前話後書きで書き忘れていたのですが、ミハルの戦闘服の穴あきグローブ、士郎との戦いでは書けませんでしたがある仕掛けがあります。大したものではないですが最終決戦で使うつもりです
それではどうぞ
士郎との試合から翌日、ミハル達はアースラスタッフの会議に参加していた。
「―――と、ゆう訳で本艦全クルーの任務はロストロギア、ジュエルシードの捜索と回収に変更されます。また今回は特例として問題のロストロギアの発見者にして結界魔導師でもあるこちら」
「はい!ユーノ・スクライアです」
「それから彼の協力者でもある現地の魔導師さん」
「た、高町なのはです」
「ミハル=クリフトスです」
リンディの今後のアースラの任務説明と共に協力者として紹介されるミハル達
「以上3人が臨時局員の扱いで事態に当たってくれます」
「「「よろしくお願いします」」」
「それじゃあみんな持ち場に戻ってください」
リンディの締めで他の局員が立ち上がり会議室を後にする。
「艦長」
「あ、そうだったわね。ミハル君」
「?はい」
リンディに呼ばれ見ると彼女の隣には無精髭を生やし、ボサボサ頭の男性が立っていた
「クロノから聞いたのだけど貴方、デバイスなしでこれまでジュエルシードの暴走体と戦っていたのよね」
「ええ、一応武術の心得はありましたから」
「これから先、デバイス無しでも安全な保証はないわ。だからあなたにはデバイスを渡そうと思ってるの。彼はこの船のデバイスの整備をしているカノル・アルキメデス、彼からデバイスを貰っておいてね。」
「2人は私に着いてきて」とリンディはなのはとユーノを連れて会議室を後にした
「はじめまして。カルノ・アルキメデスと申します。カルノと呼んでください」
「はい、よろしくお願いしますカルノさん」
2人は握手をし、カルノはミハルを連れてデバイスルームに連れていく。入ると数人の技術者がおり。その中になのはと同じくらいの少女がいた
「あ、主任戻ったんですね」
「ええ、シャーリー頼んでいたデバイスは準備出来ていますか?」
「はい、今持ってきますね」
話が終わり少女が離れるとミハルは先程の少女について聞く
「カルノさん、あの子は助手か何かですか?」
「まぁ、似たところですね。彼女はシャリオ・フィニーノと言って、今はウチの整備室に見習いとして働いているんです。かなり優秀で将来が楽しみな子です」
カルノは嬉しそうに話しているとシャリオが何かを持って戻ってくる
「お待たせしました。ミハルさんですよね?」
「はい、はじめましてシャリオさん」
「シャーリーと呼んでください。それに『さん』付けもいりませんよ」
「そうですか、…わかったよシャーリー」
「はい。それとこれがミハルさんに支給されるデバイスです」
そう言いながらシャーリーは手のひらをミハルに見せる。そこには手の上に乗るほどの大きさの音叉のように先が別れた槍のような物があった。
「これが…」
ミハルはその槍を手に取り色々な角度から見る
「ストレージデバイス。現在、時空管理局が採用している一般的なデバイスになります。本来は射撃系統をメインにした遠距離型なのですが近接戦闘の方が得意とお聞きしたのでデバイス自体の強度を上げています。多少の無茶も大丈夫なはずです。」
まじまじと見ているミハルにカルノが渡されたデバイスについて説明される
「え、わざわざカスタマイズまで、いいんですか?」
「もちろんさ、その人それぞれに合ったモノを創るのが我々、技術者の誇りでの1つですからね」
驚くミハルにカルノは笑う
「じゃあ、動作確認に訓練室に行きましょうか。シャーリー、君も着いてきなさい」
「はい、カルノ主任」
デバイスルームを出て訓練室にきた3人、訓練室では数人の魔導師が訓練をしていた。周りの邪魔にならないように端の方で動作確認を始める
「それでは始めましょうか、起動パスワードは『起動』と言えば待機状態から展開されます」
「分かりました。…起動」
起動パスワードによってデバイスが光り展開される。光が収まると待機状態をそのまま大きくしたデバイスがミハルの手に握られていた
「デバイスにバリアジャケット。問題なく展開されてますね」
「バリアジャケット?あ、ホントだ服が変わってる」
シャーリーの台詞で自分の体を見ると周りの魔導師と同じ服に変わっていた
「じゃあ次は魔法の確認ですね基本的な魔法は入ってますから試しに使ってみて下さい」
「分かりました」
答えるとデバイスをいつも使っている槍と同じように構える。
(まずは射撃…)
