転生したら竜種でした!? 作:黒猫
何者かの声が聞こえ、目が覚める。
『やっと起きましたか、マスター。』
あなたは…それにここは?
『解。私は『全知全能』。ここは時空の果てです。』
時空の果て…辺りを見渡すと何も無い。信じ難いが、どうやら本当らしい。
それにしても一体なぜこんなところに。
普通の転生物なら人間とかゴブリンとかワラワラいるよ。
『 解。ここは転スラと言うマンガの世界です。本来ならばマスターはガドラとギィの二人に出会う筈でした。しかし、時空の果てまで飛ばされてしまった様です。』
なんという事だ…
転生したらスライムだった件の世界だと?つまりリムル達もそのうち産まれるのか!
よっし、めっちゃ頑張ったる。
何すればいいの?全知全能さん。
『魔素を溜め、ヴェルダナーヴァ達を創造しましょう。スキルの心配はせずともおっけーです!私が全て進化させました。』
全知全能、有能。
なら、私は寝てるから魔素を作るのは頼んだよ!
えって言う声が聞こえた気がした気もするが私は眠いせいだと誤魔化し、眠りについた。
『マスター、いい加減に起きろください。眠りについてから50000年、そろそろ太陽などの惑星が出来始めました。』
なんかお口悪いよセンセイ。
にしても惑星が出来始めたのか、わーい
あれ、原作ではヴェルダナーヴァが世界を創るんだよね?
ヴェルダナーヴァいないよ?どうするの?
『では、個体名 ヴェルダナーヴァ を スキル『
創れるんだ…
てかそんなスキルあったっけ?
『膨大な魔素を代償に全てのスキルを究極スキルにしました。』
センセイ万能すぎぃ…
で、イメージすればいいのか?
『その通りです。マスター、イメージです!イメージ!』
流暢に話せる様になってきたんだね。わかりやすい
では、集中して……いざ!
その姿を創り、意思を持て!ヴェルダナーヴァよ!
目の前に魔法陣が出来たかと思うと、でかい竜が姿を現す。
これがヴェルダナーヴァ…か。
にしても魔素がごっそり取られた。
「はじめまして。貴方の名前はヴェルダナーヴァ、私は貴方の姉?となる者よ。」
「ヴェルダナーヴァ…それが僕の名前。ありがとう!姉上」
なんか可愛い。それに私と色違いだし……は?
今更ながら自身の体を魔力感知で見てみると、薄桃色の目に角、そして白い体。さらにでかい巨体。
どうやら竜種らしい。嘘だと信じたいが無駄だろう。
人の姿になれる?センセイ
『なれます。念じて下さい。』
念じて下さいって…
センセイは本当の事を言うから言う通りにやってみよう。
ふんぬぬぬぬ……
どんどん視線が小さく…成功したらしい。魔力感知で見てみよう。
150cmも無いと思われるほどの小さい背、白くてすべすべの肌、桜色と淡紅色のヘテロクロミア、薄桜色の髪には赤のメッシュがはいっている。
ちなみに裸、羞恥心なんぞ感じない。だって、性器が無いんだもの。
とりあえずじゃぶじゃぶ出る妖気を服に変える。
さらば前世の私、美少女に生まれ変わったよ。
「その姿は?」
「後に生まれる人間っていう物の姿だよ。人によって姿形も性格も違うけどね。」
「人間…ですか。もっと聞きたい、です!」
可愛い弟だ。沢山前世の話をしてあげよう。
一人目の弟、可愛い。
次は魔素少なめにしよう。うん。