないのであれば…わかっているのだろうな?フハハハハハ!」

 

 

名前は書かれていなかったのだが私はすぐに分かったのだ。私のトゥルーフォームを知っている人物はそう多くないし。てか誰にでも分かるでしょ?こっちの予定も気にしないで一方的に押し付けてくる感じとか…ほぼ脅迫じみた文章とか…高笑いをわざわざ手紙に書くとことか…

 

 

「しかし、何でこのような場所にホテルなど建てたのだ?」

 

 

私は手を顎に当て首をかしげる。前々からその事が唯一疑問だったのだ。拠点…ではないだろう。今までの彼の行動からすれば1つの場所に留まることはないと私は思う。では何故?それを問いただすためにも私はここに来たのだ。親友が危険なことに手を染めようとしているのであれば私は全身全霊をかけて止めなければならない。

 

え?今まではだって?確かに今までも危険な事件を星の数ぐらい起こしてきたのだが…例えば高速道路バイク事件などがある。彼が通った後の道路は翌日、以前よりも耐久性が増して、道の両端には金で装飾されたりなどして華やかになっていた。その高速道路には観光客が集まりパーキングエリアなどにはギルガメッシュグッズが大量に並んでいるらしい。温泉増設事件などはその土地の所有者が温泉の所有権をギルガメッシュから譲り受け、ギルガメッシュが発掘した温泉!と看板を掲げていたりする。勿論、その温泉は主にギルガメッシュに憧れている子供やファンの女性達で繁盛してボロ儲けしているらしい。

 

恐るべしギルガメッシュブランド…

 

 

「ごちゃごちゃ考えても分からないか…」

 

 

そうしているうちにホテルに着いたので、物陰に隠れてオールマイトへと変身し、受付へと入る。

 

 

「オールマイト様ですね。オーナーがVIPルームでお待ちしております」

 

 

そうしてVIPルームへと案内された私は扉の前で深呼吸をする。彼の行動はいつも読めないので扉を開けた時に何が出るやら…

 

ギィィィと扉を開けるとそこには…

 

 

「よく来たな俊典!今日は貴様の生誕祭だ!大いに喜べ!ハッハッハッー!」

 

 

「は?」

 

 

やはり私は親友の行動をいつまでたっても読めないらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ギルガメッシュブランド…?特大ブーメラン…?

ちなみにオールマイトの誕生日は6月10日です

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