ミハルがそう考えるとミハルの左右に魔力弾が作られる
「ぇ、もう?すごいな…全然意識を魔法に回さずに発動した」
ミハルは手に持ったデバイスを見て感心する。その後、障壁にバインド、飛行魔法を問題なく使用する。特に飛行魔法は今まで思考の大半を使っていたため感動していた
「全て問題なく発動しますね班長」
「ええ、急ごしらえの物としては十分なものです」
「あ、そうだ。カルノさん!」
「ん?なんですか」
「俺の氷の魔力変換も問題なく使えるんですか?」
「あー、すません。今アースラには魔力変換用の記憶媒体がなくて、残念ですけが魔力変換に関してはそのデバイスでは対応出来ません」
「そうですか…」
それを聞き落ち込むミハル。だがシャーリーが助け舟を出す
「でも、ミハルさんの魔力変換を調べればこちらで記録媒体を作ることはできます。…時間はかかりますけど」
「!でも、作ることは出来るんですね」
「そうでね。…ミハル君やりますか?」
「はい!お願いします」
「…よし、今回はここまでにしましょう」
「お疲れ様です。ミハルさん」
「はい」
「何度か同じように調べさせてもらうのでその時はよろしくお願いします。あとデバイスに何か違和感があれば言ってください」
「ありがとうございます」
「では我々はデバイスルームに戻ります」と言いカルノとシャーリーはこちらに手を振りながら訓練室を後にした
「さてと、もう少し練習しておこうかな」
ミハルはその後も魔法の確認を続けた
「クオォォオンン!!!」
「よし、追い込んだ!ユーノ今だ!」
「はい!」
結界の中、ミハル達は体に炎を纏った巨大な鳥、フェニックスを彷彿とさせる暴走体と戦っていた。
「キュオォォォン!!!」
「よし、捕まえた。なのは!」
「うん!」
ミハルが誘導した暴走体をユーノがチェーンバインドで拘束する。
<Sutandby.Lady>
「リリカルマジカル、ジュエルシード、シリアルⅧ!封印!」
暴走体が桜色の魔力に包まれ弾けて消える。残ったジュエルシードをレイジングハートが回収する。
[状況終了。ジュエルシードナンバーⅧ、無事確保。お疲れ様。なのはちゃん、ユーノ君、ミハル君。ゲートを作るからそこで待ってて]
アースラからの通信を聞き緊張を解きリラックスする3人。しばらくして転移用のゲートが開きアースラに戻った
ミハル達がアースラに移って10日が経った
「私たちが手に入れたのがⅧ、Ⅸ、XIIの計3つ。フェイトちゃん達が手に入れたのがⅡとⅤの2つだから」
「あと6個か…」
なのはとユーノは宙に浮かぶジュエルシードを見ながら呟いた
「残り6つ、見つからないわね」
アースラの司令部にてリンディはため息をつきそうになりながら言った
「捜索範囲を地上以外にも広げています。海が近いのでその中かも。例の少女と合わせてエイミィが捜索してくれています」
「そう…。けど、焦っても仕方ないわね。気長に探しましょう」
「うーん見つからないなー。」
一方のエイミィも、これといった進展がなく難航していた。そこにミハルがトレーを持って入ってきた
「失礼します。エイミィさん飲み物とクッキー持ってきましたよ」
「ほよ、ありがとねミハルくん」
「何か進展はありましたか?」
トレーを置きながら聞いてみる
「ううん、これと言った進展はなし。」
ボヤきながらエイミィはクッキーを手に取り食べる
「あ!そういえば聞いたよ。武装隊の人達と試合してるんでしょ?しかもランクA+の人にも勝っちゃたとか!」
エイミィがミハルに話を振る
「ええ、少し苦戦しましたけど師匠の特訓と比べればなんて事ないですよ」
「へー、ミハル君の師匠て強いんだね!あれ、そう言えばなのはちゃんとユーノ君は?」
「2人なら食堂でおやつを食べてましたよ」
すると突然アラーム音がアースラに鳴り響く。
エイミィは話をやめてキーボードを叩きモニターを展開していく
「な、なんてことするの!あの子達!」
キーボードを叩く指を止めてモニターの映像を見て叫ぶエイミィ。その映像には海の上に巨大な魔法陣が展開されていた
キャスター師匠キターーー!!!
CM見た時はびっくりしましたが、よくよく考えたらfastorderでキャスニキが師匠の魔術の応用でエミヤを閉じ込めてましたし、一応可能性は示唆されてましたね。
2年越しのフラグを回収するとは流石TYPE-MOON。
…いや、2年だとTYPE-MOON的にそんなにか。
とりあえずイラストはランサーの戦士よりも、ドレスを着てより夜の国の女王の部分を出してて良かったです。
…また限定鯖かな