お前らがレズって言うなら俺はホモだ   作:ワラスペ

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感想と評価ありがとうございます!

あと今回の話は自分で書いたのに自分でも分かりません。頭を空っぽして読んでくれると嬉しいです


美しいって…何ですか?

ファーストフード店で愛を叫んだ後、瀬田と白鷺と一緒に夜の道を歩く事になった。でも二人は親切でやってくれたんだろうが俺には余計な事だ。

恋に破れた悔しさ、二人に痴態を晒した恥ずかしさで自己嫌悪がハンパない。

 

「こんな俺に構わないで良いから(親切)」

 

もう良いんだ人には人の幸せがあるだ。俺みたいなホモの為にお前達のイチャコラタイムを削る事はしたくない。

 

「タクヤ、実はホモの事をネットで調べたんだ」

 

いきなり何言ってんだよ。

えっ…マジ?

 

「コメントが流れる動画でね」

「あっ(察し)」

 

星空を見上げた瀬田の顔は芸術品の様にとても美しかった。

 

「とても汚かった」

 

そっか。ついに知ってしまったか。悲しいなぁ(諸行無常)

俺としては汚れを知らない瀬田であって欲しかった。

 

「瀬田にとっては汚いかもしれない。だが俺にはそれが必要なんだ」

「分かっているさタクヤ。恋を止める権利は誰にでも無い。だけど約束してくれ」

「約束?」

「せめて美しい恋をしてくれ」

「美しい恋?」

「そうだ。ロミオとジュリエットの様に大勢を魅了させる恋をしてくれ。さっきの君は儚すぎる」

「そうすれば瀬田は納得してくれるのか?」

 

重要なのはそこだ。

ホモという深淵を知った。そして俺がどんな人間かを知った。

さぁお前はどうする?

 

「当たり前じゃないか」

「⁉︎」

 

良いのか?汚いとか美しいとかじゃなくて俺はホモなんだぞ?

 

「昔からの仲だろ」

「⁉︎」

「もし君が美しい恋をして悲しみを背負うならば一緒に背負うつもりさ」

 

自然と涙が流れた。

 

「やっと…受け入れてくれる奴がいた…」

 

こんな良い奴が近くにいたのに何故俺は遠ざけてしまったんだ。

 

「ありがとう…ありがとう!」

「思う存分泣くと良い。今夜なら涙を星屑と間違えそうだからね」

「……。」

 

 

☆ ☆ ☆ ☆

 

 

そうこうしている内に俺の家まで到着した。

本当にあっという間だったが何故だが悪くない。むしろ心地の良い気分だ。

 

「ありがとう二人とも。今日はとても良く眠れそうだ。…おやすみ」

「あっ!待ちたまえタクヤ」

「?」

 

ドアノブに手を掛けようとした所で瀬田が呼び止めた。

 

「瀬田ではなく薫って呼んでくれないか?」

 

ん?何で今更

 

「昔みたいにとは言わないが、それなりに親しい感じで呼んで欲しいんだ。それに千聖が不服そうにしているのはそこじゃ無いのかい?」

「そうなのか?」

「いや、それは(困惑)」

 

まじで?

 

「けどよ名前ぐらい好きに呼んでも良いだろ?」

「だがタクヤと分かり合え、そして真の友となった。それなり親しみは必要だと思わないかい?」

 

まぁ…ロミオとジュリエットの様な恋をしたらホモである事は気にしないって言ってくれたし。

でも俺にシェイクスピアになれって言ってる物だぞ(不服)

…ん?ちょっと待って。シェイクスピア?

 

「なぁ瀬田。お前はロミオとジュリエットの様な美しい恋をしろって言った。そうだろ?」

「ん?…あぁ確かにそう言った」

「だが今考えたらさぁ…お前の言った言葉には一つ正当性がないんだよ」

 

下手したらとんでもないぞコレは。

あかん!これじゃさっき流した涙(の意味)が死ぬぅ!

 

「…どこに間違えが有るんだい?」

「確かお前は俺の恋は汚いと言ったな?」

「あまり美しい物では無い(断言)」

「俺…つまりホモのする恋は汚いと言った訳だな?」

「あぁ」

「だがなぁ…ロミオとジュリエットを書いたシェイクスピアはなぁ」

 

どんなモノにも穴はある。それは男だろうと女だろうと。

例え…

 

「ホモだったんだよ」

「「⁉︎」」

 

文豪だろうと

 

「タクヤァ!言って良い事と悪い事が有るんだぞ!シェイクスピアがホモの訳ないだろ!」

「シェイクスピアはホモ。それ一番言われてるから」

「なん…だと…!」

 

色んな作品で結構ゲイのキャラクターとかいるし(迷推理)

 

「つまり何が言いたいのタクヤは」

 

良くぞ聞いてくれた白鷺よ

 

「シェイクスピアが描いた物語は綺麗。だがシェイクスピアはホモ。そして同じホモである俺が描く愛と言う名の物語はどんな物であろうと綺麗」

 

瀬田よ、墓穴を掘ったな(ゲス顔)

 

「つまりお前が知り得るホモの生態とお前が大好きなシェイクスピアの物語は同じだったんだよ」

「うわぁぁぁぁぁ⁉︎」

 

堕ちたな(確信)

 

「さぁどうする瀬田?反論は?」

「……。」

 

返事がない。TDNシカバネの様だ。

 

「これにて終わりッ!閉廷ッ!」

 

さっさと寝なきゃ(使命感)

 

だが、この時俺は白鷺と瀬田と丸山の玩具にされる明日が来るとは想像していなかった。

 

 

☆ ☆ ☆ ☆

 

「……。」

「薫、大丈夫?」

「ちーちゃん。決めたよ」

「?」

「ター君を汚す訳にはいかない。だがター君は男が好きだ」

「そうね」

「だったら…ホモでもガチ惚れする王子様を演じよう(マジキチスマイル)」

 




良い話では終わらせない(ゲス顔)

シェイクスピアがホモかどうかは議論されています。
自分はシェイクスピアはホモでは無いと思うんですけど(名推理)

用語解説

美しい恋をしろ
ある先輩の言葉。その先輩はかなりの愛妻家で先輩より一つ下に嫁さんがいます。年齢では無く次元が

星屑と間違えそうだからね
知り合いの言葉をイジりました。その人はあまり掃除をしないので溜まった埃を見て「星屑と間違えて集めてしまった」と常に言い訳をする。美しい掃除をしろと言い聞かしているんですが本人は掃除する気無し。
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