真・恋姫†無双~一人で三人、三人で一人~   作:やまかっちゃん

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今回のメインは刹那達です。


第二十五話

 ~刹那達side~

 

さて、門の前に着いたわけだがここから先はほぼ俺達はしゃべらずに行き、華琳がほぼ受け答えをすることになっている。

 

「それじゃあ行くわよ!準備はいいわね?」

 

「「「……」」」コク

 

「ここは孫家の家で合っているかしら?」

 

華琳が孫家の屋敷の門番2人に話しかけた。

 

「む、貴様は何者だ!後ろにふざけた被り物をしている3人もだ!」

 

「あら、私は曹家の者よ。孫権とは友達で、今日は遊びに来たの。だから孫権に曹操が遊びに来たと伝えてもらえないかしら?」

 

「これは失礼しました。伝えて来るのでここで少しお待ちください。孫権様に伝えて来るから見張っていてくれ(ボソッ)」

 

「わかっている。任せて行け」

 

「頼んだぞ」

 

そう言った門番の1人は伝えに行ったらしい。

 

「ところで後ろにいる3人は何者なんですか?」

 

「ああ、彼等は私の護衛よ。これでも私は曹家の次期当主なのでね。友達と会いに来るのにも護衛が必要だったり一苦労よ」

 

「そうですか。しかし、何故またそのような変わった被り物を彼等はしているのでしょうか?」

 

「彼等は、少し前にあった私のところの領地で賊との戦いがあった時に他人に顔を少し見せられない状態になってしまったのよ。だから被り物をしているのよ。でもこんな被り物をしてきたのは彼等のセンスの問題よ!」

 

「それはまた、いろいろと大変なのですね」

 

「まったく、その通りよ!」

 

こうして門番が孫権と共にまた戻ってくるまで俺達は華琳達からいろいろと言われていた。

 

 ◆◇◆◇

 

 ~その頃の孫家~

 

華琳達がこの街に着いた頃、孫家は日課である模擬試合を中庭でしていた。この時はちょうど、孫策と孫権が戦っていた。そして、それを孫家の重臣達が回りで見ていた。

 

「はああぁぁぁ!」ガキンッ

 

「でりゃあぁぁ!」キンッ

 

それを何度も繰り返し、なかなか決め手となる一撃を両者、共に与えることができていなかった。

 

「次で決まらなかったら休憩にしましょう」

 

「わかりました。全力の一撃でいきます!」

 

そして、両者が己の武器を構えたところで

 

「失礼します!曹操と名乗る者が孫権様のご友人との事で遊びにいらっしゃいました!」

 

「は~。姉様、今回の模擬試合は一旦ここまでにしましょう。集中も切れてしまいましたし。ここでお茶会でもしましょう」

 

「それもそうね。それじゃあ他の皆はそれぞれの仕事をしてちょうだい!」

 

「「「「はっ!」」」」

 

「蓮華お姉様!シャオも一緒にお茶会したい!」

 

「小蓮!貴方は別に華琳とは関係ないでしょ!」

 

「あら、いいじゃない。私もお茶会に参加するつもりだしね」

 

「流石、雪蓮お姉様!」

 

「もう姉様も!まあ、いいわ。それでは私は華琳を呼んでくるので準備をお願いします」

 

「わかったわ」

 

「うん!準備をしておくわね蓮華お姉様!」

 

 ◆◇◆◇

 

そして、孫権と門番が戻ってきた。

 

「華琳、よく来たわね!いきなり来たんで驚いたわよ。ところで後ろにいる3人の変な被り物を被っている人達は護衛の人?」

 

「そうよ!まあ、あまり気にしなくていいわ!」

 

(蓮華も大きくなって美人になったのじゃな)

 

「そう、では案内するからついてきて。それと姉様と妹の小蓮もいるのだけどいいかしら?」

 

「ええ、構わないわ。逆に居てもらったほうがいいもの。私が遊びに来たと言ったけど重要な話しがあって来たのよ」

 

「重要な話し?何かしら?」

 

あれ?華琳はもうここで俺達の話しをするつもりなのか?変に煽りすぎないといんだけどな。

 

「できれば貴方のお姉さんがいるところで話したいのだけど。そうね、蓮華の昔の時の話しで出ていた貴方達の婿さんの北条とか言ったかしら?その人の話しよ!」

 

「え!?蓮亀の!華琳その話し全て話しなさい!」

 

「そんなに掴まないでよ!しっかり話すから、とりあえず離してちょうだい!それに何度も同じ話しはしたくないから貴方のお姉さんがいる場所で話したいと言ったのだけど」

 

「あっ、ごめんなさい!蓮亀の話しと聞いてしまって私ったら慌ててしまって」

 

「大丈夫よ。私ももし華鳳の話しと言われたら慌てると思うから、その気持ちはわかるわ」

 

