FgoのApocryphaイベ、ガチャ礼装が★3以外出なくて素材集めがしんどいです。まぁリンゴ食べれば最低限の物は交換出来るので何とかなるでしょう。何かすり抜けで哪吒がやってきましたけど…未所持鯖だったから嬉しかったけどケイローン先生欲しかった
それはともかくどうぞ
山を駆け下りたミハルは現在、街を覆う結界の前にいた
「入るのは…簡単にできるみたいだな」
腕を結界に触れるとミハルの腕はなんの抵抗もなく結界を通り抜ける
「武器は槍と三節棍だけ、万全の状態じゃないけど取りに戻る時間もないだろうし行くしかないか」
大きく息を吐き腹を括ったミハルは結界の中に足を踏み込んだ
なのはを探して結界の中を走っているとオフィス街のビルの1つから煙が上がるのが見えるた
「あそこか!」
「ミハル!」
急ぎオフィス街に向かうミハルに空から声をかける人物が現れた
「ア、アルフ!なんでここに!?裁判はどうしたんだ!?」
地面に降りてくるアルフに疑問を投げかけるミハル
「裁判は無事に終わったよ。その報告を2人にしようとしたら通話は繋がらないし調べたらここに封鎖結界が張られてるのが分かってね。心配になって私とフェイトにユーノが転移でここに来たんだ2人はなのはの方に向かったよ」
アルフはミハルの質問となぜ自分がここに居るのかを説明すると同時に現在の状況を説明する。するとビル街から桜色の砲撃が上がる
「とにかくなのは達と合流しないと…」
「そうだミハル、ほらこれ」
焦るミハルにアルフはズボンのポケットからある物を取り出したミハルに差し出す
「!俺のデバイス…」
「こっちに来る前にカルノって奴に渡されたんだよ『魔力変換の記憶媒体は出来ましたがそのデバイスには付けられていません』って言ってたよ」
「…分かった。ありがとうアルフ」
アルフからデバイスを受け取り起動させるとミハルの体の周りを光が包み弾ける。そこには管理局のバリアジャケットを身にまとい手にはデバイスを持つミハルがいた
「…この服も久しぶりだな」
「さ、早くなのはの所に行くよ!」
「ああ!」
飛行魔法を発動し2人は空に浮くとオフィス街に向かい飛行する。
「さっきの煙はこの辺りだったはず…」
「ミハル!アレ!」
接近している間に上がった煙に向かって飛んでいるとアルフが指を指しその方向を見ると、割れた窓から赤毛の少女、ヴィータが飛び出しその少しあとに続いてフェイトがビルから飛び出てくる
「!アルフ、フェイトの助けに行ってくれ!俺はなのはの方を」
「分かった!」
そう言うとアルフはフェイトとヴィータを追いかけ上に登っていき、ミハルは2人が出ていったビルの割れた窓から中に入るとなのはとユーノがいた
「なのは!ユーノ!」
「ミハルさん!」
「ミハル…君」
ミハルは2人に近ずく
「ユーノ、なのはの容態は?」
「外傷は今治療してます。でも直ぐに戦えるようには出来ません」
「そうか」
ユーノからなのはの状態を確認するとミハルはなのはの横に膝をついて座る
「ミハル君、私…」
「無理に喋らなくてもいい。1人でよく頑張ったよ」
なのはを労い頭を撫で、直ぐに立ち上がり外に視線を向ける。外からは魔法を打ち合う音と金属のぶつかり擦れる音が聞こえる
「ユーノ、なのはを頼んだ俺はフェイト達の援護に行く」
「分かりました」
頷きながら答えるユーノにこちらも頷き返しビルから外に飛び出した
「終わりだね。名前と出身世界、目的を教えてもらうよ」
「何だもう終わったのか」
勢いよく出たのは良かったが既にヴィータはアルフのバインドによって四肢を拘束されていた
「ッ!なんかヤバイよフェイト!ミハル!」
「「!」」
ベースが犬のアルフは何かを察知し2人に警戒を呼びかける。だが2人がアルフの警戒に反応し、完全に警戒する前にそれは現れた。
ピンクの髪を後ろに纏めポニーテールにした女性がフェイトの目の前に表れ手に持つ剣を振る。フェイトは咄嗟にバルディッシュで防御するが突然の事で力が入らず後ろに大きく吹き飛ばされる
「フェイト!」
「!アルフ危ない!」
「オオオオオオオオオ!!!」
アルフがフェイトに気を取られている隙に接近する男性に気づいたミハルは2人の間に入り男の蹴りを受ける。だが想像以上の蹴りの一撃にミハルはアルフと一緒に蹴り飛ばされる
「シグナム、ザフィーラ…」
