今回オリジナル戦闘あります。
楽しんで読んでもらえると嬉しいです。
それではどうぞ
「だ、誰だあれは…」
「時空管理局…」
2人のあいだに現れた少年に困惑するミハル。ユーノは少年の言った時空管理局とゆう言葉を呟いている
「まずは二人とも武器を引くんだ」
ゆっくりと地面に着地する3人
「このまま戦闘行為を続けるなら…!」
少年の言葉は飛来する魔力弾に止まる。魔力弾が飛んできた先にはアルフが新たな魔力弾を作っていた
「フェイト撤退するよ!離れて!」
そう言うと魔力弾を少年の足元に撃ち、魔力弾は地面にぶつかると爆発し土煙が舞い視界を奪う
「…まずい!ジュエルシードが!」
土煙の中でミハルは一瞬、フェイトが空中のジュエルシードを回収使用使用とするのを見る。
しかし無数の魔力弾によってフェイトは撃ち落とされた
「フェイト!」
落下するフェイトの下に入り背中に乗せるアルフ
土煙が晴れるとフェイト達にデバイスを向けた少年が現れる
「ッ!ダメ!」
追撃にと魔力弾を作る少年を見てなのははフェイト達の前に立ち両手を広げる。ミハルはなのはを守れるようになのはの隣に立つ
「やめて!撃たないで!」
なのはの言葉に驚く少年、その隙にアルフはフェイトを背負って逃げていく。
残ったなのは達は少年に視線を送る。少年は浮いているジュエルシードを掴むと突然空中に魔法陣が現れ緑髪の女性が映し出される
「クロノお疲れ様」
「すいません、片方を逃がしてしまいました」
「うーん、まぁ大丈夫よ。でね、ちょと話を聞きたいからそっちの子達をアースラに案内してもらえないかしら」
「了解です。すぐに戻ります」
少年、クロノが答えると魔法陣が消える。そしてクロノはなのは達と一緒に転移魔法を使って公園から消えた
転移が終わると広い部屋にいた。なのはとミハルは初めての転移に驚き周りを見渡している
[ゆ、ユーノ君ここって…?]
[一体…]
念話でなのはとミハルがユーノに質問する。ユーノは分かりやすく2人に時空管理局について教えた
「あぁ、いつまでもその格好とゆうのも窮屈だろう。バリアジャケットとデバイスは解除して平気だよ」
「あ、そっか。そうですよねそれじゃぁ」
クロノに言われてなのははデバイスを待機状態にし、制服に戻る
「君もデバイスを解除するといい」
「ん?あぁ、俺はデバイスを持ってないよ」
「んな!?」
ミハルの言葉に驚きの声を出すクロノ。なのはのバリアジャケットが学校の制服を元にしていたせいで勘違いしていたのだらう。クロノは額に手を当て難しい顔をしていたが1つ大きな息を吐くと今度はユーノに視線を向ける
「君も元の姿に戻ってもいいんじゃないか?」
「あぁ、そういえばそうですね。ずっとこの姿でいたから忘れてました」
「「???」」
クロノの言葉に疑問を持つ2人、するとユーノの体が光るとフェレットは人になっていた
「なのはにこの姿を見せるのは久しぶりになるのかな?ミハルさんは初めてですね」
「は、へっ、?。はぁ、へぇ、!?」
「これは…驚いた」
「フェェェェェェエエ工!!!???」
なのはの声はアースラ内に響き渡った
「?なのは?」
「ユーノ君てユーノ君て、ハゥ、その何!?だってその…フェェェェェェエエ工!!!」
「な、なのは落ち着いて」
「で、でもミハル君!ユーノ君がフェ、フェレットじゃなくて人間で、てっことは…」
「だ、大丈夫大丈夫。ユーノ、なのはにその姿を見せるのは本当に初めてじゃないのか?」
「えぇ、と…」
突然の事にパニックになっているなのはを落ち着かせながらユーノに質問する。ユーノは少し記憶を思い返すとハッ!とした顔をする
「!アー!そ、そうだそうだ、そうだった!ご、ごめんこの姿は見せてなかったね…」
「だよね!そうだよね!びっくりしたー」
「ん、んん!」
ユーノの勘違いが分かるとクロノがわざと咳をする
「すまないが艦長を待たせているから、出来れば早めに話を聞きたいんだが」
「あ、はい、」
「「すいません」」
「ではこちらへ」
クロノに謝り、そのあとをついて行く。しばらく歩くと大きな扉の前でクロノが止まると扉が開く
「艦長、お連れしました」
「「へ?」」
開いた扉の中を見たなのはとミハルは思わず間抜けな声を出す。盆栽に茶道具、果ては鹿威しまであり、まるで日本の和室に呆然とする。すると部屋の中で正座で座る女性がこちらに笑顔を向ける
「お疲れ様。まぁ3人ともどうぞどうぞ楽にして」
「「...」」
まだ混乱しているものの言われるままに座ると抹茶と羊羹が出された
「それじゃあお話し、聞かせてもらえるかしら。でもその前に自己紹介ね、私はこの船、次元空間航行艦船アースラの艦長、リンディ・ハラオウンです」
