ちんちん   作:あびゃー はぴぴぴー

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何だよ...結構当たんじゃねぇか...

 

 

 ―ふぅ。オルガ...いや、今のオレは、オカピ・イツカだぞ...。天に叫ぶがごとく、叫ばんと―いや、冷静になる。生前も、油断してやられたんだ。...というか、草食動物の本能が、そう言っている。

 

 「えっと、どうしたの?っていうか、姿が変わった?すごいね、魔法みたい!」

 「ジャガー、わたしは...ちょっと会わなきゃいけないフレンズができたけど。とりあえず、今はこの川を下って、風景でも眺めようかなーって。...ありがとう、ジャガー。」

 

 「...よく、わからないけど。フレンズは協力し合うものだしね!いいよ!さて、大きい川に出るよ!」

「...うん。」

 

 ...火星では、中々見れない風景だ。スモッグとか、硝煙で汚れたものではなく。土の出した、何処か暖かみのある、珍しい―いや、ないわけではないか。だが、こうも―優しい自然は初めてだ。

 

 ...よくよく見れば、残骸や、文明の残り香も見えるが、まぁ―「進み続ける限り、道は続く―」―たとえ途絶えても、人たるオレが、フレンズとしてわたしが。その先に、道を作る。ただ―こんな場所で、鉄華団の仲間が見つかるとは、思えないが―

 

 「着いたよー。おーい、おーい、オカピー?」

「はっ、わ、わたし、大丈夫だぞー。うん、平気、平気。」

 

 オカピとしての、脚力でもって。飛び降りる。

「ほっ。」 そして、振り向き、顔を見て。「―ありがとう、ジャガー。」というと。

 

 「うん、いいよー。はは。それじゃあ、またねー。」と返してくれた。行きそうだったので、引き留めるように。―どこか寂しい感じも、感じていたのだろうか?

 ...「力持ちなんだね!」と、煮え切らずも返すと。

 「へへん、そうよー。」と笑顔で、元気いっぱいに返してくれた。...うん。ああ。やっぱり、笑顔でいるというのは、何だか心が安らぐ物だ。...では、仲間を捜索といくか。...

 

 

 

 ―見つからない。当然ながら、見つからない。―見つかったのは、シュヴァルベ、という銘の入った、飛行機の残骸や、飛行機の模型だった。―なんだよ、マクギリスじゃねぇか...とつい漏らしそうになったが、何とか堪えた。―というか。この世界は、あちらのバルバトス等の名前が別のもので存在する。...むしろ、そこから取ったんじゃなかろうか。...などと、下らぬ思考に、沈んでいれば、―よし。次は何をすればいい?―と、何処か聞き慣れたフレーズを放つ、フレンズがいた。

 

 「よし、次は何をすれば?」

 ...つい、前世の癖で聞いてしまう。...アカツキは、無事だろうか。アトラは、鉄華団の皆は、―と、考えてしまう。確かに、大事なことだが。―この世界に閉じ込められていて、どうしようもないことも確かだ。...いや、しかしこの仲間も大切なことも確かだが。

 ...たまに、考えてしまうのだ。この玉突きが、チャンバラが。もし、不慮の事故で誰か、殺してしまったらと。―俺が、殺しを楽しんでいる。それは、誰かから言われた言葉だったか。...でも、いや―それ以上に、それとは別に。―この戦闘も、楽しいのだ。...迷う最中、何処か見覚えのある―そして、何処と無く臆病な、しかし活発な。そんな、笑顔を見たのだった。「―オルガ?」

 

 「...ミカァ!...アフリカタテガミヤマアラシ、だったか。何処か、何ら変わらないように見え―いや、とりあえず。」

 

 「おーい、ちょっとー。」

 

 「ん?何だ?」

「見ない顔ですわね。」「...少々、見てくるでござるか?」「いや、大丈夫―かな。」

 「―オルガ?」

 

 ...!「オルガ?」と聞こえた。...ミカ、ミカなのか?...落ち着け。とりあえず、ここは。オカピの健脚を活かして―

 「ほっ。」「とっ。」「やっ。」

 

 「わぁー!?」「こ、こっちに来ましたわよ!?」「く、来るなら来るでござる!」「よし、来い。」

 

 「―ま、待って。わたし、じゃんぐるちほーから来たオカピ。敵意、っていうか戦うつもりはないから、落ち着いて。」

 

 「ちょっと、会いたいフレンズが居て。それで―そこの子に、似てて。」

 とりあえず、事情を説明する。会いたいフレンズが居ると。そこで、似ていたのがアフリカタテガミヤマアラシ―そこにいる、恐らく、ミカであろうフレンズだ。

 

 「ねぇ、オルガでしょ?」

 ...小声で、囁いた。彼女?は、―確かに、「オルガ」、と。...さて、事情も説明した、とりあえず掴みで。「オ、わたしは―オカピ・イツカだぞー!」

 

 ...まずい。つい、喋ってしまった。「―オルガ?」

 

 

 

 「オルガ?」...やっぱり、オルガだ。髪色でわかる。...というか、どうやって髪色を変えたんだ?元から、そうだったのかもしれないが。「ねぇ、オルガ。覚えてる?...鉄華団とか、約束の事。」

 

 

 「―!!ミカ?あぁ、覚えてる!連れてってやるさ、何処へでも!」

 ...まさか。こんな広い世界で、また会えるとは思っていなかった。ミカ、―「久し振りだな。」

 

 「―ああ。久し振り、オルガ。改めて、宜しく。」

 

 

 「―どういう事ですの?」

 急に、オカピというフレンズが来たと思ったら、互いにしかわからない名で呼び合い―どういう事ですの?オーロックス、ヘラジカ様、博士、―誰でもいいから、この状況を何とかしてくださいまし。




 ちんちん
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