転生したら竜種でした!? 作:黒猫
新しいあさが来た。希望の朝だ。
というわけで、次の日です。
犬神を連れてきたことがバレてしまい、シロアにこってり搾り取られました。
あ、犬神に名前を付けました。
白いのが
ネーミングセンスなんて前前世に置いてきたよ。
前前前世にしたらクレームが来そう。
「さぁ、わんちゃん達。ご飯の時間だよ。」
「あの、私の分…」
「は?」
怒られた。なんでや、私悪くないやろ。
ご飯…さようなら……ぐすっ
《……》
なんだよ、言いたいことがあるなら言いなさいよ。
《マスター…数時間前に食べたばかりじゃないですか。……太りますよ》
ふ、太らないし……
「ほら、早く行くよ。」
「どこに?」
「隣の国!ロスティア帝国!」
そう、ロスティア帝国だよ。名前が出て来なかった。
ガラス細工が有名なんだっけ?こっそり買おうかな。
「しゅっぱーつ!」
「進行〜」
「わふん!」
キンカが楽しそうに鳴くが、ざんねんながら2匹は影の中に入って頂きます。
そんな顔をしてもダメです。私は騙されないからな。
《マスター、置いてかれてます。》
……え?本当だ。マッテー
さて、ここはロスティア帝国です。
真っ直ぐシロアにくっ付いて来たらなんとか来れました。
途中で大先生が、
《……転移した方が早いのでは?》
とか言い出したけどもシロアがいるので歩いて来たよ。
それにしても賑やかでいい国だな。
人間とエルフ、それにドワーフ達が争いも無く仲良くしている。
良いよなぁ、こういうの。
「ねぇねぇ、あっちに洋服店あるよ!行きたい!」
「うん、行こっか。」
すごい…可愛いです。
服選びは任せろー!バリバリー!
《……マスター、生きてますか?》
なんとか…
正直言って、自分が着せ替え人形になると思ってなかった…
疲れた…寝たい。
「ちょっとお手洗い行ってくるね!」
「行ってらっしゃい…」
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙……ゾンビになりそう。なりたくないけど
にしても、日光で消えそう……あつい…溶けそう。
《マスター、シロアはトイレやけに長いですね。見に行ってみましょう。》
はーい。賛成でーす
で、どこ。わたし方向分かんなーい。
《転移します。》
大先生がそう言うと場所が変わる。
辺りを見渡すと薄暗く、妖精達の姿も見えない。
《マスター!5km程先シロアが何者かによって連れ去られそうになっています!》
長い。遠い。
てかあれって王国騎士じゃないの?
《おそらくですが、シロアの力を利用したいが為に誘拐使用としたのでは無いでしょうか?》
……力を利用する?
それじゃあこの国はシロアの力を使って他国に戦争を吹っかけに行くの?
《はい…そうなると、シロアは……》
そんなの嘘でしょ。確率操作で何とか出来ないの?
いやだよ。いやだ。
《…不可能です》
早く助けなきゃ。シロア、待ってて。
そう決意すると同時に何者かによって拘束される。
しかし、力だけでは私に敵いもしないので投げ飛ばす。
とりあえず逃げるんだよォ!!