「レヴァンティン、カードリッジロード」
<Explosion>
シグナムと呼ばれた女性は手に持つ剣を掲げ、その名を呼ぶ。すると剣―――レヴァンティン―――の刀身の付け根にある部品が稼働し何かが排出される。するとレヴァンティンの刀身から炎が発生する
「紫電一閃!」
そう言うとシグナムは炎をまとったレヴァンティンを構えフェイトに接近し上段から振り下ろす
「ッ!、あっ!」
バルディッシュを盾にして攻撃を受けるフェイト、だがレヴァンティンの攻撃を受けたバルディッシュは一撃で真っ二つに切り裂かれる。
「セヤァ!」
「っ!」
<Defenser>
更にもう一度上段に構え直したシグナムは再びフェイトにレヴァンティンを振るう。しかしコア部分が無事だったバルディッシュが障壁を展開し二撃目を防ぐ、だが勢いを殺すことは出来ずフェイトは下にあったビルに打ち落とされる
「フェイト!、っ!」
直ぐにアルフが助けに向かおうとするがザフィーラが立ちはだかりアルフも動きを止める
「この…」
「アルフ落ち着け!フェイトなら大丈夫だ、バルディッシュを信じよう」
「…あぁ、すまないねミハル。腕は大丈夫かい?」
苛立っていたアルフを落ち着かせるとアルフが腕の心配をしてくる
「悪くて骨が折れると思ったけどやっぱりバリアジャケットってすごいな、打ち身程度で済んでる」
裾をまくり腕を見せる。前腕が赤く腫れているが問題はないと軽く腕を振るミハル
「それじゃあ、あの男をさっさと倒してフェイトの助けに行くよ」
「気を付けろ、あいつ強いぞ」
アルフは拳を構えミハルは左手にデバイスを右手に槍を持ち直しザフィーラに向かって翔る
「どうしたヴィータ、油断でもしたか?」
フェイトを吹き飛ばした後、シグナムはバインドで動けないヴィータの元に行き現状を聞いていた
「うるせえよ、こっから逆転するとこだったんだ」
「そうか、それは邪魔をしたな。済まなかった」
シグナムは軽く謝ると手を前に出し魔力を込める。するとアルフがかけたバインドはヒビが入り砕け散った
「だが余り無茶はするな。お前が怪我でもしたら我らが主も心配する」
「わーってるよ、むぅ」
主を引き合いに出されヴィータは少し不満そうにプイッと顔を横にする。
「それから落し物だ」
「うぅ?」
しかし何かを頭に乗せられ見上げるヴィータ。それは先程なのはによって壊された帽子とうさぎのぬいぐるみだった。
「破損は直しておいたぞ」
「…ありがとう…シグナム…」
綺麗に直った帽子を触りながらお礼を言うヴィータ。するとシグナムは視線を周りに配る。下ではミハルとアルフがザフィーラと激しい打ち合いを行っている
「状況は3対3…」
「いや、もう1人ヒョロそうなガキもいた。3対4だ」
シグナムの言葉を訂正するヴィータ
「そうか、だが一人増えた所で我らベルカの騎士に」
「負けはねぇ!!!」
シグナムの言葉にヴィータが大声を上げると、2人は降下しミハル達に接近する。その中、ヴィータは背中を探ると驚きの声をあげる
「闇の書がない!?」
「うっ……」
「フェイト!大丈夫?」
その頃ビルに叩き落とされたフェイトは駆けつけたユーノに介抱されていた
「っう…。ありがとうユーノ」
「バルディッシュも…」
そう言いながらユーノは近くに転がっている、二つに分かれたバルディッシュの上部分を見みつめる
「大丈夫。本体は無事」
<Recovery>
そう言いながらバルディッシュを拾い上げるフェイト。バルディッシュは光に包まれ折られた部分が元に戻る
「ユーノ、この結界内から全員同時に外に転送出来る?」
「うん、アルフと協力出来れば何とか」
未知の敵との戦い、長引けばどうなるかは分からない。そのためにここは撤退する事を考えるフェイト
「私が前に出るからその間にやってみてくれる?」
「分かった」
「アルフもいい?」
[ちょいとキツイけど何とかするよ。ミハルもいるしね]
「それじゃあ、頑張ろう」
「うん」
念話でアルフに確認し、フェイトはユーノと共にミハル達の元に向かう。
その時視界の端でフェイトはビルの屋上にいるなのはを見つける。なのはの顔は心配そうな顔をするなのはにフェイトは優しく笑いかけるのだった
「デェヤア!!!」
「ヤァ!」
ザフィーラとアルフの拳がぶつかり衝撃が走る
(そこ!)
