真・恋姫†無双~一人で三人、三人で一人~   作:やまかっちゃん

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今回も刹那達がメインです。


第十八話

 ~刹那達side~

 

俺達は今、街に向かっていた。

 

「向かっていたんだけどな~」

 

「へへへ、お前ら身ぐるみ全部置いていけや!」

 

「なんでこう、この世界に来た時って賊と遭遇するんじゃろうな。」

 

「僕の場合は会わなかったんですけどね」

 

「ごちゃごちゃ言ってないで、俺らに殺されるんだな!」

 

「てめえら!今日はこいつらを殺して宴だー!」

 

「そういえば俺達この世界のお金今ないじゃん!どうするよ?」

 

「なんなら今、この賊を逆に殺してお金に変えますか?」

 

「そうするのじゃ!じゃが桃鶴よ、お主戦えたのかの?」

 

「この身体、一応貴方達と同じ物なのだから戦うことぐらいできますよ。まあ、貴方達よりは弱いですけど」

 

「なんだ!なら問題はないな!相手も30人も満たさなそうだし早速始めようか!」

 

「おう!」「はい!」

 

そこからは、ただの虐殺になってしまった。俺達の内1人でも過剰戦力なのに、そこに3人もいたらこうなるわな。瞬く間に殺してしまい、お金になりそうな物は全部回収した。

 

「肩慣らしにもならんわい」

 

「もう少し、歯ごたえのあるやつとやりたかったな!」

 

「こちらは、とっとと街に行きたいのですから我慢してくださいよ!」

 

「わかっておる!」

 

「本当ですかね?」

 

「言い合ってないでとっとと行くぞ!ただ同じ顔が言い合いをしているところを見てる分には面白いけどな!」

 

こうして、一般人なら大変なことが起きそうなことも難なく終わらせてしまう俺達だった。そして、また街を目指して歩き始めた。

 

 ~1時間と数十分後~

 

「やっと着いたな!」

 

「思っていたより時間がかかりましたね!」

 

「だが、こんなもんじゃろ!」

 

ようやく街の門に俺達は着くことができた。

 

「よし、通っていいぞ!次はってお前ら同じ顔しているが兄弟か?まあ、特に変な物も持っていないし通ってよし!」

 

どうやら顔がここまで同じだと怪しまれてしまうらしい。それでも普通に通れることから大丈夫だとは思う。また、よくよく考えたら前の時に年代を聞くのを忘れていたため、今回年代を聞いてもあれから何年経ったのかわからないことに気付いた。だから年代ではなく曹操がまだ生きているかを聞くことになった。それでもわからない場合、今度は孫家について聞くことにした。

 

「とりあえず、この荷物になる奪った武器などはとっとと売ってお金に替えよう!」

 

「では僕達で替えてくるので、曹操が生きているかを周りの人に聞いてきてください」

 

「任せたぞ!もしもの時は孫家について聞くのじゃよ!」

 

「ああ、わかっている。お前たちも気をつけて行ってこいよ」

 

「はい」「ふむ」

 

俺達は別れてそれぞれのことをすることにした。そして、俺は人に話しを聞くことになったが、その辺の一般人に聞いてもあまりしっかりした聞けそうもなかったため途方にくれていた。

 

「商人にでも聞くか?っ!今近くで女性の悲鳴が聞こえたな!何処だ!」

 

 ~路上裏のある行き止まり~

 

「ここまでだぞ、嬢ちゃん!」

 

「これだから男は嫌いなのよ!近寄らないでっ!」

 

「へへへ、楽しんだ後はそれ専門のところに売っぱらってやるからな!」

 

「誰かー誰か助けて!」

 

「おいおい、自分からあまり人のいない路上裏に逃げたんだろ!助けになんてこねえよ!」

 

「残念だったな!俺は悲鳴が聞こえて助けに来たぞ!」

 

「「「っ!」」」

 

「いや、なんでお嬢さんのほうまで驚いてんだよ!」

 

「男が私のことを呼ばないで!」

 

「いろいろ厳しいなそれ!まあ、助けてやるから安心しろよ。さて、ところで貴様らは女性に何をしようとしていた?」

 

「「ひっ!ひいいいぃぃぃ!!」」

 

 

俺は覇気を纏いながら男2人に威圧をした。たかが、それだけでその男達は逃げ出してしまった。俺は逃げ出した男達にはもう目もくれず今は助けた女性のほうを向いていた。

 

「貴方は私を助けて何が目的なのよ!」

 

「悲鳴が聞こえたから助けに来ただけだが、そうだななら1つ聞きたいことがある!」

 

