転生したら竜種でした!? 作:黒猫
あれから数年後、ヴェルダは無事に人間の文化を発達させることが出来たらしい。
ある日急に起こされて恋人が出来たと自慢してきた時にはイラついたな。
思わずリア充爆発しろって言いかけたよ。
それから数日後、私は少女にであった。
白い髪に赤い目、雪の様な肌をしている。所謂アルビノだ。
少女は、
「自分は蛇の祖だ。人間達に洞窟で襲われて、永き時を経て魔人へと成れた。」
と言っていた。
少女には名が無かったので "シロア" と名付け、アルティメットスキル『嗤フ者』を授けた。
そしたらなんか懐かれた。
シロアと仲良くして行くうちに共に旅にする事になった。
今は西にある小さめの国で食事を済ませていたのだ。
この世界の料理は非常に不味いのだ…
クロワッサンが石のように固いし、味もしない。それにスープの味もご察し頂けるだろう。
まぁ、こんな感じでこの世界の食事の楽しみは果物位しかないのだ。
宿の人間が寝静まった頃、私は行動を開始する。
本来私には睡眠など必要ないので、常に動き回っていられる。
それで今夜、何をするのかというと……
米を作るのです!というわけで準備OKですか大先生!
《マスター、準備OKです。》
大先生、流石っす!尊敬するっす!
というわけで全ての作業を大先生にまるn…任せる。
《出来ました!おにぎりです!》
はやっ!?はやいよ、速すぎるよ。
《ふっふっふっ……どうぞお食べ下さい!》
頂きまぁす!パクッとな。
おお…ふおぉぉぉぉぉぉぉお!!
噛み締める度に甘くなっていき、どんどん胃の中に入っていく。
白く、ふつくしいフォルムをしたこの白米こそ、日本人の主食と言えるわけがわかった気がする。
にしてもこの米は素晴らしくもちもちしていて雑味が無く、甘い。ほんとに久しぶりの米はうまいよォ……
びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛ぃ゛
と叫びそうになるが自重する。今は真夜中なのだ。
誰かにみつかったりしたらどうなる事か……
さぁ早く寝よう。明日は隣の大きい国へと行くのだ。
起きれなかったらシロアにしばかれてしまう。
それか置いてかれてしまうのだ。それだけは阻止せねば。
ふと、視線を地面から上げると手毬サイズの犬(?)が2匹見える。
《あれは犬神です。どうやら子供のようですね…》
よし保護しよう。
理由は可愛いから。以上
「おいで…蜂蜜だよぉ〜」
「クゥン…」
溢れ出る邪念を抑えながら犬神に蜂蜜をやる。
懐かれたらしい。やったぜ
名前は明日のうちに考える。今日はもう寝よう。
……米美味しかったなぁ。