そうしてこれまでの事をユーノが話した。途中、ロストロギアや次元震について細かなことをリンディやクロノから教えてもらった。
「これよりロストロギア、ジュエルシードの回収に持ちましては時空管理局が全権を持ちます」
「「「え、」」」
突然の決定に反応が出来ない3人
「君たちは今回のことは忘れて元通りに暮らすといい」
「でも、そんな…」
「急にそんなこと言われても…」
クロノの言葉に言いよどむなのはにミハル
「まぁ、急に言われても気持ちの整理がつかないでしょう。今夜ひと晩3人で話し合って、よく考えて、それから改めてお話ししましょう」
「送っていこう。元の場所でいいね」
「…はい」
「…失礼しました」
公園に戻ったなのは達はそのまま家に帰る。ユーノは色々と都合がいいと言ってフェレットの姿に戻った。
帰ったあと3人で話をし、やっぱりこのまま何も無かったことに出来ないとなって、リンディ提督にユーノが代表として話した。結果は民間協力としてリンディ艦長の指揮下に入ることになった。
「じゃあ桃子、なのはお父さん達は裏山に出かけてくるからな」
「うん、今夜も練習?」
「気おつけてね」
「さて行くか恭也。久しぶりだからなビシビシ行くぞ」
「ああ!」
「あ、待って私も見学に行く」
「俺も行きます」
士郎と恭也の練習について行くミハル
[なのは、俺は士郎さんに話すから]
[うん、私もお母さんに話すね]
念話で確認をとり、ミハルは士郎達の後を追って家を出た
「フゥ、よし少し休憩しようか恭也」
「ハァ、ハァ、わかったよ父さん」
士郎の言葉で構えを解く恭也は肩で息をしているがそこまで辛くはなさそうだった。
美由希と一緒に練習をしていると士郎が近づき声をかけてきた
「さて、ミハル君。何か話したいことがあるんじゃないかな?」
「士郎さん、気づいてたんですか?」
「まぁ、何となくだがね」
「…実は、―――」
ミハルはこれまでの事を話した、もちろん魔法やジュエルシードについての事は伏せて話したが。
ミハルの話に遠巻きにだが恭也と美由希も耳を傾けていた
「―――そのために暫く家を出ることにしたんです」
「それはなのはも一緒にかい?」
「…はい」
「ふむ」と頷くと士郎は立ち上がり歩き出す
「ミハル君、構えなさい」
「!」
士郎は練習場の中心で止まり振り返る
「士郎さん…」
「…きっとミハル君となのはが自分達で考え、決めたことだろう。けど、なのはは優しい子だ、きっと誰かのために無茶をする。その時君が、なのはを守ってくれると、その証明をしてくれ。」
士郎の周りから普段の優しい雰囲気が戦う者、戦士のソレに変わる
「それに、こうなると分かっていてそのバックを持ってきたんだろう?」
士郎の視線はミハルの横にあるバックを見る
「…はい」
「なら準備しなさい」
そう言われミハルはバックを開け中に入っている武具を取り出す
「...準備出来ました」
着替えたミハルは士郎の前に立つ。
両脚の太ももにはクナイに似た形の投擲用のゴム製ナイフが左右合わせて10本。
腰には近接戦闘のナイフ(同じくゴム製)が両側に2本、後ろには折りたたんだ三節棍。
胴体はベストを着ており、脚と同じナイフが6本。背中には槍をしまうための筒が付けられている
前腕にはプロテクター、手はオープンフィンガーグローブを付け、その手には力強く槍が握られている。
「よし、それじゃぁ…ヤろうか」
対する士郎の武器は木刀1本のみで両手で持ち構える
「…全力ではないんですね」
「やはりスカサハから聞いていたか、安心するといい全力では無いが…本気でいく」
それを最後に2人は黙り武器を構える。恭也と美由希も静かに見守る
「フッ!」「!クゥ、」
先に仕掛けたのは士郎、一気に距離を詰め刀を振り下ろす。しかしミハルも槍を使い、いなしで刀の起動をそらす。
「ハア!」「ッウ!」
すかさず切り返してくる刀を今度は槍を振ってはじき返すが、すぐに体制を取り直した士郎は左から横薙ぎに刀を振る。
「グゥ…」
槍を戻すのが間に合わず腕のサポーターを使って防御するが重い一撃に顔を歪める。
しかし、ミハルも反撃として士郎の右膝に蹴りを入れる。士郎も僅かに顔を顰め互いに距離を取り武器を構え直す
「流石だねミハル君」
「…恐縮です!」
言い終わると同時に今度はミハルが距離を詰め、連続の突きを繰り出す。だが士郎はその突きを最小の動きで躱していく
「恭ちゃんこれって…」
「あぁ、俺と試合をした時と同じ状況…なら父さんの次の一手は...槍の打ち払い」
恭也が言うとほぼ同時に士郎が槍を打ち払う。穂先は上ではなく横の木々に向く
(これで前のように槍を使って飛ぶことは出来ない…どうする?)