この時、俺はこの女性にも曹操について聞くことにした。そして、それは当たりだった。

 

「何を聞きたいのよ!」

 

「曹操という人物を知っているか?知っているのなら今も曹操は存命しているか?」

 

「あまり、男とは話したくはないのだけど助けられたし、その質問に答えるわ。でも質問が2つだということに気付いてる?まあ、いいけどね!」

 

「それはすまない。それで知っているか?」

 

「ええ、知っているわよ。だって私はこれから曹操様の元に遣うようとしているのだからね。これで2つの質問の答えになったかしら?貴方も曹操様の元に遣えようとでも思ったの?」

 

「ああ、曹操とはちょっとした仲でな、ひさしぶりに会いに行こうしたんだが、そもそも今いる場所もわからない状態でな」

 

「はあー?貴方今いる場所もわからないの?これだから男は無能なのよ!ここは豫州の潁川よ!わかった?」

 

「でもそうか、曹操は華琳は、生きているんだな!そして、ここも沛国までは遠くない場所なんだな。教えてくれてありがとうな!」

 

「貴方曹操様のことを今、真名らしき物で呼んだけど、そこまでの仲なの?」

 

「そうだよ。それと自己紹介してなかったな、俺は姓名は北条、字は刹那、真名は華鳳という者だ」

 

「男の名前なんて知りたくないわよ!そのうえに真名まで教えているし、なんで真名まで教えたのよ!?」

 

「俺の兄弟?で見た目はそっくりで姓名と字が同じ奴があと2人いるから会った時に誤解しないようにするためだからだよ」

 

「なんで貴方が?なのよ!それともう会うことはないと思うけど」

 

「いやだって、俺達曹操の元に集まるわけだし、もしかするとまた、会うことがあるかもしれないだろ?」

 

「うっ!……男の貴方に頼みたくはないんだけど、でも私も命は大事だし、……うがー!もういいわ!ねえ貴方も曹操様の元に行くのなら私も曹操様の元に向かうつもりだから道中私を護衛してくれないから?」

 

「別に俺は構わないが、そもそも嬢ちゃんは誰だ?」

 

「そういえば名乗ってなかったわね。男は心底嫌いだから名乗りたくないのだけど、荀彧よ」

 

「そうか荀彧か、って荀彧!?」

 

「あら、私のことを知っているの?」

 

「ああ、なんとなくだが知っている」

 

(荀彧ってマジか!そうするとこいつが華琳の軍師として遣えることになるのか!こいつを無事に華琳の元まで送り届ける必要がでてきたな!)

 

こうして荀彧を無事に華琳の元に送り届ける必要が俺にできてしまった。要するに護衛を断ることができなくなったということだ。

 

「ところで護衛の話しはどうなのよ?」

 

「断る理由もないしいいぞ」

 

「あらそうなの、ならこれからはよろしくしたくはないけど、よろしく」

 

こうして俺達は、路上裏から出て桃鶴達と別れた場所に行った。

 

「僕は、人に話しを聞いてきてくださいとは頼みましたが、女性を連れてきてくださいとは頼んでませんよ?」

 

「そうじゃな。ところでお嬢さんはどちら様かの?」

 

「華鳳が言っていた通りに見た目は違いがわからないほどそっくりね!それと名乗るならそちらが先じゃないのかしら?」

 

(((見た目の違いは俺(僕、わし)達にもわからない。だって遺伝子も全て同じだし)))

 

「それもそうですね。僕は姓名は北条、字は刹那、真名は桃鶴です。これからの道中お願いしますね」

 

「これは一本取られたわい。わしは姓名は北条、字は刹那、真名は蓮亀じゃ。これからの道中たのむぞ」

 

「真名以外本当に一緒なのね!これは雰囲気でわからないといけないわね。私は荀彧よ、準備が出来たら出発しましょう」

 

((荀彧だったのですね(じゃな)これは華鳳も断れないな))

 

こうして俺達は、曹操達が生きている時代と今いる場所もわかり、荀彧と共に曹操のいる沛国まで行くことになった。

 

 ~刹那達side out~

 




〈荀彧文若(桂花)〉

本作ではまだ荀彧としかまだ名乗っていない、また男嫌いだが、そこまで男嫌いがまだ見られない

現在、16歳

曹操(華琳)の王としての器に惚れ込み、志願して軍師になった、取り立てられて即座に、王佐の才と呼ばれるほどの手腕を発揮する、心酔する曹操からは、罵られても、苛められても悦ぶド変態だが、それ以外の相手に対しては全方位敵対政策をとるほどに極端

戦場での立場、魏の曹操の直属の軍師
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