その話しを聞いて俺と蓮亀はとても申し訳なかった。

 

(桃香も待たせてしまって本当に申し訳ありません)

 

桃鶴も遠くにいる桃香に謝っていた。

 

「わかったわ。その話しを早く聞きたいし、少し急ぎめで行きましょう」

 

 ~数分後~

 

俺達は中庭に着き、華琳と孫権、孫策、その妹は椅子に座りながら話しをし始めた。勿論俺達は華琳の護衛ということになっているので華琳の後ろで立っています。

そして、孫権達の後ろにも護衛と思われる人達がいた。

 

「ふ~ん、貴方が蓮華の友達の曹操さんね。蓮華と仲良くしてくれてありがとうね。蓮華の姉の姓名は孫策、字は伯符よ。よろしくね」

 

(雪蓮も本当に美しくなった。炎蓮殿に似てきたのう)

 

「シャオは雪蓮お姉様と蓮華お姉様の妹の姓名は孫尚香、字はないわ。よろしくお願いするわね」

 

(あの時はまだ赤ん坊じゃったが大きくなったのう。そういえば、炎蓮殿はおらんのかのう?)

 

「よろしくお願いします。私は姓名は曹操、字は孟徳、真名は華琳です」

 

「あら、真名まで教えてくれるなんて!なら私も教えるわ。真名は雪蓮よ」

 

「シャオも教えるわ。小蓮よ」

 

「小蓮にはあまり関係のない話しなのだけど、姉様には重要な話があるわ」

 

「蓮華からあるなんて何かしら?」

 

「華琳はどうやら蓮亀の情報の話しをするに来たみたいなの」

 

「なっ!それは本当なの!詳しく教えなさい!」

 

反応が蓮華と似ていてやっぱり姉妹だと感じさせるものがあった。

 

「蓮亀?蓮華お姉様、それは誰なの?」

 

「小蓮は赤ん坊の時に会ったことのある人よ。あの時は御母様と模擬試合するときだったかしら。そして、その人は私と姉様の婿になるはずだった人よ。でもあの人は今は遠くに行ってしまったのよ。だから私も姉様もあの人の帰りをずっと待っているのよ」

 

「あっ!シャオ、その人のこと何となくだけど覚えているわ!だって御母様に唯一勝った人だったもん」

 

「そう、小蓮でも覚えているのね。今日はその人の情報を話しくれるために華琳が来たのよ」

 

「とりあえず話してもいいかしら?」

 

「「ええ、お願いするわ!」」

 

「その人はどうやら私の婿である華鳳と同一人物だったのよ。もうびっくりよね!」

 

「「はあ?」」

 

「??何で雪蓮お姉様達の婿さんが華琳の婿さんと同じ人なの?」

 

「まあ、落ち着いて聞いて。どうやらこの世界に来たときに性格が分離しちゃってある意味新しい人格ができちゃったらしいのよ。だから貴方達の婿も前前世の人格だったでしょ?」

 

「「なっ!?」」

 

「何で貴方がその事を知っているのよ」

 

「そうよ!それはあの時いた人しか知らない情報の筈なのに何故華琳、貴方が知っているのよ」

 

「教えて欲しい?なら私の護衛と戦ってもらいたいのだけど」

 

「っ!いいでしょ!しかし、私達は何としても教えて欲しいのだから私と蓮華と戦ってもらうわよ!」

 

「え!雪蓮お姉様、シャオも戦いたいわ」

 

「これは、私と蓮華の話しなの。悪いけど今回は駄目よ!」

 

「んー!もう雪蓮お姉様のイジワル!」

 

この時の小蓮は頬をリスのように膨らませていた。

 

「あら、私からしたら小蓮も参加するかと思ったのだけど。そうね、雪蓮と蓮華の2人だけにしてもらおうかしら。そちらの方が面白そうだしね。でもこちらは1人だけど舐めてる訳ではないから安心してちょうだい。私は元々教えるつもりなんだから、とっととこの茶番を終わらせたいしね」

 

「なら教えてくれればいいじゃない!」

 

「でもそれじゃあ面白くないでしょ?さあ、模擬試合を始めましょうか!」

 

こうして、俺達は孫権と孫策と模擬試合をすることになった。

しかし、孫権達は確実にこちらをやりにきてはいるのだが蓮亀は大丈夫なのだろうか?

 

 ~刹那達side out~

 




〈孫尚香(小蓮)〉

あれから8年が経ち、赤ん坊だったが大きくなった

現在、8歳

孫三姉妹の末っ子
末っ子だけあって国中の皆から可愛がられ、本人もそれを受けて快活な性格に育った
とても好奇心が強く、何に対しても素直に感情を出す

戦場での立ち位置、呉の前線指揮官
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