するとザフィーラの背後から気配を殺したミハルがデバイスと槍を振り下ろす
「させっかよ!」
「なっ!、グッ…!」
しかしそうはさせまいと急降下してきたヴィータがグラーフアイゼンをミハルに打ち込む。ミハルも驚いたが咄嗟にデバイスと槍をクロスし攻撃を受け止める。するとデバイスと槍、双方からピシリと嫌な音が鳴る
「チェーンバインド!」
「!、ちっい!」
更なる追撃をかけるヴィータをユーノがバインドで捉えようとするがヴィータは直ぐにその場を移動し鎖は空を切る
[転送の準備しは出来てるけど空間結界が破れない。アルフ!]
[こっちもやってんだけどこの結界、滅茶苦茶硬いんだよ!]
「シュワベルフリーゲン!」
「!しまっ…」
念話の最中だとしても相手は待ってはくれない。ヴィータによって打ち出された4つの鉄球がユーノに迫る
「危ない!ユーノ!」
そこに間一髪でミハルがユーノの前に表れデバイスを使い正面から来る鉄球を障壁で、左右から来る鉄球はデバイスを使い打ち払う。だがそれによりデバイスには更なるヒビが入る
「ミハルさん!デバイスが…」
「これ以上は危険か…」
そう言いミハルはデバイスを普段槍を入れる背中の筒に入れ、両手で槍を持ち構える
「そりゃあ!」
「やァ!」
ミハルとヴィータは互いに突撃しぶつかる衝撃が周りに響く
一方、フェイトもシグナムとの戦いを繰り広げていた
<PhotonLancer>
フェイトの周りに4つの魔力弾が形成される
「レヴァンティン。私の甲冑を」
<PanzerGeist>
だがシグナムはレヴァンティンに命じ自身の周りに赤紫色の魔力を纏う
「ファイャ!」
フェイトがフォトンランサーを撃つ。圧倒的な速度で迫る魔力弾、しかしシグナムは何もせず目を閉じる。
「っ!」
攻撃がシグナムに触れる直前、魔力弾はシグナムの纏う魔力によって弾かれた。フェイトの顔が驚きに染まる
「魔導師にしては悪くない」
シグナムがレヴァンティンを構えながら話しかける
「だが、ベルカの騎士に1対1を挑むには…まだ足りん!!!」
一気にフェイトとの距離を詰め剣を振る。フェイトも障壁を出して防ぐが障壁は砕かれる。するとレヴァンティンの刀身の付け根の部分が稼働する
「レヴァンティン!叩き切れ!」
<了解>
再び炎を纏うシグナムの剣が振り下ろされる。フェイトもバルディッシュで受け止めるがコア部分に亀裂が入り破片が飛ぶ。そのまま押し切られフェイトはビルの壁に吹き飛ばされた
「フェイトちゃん!」
ユーノが作ってくれた魔法陣から動けないなのはは声をかけることしか出来ない。
シグナムはフェイトから少し離れた場所で止まるとレヴァンティンの柄の部分が伸びるとそのには穴が空いている。するとシグナムは懐から弾丸を取り出すとその穴の中に弾丸を入れる
<Nachladen>
(…アレだ、)
その光景を見たフェイトは確信する
(あの弾丸。アレで一時的に魔力を高めてるんだ)
「終わりか?ならばじっとしていろ。抵抗しなければ命までは取らない」
「くっ、誰が!」
シグナムの言葉にムキになりフェイトは立ち上がるとシグナムの元まで浮かぶ
「いい気迫だ。私はベルカの騎士、ボルケンリッターの将、シグナム。そして我が剣、レヴァンティン。お前の名は?」
互いの間合いより少し外で止まるフェイト
「ミッドチルダの魔導師。時空管理局嘱託、フェイト・テスタロッサ。この子はバルディッシュ」
「テスタロッサ…それにバルディッシュか」
それ以上の言葉はなく2人は再びぶつかり合う
「助けなきゃ…」
空で戦うミハル達を見ながらなのはは呟く
「私が、皆を助けなきゃ…」
<Master. shootingMode,Acceleration>
レイジングハートから光の翼が表れる
「レイジングハート…?」
<撃ってくださいスターライトブレイカーを>
レイジングハートは現状を打破する手段を提示する
「そんな、無理だよそんな状態じゃ」
<撃てます>
「あんな負担のかかる魔法。レイジングハートが壊れちゃうよ!」
<私は貴方を信じています>
「……」
<だから、私を信じてください>
なのははレイジングハートを気遣い辞めるように言うがレイジングハートは意思を変えない
「…………レイジングハートが私を信じてくれるなら。私も信じるよ」
なのはもレイジングハートに応えようと覚悟を決めレイジングハートを上に掲げる。狙うのは転送の邪魔をしている空間結界
[フェイトちゃん、ユーノ君、ミハル君、アルフさん、私が結界を壊すからタイミングを合わせて転送を!]