士郎はそう考えながら、ガラ空きになった頭と胴体に刀を振り下ろす
「フッ!」「!」
ミハルは士郎が刀を振り下ろすタイミングで空いた右手で脚の投げナイフを2本放つ。それはこのまま士郎が踏み込めば頭と心臓に当たる軌道。士郎もそれに気づき攻撃を止める。
「!グゥ…、」
体が止まった瞬間、士郎の右の脇腹に痛みが走る。何が起きたのか士郎が自分の体を見ると、脇腹に三節棍の先端がめり込んでいた。三節棍を辿りミハルを見る士郎。そこにはいつの間にか左手に三節棍を持ったミハルがこちらを見ていた、持っていたはずの槍は背中の筒に仕舞われている。
(ここだ!一気に攻める!)
士郎の体が僅かに折れるのを見てそう判断するミハル。三節棍を手放し両手で腰のナイフを引き抜き攻める。
「やァ!はァ!」
「ッ…」
ここを逃せば勝機は消える、そう考えたミハルは怒涛の勢いで攻め続ける。
「(見えた!そこ!)フッ!」「!」
ミハルのナイフが士郎の首に迫る。驚いた顔をする士郎、その首に触れる直前。
士郎の顔はーーーー優しく笑い、その姿を消した
ヒュ!「ッ!?」
士郎が消えて空を切るナイフと士郎が消えたことに言葉が出ないミハル。次の瞬間、ミハルの身体中に鋭い痛みが走り、視界が暗くなっていく。
(………)
意識が遠のき倒れながらミハルは、自分の後ろに立つ士郎の姿を見る
(…ダメだった…か。)
そこでミハルの意識は途絶えた
「う、うぅ。痛っ!」
「あ、起きた。お父さん恭ちゃん!ミハル君起きたよー」
意識が戻ったミハルだが、体が痛み眉間にしわがよる。隣に座り様子を見ていた美由希が2人に声をかける
「大丈夫かい?ミハル君」
「20分ほど気を失っていたな」
「士郎さん…恭也さん…」
美由希に呼ばれて近ずいてきた士郎と恭也がミハルに声をかける。
「士郎さん、最後のアレは…『神速』…なんですか?」
ミハルは士郎に最後の打ち合いで突然消えたことについて聞く
「いや、アレはただ素早く動いただけ、神速には至らないものだ」
「そうですか…士郎さん、俺は合格ですか?」
ミハルは横になった体を起こし真っ直ぐに士郎を見る
「フッ、あぁ合格だ。行ってくるといい。…なのはを頼んだよ」
「はい」
ミハルは立ち上がると装備を外しバックに閉まう。バックを肩にかけ士郎達に向き直る
「それじゃあ、行ってきます」
「あぁ行っておいで」
「気をつけるんだぞ」
「行ってらっしゃーい!」
士郎達に送り出され裏山を後にするミハル、家に着くとなのはとユーノが待っていた
「あっ!ミハル君、どうだった?」
「大丈夫だったよ、なのはは?」
「うん、お母さん応援するって」
「そっか、じゃあ…行こうか2人とも」
「うん!」「はい」
ミハル達は家を出る。今一度自分の意思で。
ミハル対士郎いかがだったでしょうか?
個人的にミハルの実力は
スカサハ≒士郎>恭也≧美由希=ミハル
位になってます。ただ魔法なしでの場合なので魔法ありだとまた変わります。
次回からミハルにもデバイスを持つことになります。