リリカルなのはreflection発売されましたね。detonesyonも今年ですし楽しみです
イヴァン皇帝の代わりにオリオンがやってきた。サーバントの育成が間に合わなくなってきたなぁ…
それではどうぞ
クーフーリンの再開から2週間が経ったある日の学校。
ミハル達のクラス、いや、学校全体が心なしかいつもより静まり返っていた。その理由は
「くっそー、なんでテストなんかあるんだよー」
愚痴をこぼす八瀬。そう今日は一学期の期末テストの日なのである
「直樹、そんなこと言ってる暇があるなら最後の詰め込みしろよ」
「分かってるよ!…てかお前も大丈夫なのか?クラブに翠屋の手伝い、更には恭弥さん達と武術の練習してるだろ。勉強なんてする暇あったのかよ」
お前はどうなんだと、八瀬に聞かれるミハル
「数学と理科は問題なし。でも国語と社会の日本史が不安、だから復習してるんだろ」
そう言いながらミハルは授業で渡された国語のプリントを見せる
「だよなー。あー、なんでテストなんかあるんだよー」
「直樹、同じこと言ってるぞ」
そんなやり取りをしていると担任の先生がテスト用紙を持って入ってくる
「みんな席についてください」
ざわざわしながらも全員が席に着いていく
「じゃあ配るから裏を向けたまま後ろに渡してください………それでは始め」
直後、紙をめくる音と鉛筆の書く音が教室に響く
(よし、やるか)
ミハルも気合を入れてテストに取り組んだ
「終った…」
「お疲れさん、自信の程は?」
テストが終わり精根尽き果て机に沈んでいる八瀬に出来の程を聞くミハル
「ふふふっ、苦手な英語は赤点を回避出来たはず、と信じたい…」
「そっか、俺も国語の古文はあんまり解けなかった…」
少し遠い目をしながら2人は互いの肩を叩きあった。
それから数日が経ちテストの返却日がやってきた
「じゃあ、テストの結果を返します」
先生の言葉にザワつくクラスだが直ぐに静かになり、主席番号順にテストが返されていった
「いいか?ミハル…」
「ああ、いいぞ直樹…」
睨み合う2人、その手には5枚のテスト用紙
『せーの…!!!』
ミハル
国語56点
数学88点
理科92点
社会63点
英語74点
合計373点
八瀬
国語72点
数学65点
理科71点
社会84点
英語42点
合計344点
「ヌガー!負けたーー!!!」
「よっし、俺の勝ち!」
「があァァァ」と声を出しながら天井を見上げる八瀬と小さくガッツポーズをとるミハル
「じゃ、帰りのアイス頼んだぜ」
「くっそおお…」
肩を叩くと項垂れる八瀬するとミハル達のクラスのドアが開きなのは達がやってきた
「ミハル君…て直樹君どうしたの?」
「いや、テストの合計が悪かった方がアイス奢るって対決して負けたんだよ」
なのはの質問に答えるミハル
「へぇ、ちなみに何点だったのよ」
「俺が373点で直樹が344点」
「なんだそんなに高くないのね」
「じゃあアリサちゃんは何点だったんだ?」
持ち直した直樹がアリサに点数を聞くとフフンと鼻を鳴らすアリサは自慢げに答える
「五教科合計、446点よ」
「「は…?」」
何を言っているのか分からない顔をする2人に続けてすずかが答える
「私は429点でした」
「「………」」
無言になった2人はなのはに視線を送る
「えっと、全部で397点だったの」
「「なのは(ちゃん)に負けた!!!」」
「ちょっと!?」
「アアアァァ」と声を上げる2人になのはが怒る
「それじゃあ、アイスを奢ってもらおうかしら」
「へ?」
アリサの言葉によって気の抜けた声を出す八瀬
「アリサちゃん何を…」
「あら、負けた方がアイスを奢るんでしょう?なら私達も貰えるでしょ?」
「え、まじで…?」
「えっと…ご馳走になります直樹さん」
「ありがとう直樹君」
すずかとなのはに言われ逃げ場のなくなり、八瀬は軽くなった財布を見て肩を落とすのだった。
そしてテスト返却から数日、多くの生徒の待ち望んだ日がやってきた
「それじゃあみんな、夏休みを楽しんでくださいね」
『はーい』
先生が教室から出ると教室が騒がしくなる
「夏休みだー!遊ぶぞー!なあ!ミハル!」
「もちろんだけど夏休みの宿題もしないといけないんだからな」
「分かってる分かってるって。で、どうする?今日はクラブも休みだし遊ぼうぜ!」
「…分かったよ。じゃあお前の家で遊ぶか」
「よっし、早速行こうぜ!」
押し切られたミハルは八瀬の家へと向かい、2人でゲームやサッカーをして楽しんだ
「んー楽しかった。あ、美由紀さんだ」
八瀬の家からの帰り道。偶然美由紀を見つけたミハルは声をかける
「美由紀さーん!」
「ん?ああ、ミハル君。今帰り?」
「直樹の家で遊んでまして。美由紀さんはどうしてこんな時間まで?」
「うん、お父さんに道場の備品なんかを買ってくるように頼まれちゃってね」
美由紀はそう言いながら手に持ったレジ袋を見せる
「なるほど。あ、持ちますよ」
「お、ありがとー。こういうのは女の子としてはポイント高いよー」
そんなことを言いながらレジ袋を渡す美由紀、中には雑巾やワックスなどが入っていた
「そう言えば夏休みの予定ってミハル君は何かあるの?」
「えっと、月末にクラブの合宿があるくらいですかね」
「ふーん。部活にかまけて勉強疎かにしたらダメだよ」
「しませんよ、そんなのバレたら桃子さんに何をされるか…」
「アハハ、まぁそれもそうだね…」
雑談をしながら美由紀とミハルは家に帰った。
そして夕食後のテレビで流れているニュースのひとつに気になるものがあった
『―――来週にはノルウェーの大使は日本に来日する予定です。それに伴い護衛としてフィオナ騎士団が同伴するとのことです。フィオナ騎士団は―――』
「……フィンさんが会いに来そうな気がする」
夏休み初日から不安な気持ちになるミハルだった