[なのは…]
[大丈夫なのかい…?]
[[………]]
なのはの念話にユーノとアルフが心配そうに声をかける。フェイトとミハルも言葉には出さないが不安の顔をする
[大丈夫、スターライトブレイカーで撃ち抜くから!]
なのはの前に魔法陣が表れる
「レイジングハート!カウントを!」
<わかりました>
なのはの周りに魔力が集まる
<count-9---8---7---6---5---4---3>
シグナム達も高まる魔力に気づくがミハル達の攻めによってなのはに近づくことが出来ない
<3----3-----3------->
「レイジングハート大丈夫!?」
壊れた玩具のように同じ数字を言い続けるレイジングハートをなのはが心配する
<大丈夫です>
普段よりもノイズ混じりの声で応えるレイジングハート
<count-3>
再びカウントダウンを始め、なのはがレイジングハートを振り上げる
<2---1--->
「ッハ!!?」
すると突然なのはの動きが止まる
「なの…は…?」
スターライトブレイカーが放たれないことに疑問を持ったフェイトがなのはを見て固まる
「あっ、あぁ…はっ…」
「「「なっ…!!!」」」
なのはの胸から人間の腕が生えていた。それを見たミハル達もなのはの姿に驚きの声を上げた
「しまった、外しちゃった」
ミハル達から少し離れたビルの屋上、そこに謎の穴に手を入れていた女性がそう言葉を発する。女性が謎の穴から手を過ごしだけ引くとなのはの胸から生える腕が引っ込み、もう一度押し込むとなのはの体から光の玉が表れる
「なのはーーー!!!っ、」
フェイトが慌てて駆け寄ろうとするがシグナムが立ちはだかる。
「アイツか!」
「させん!」
「グッ…」
ミハルは女性に気づき止めようとするがザフィーラによって阻まれる
「リンカーコア、捕獲。蒐集開始!」
<蒐集>
女性がそう言うと持っていた本が光ると真っ白なページに文字が表れ、更に次のページも文字が埋まっていく
「あぁあっ…」
するとなのはの体から出た光の玉が小さくなる
「くっ…うぅ…」
だがなのははその状態でも魔法を放とうとする
<count---0>
「スターライト…………ブレイカーーーー!!!!!」
放たれた巨大な魔力。それは一直線に障壁に向かい貫く。障壁は粉々に砕け散った
「…!障壁消失!!映像…来ます!」
アースラでも障壁が破られたことにより今何が起こっているか、海鳴市の映像が映りその詳細な情報が届く
「な、なにこれ!?どうゆう状況?」
「これは…こいつら…」
映り始めた映像を見てエイミィは戸惑う。だがクロノはモニターに映るシグナム達を見て何か思い出す物があった
「ぅっ……」
最後に力を振り絞ったなのはは手からレイジングハートを落とし倒れる
[結界が解かれた!離れるぞ!]
結界が消えたのを感じたシグナムが仲間達に撤退を命ずる
[心得た]
[シャマルごめん、助かった]
[うん。一旦散っていつもの場所でまた集合]
女性―――シャマル―――は念話を終えると個人転送を使い、シグナム達もそれに続き転送を開始する
「あぁ、逃げる!ロック急いで!転送の足跡を…」
「やってますが…!」
エイミィは別の次元に飛ぶ4人を追跡しようとするが上手くいかない
「ッ!アレは!!」
そんな中、1つのモニターに映った1冊の本にクロノは声を上げる
「ダメです、ロックが外れました…」
「ああ!もう!……ごめんクロノ君。しくじった………クロノ君?」
追跡が失敗し横にいるクロノに謝るエイミィ、だが何も言わないことを不思議に思エイミィはクロノを見る
「第1級捜索指定遺失物。ロストロギア、闇の書…」
クロノの拳には力が入り僅かに震えていた
「クロノ君…知ってるの?」
「あぁ、知ってる。……少しばかり嫌な因縁があるんだ」
モニターに映る闇の書を見ながらクロノは答えた。別のモニターには気を失ったなのはとそれを治療するユーノとフェイトが映し出されていた