今回の話を書いているとお気に入り数が50人になりました!皆さんありがとうございます!これからもこの作品をよろしくお願いします。
それはともかくどうぞ
12月2日
時空管理局本局
シグナム達が逃げたあとリンディが送った医療班によってなのははアースラに、そのまま時空管理局本局の医療施設に運ばれた
「検査の結果、怪我は大したことないそうです。ただ魔導師の魔力の源、リンカーコアが異様な程小さくなってるんです」
送られてきた検査結果をエイミィはリンディに報告する
「そう、じゃあやっぱり一連の事件と同じ流れね」
「はい、間違いないみたいです。休暇は延期ですかね…流れ的にウチの担当になっちゃいそうですし」
肩を落とし少し残念そうに言うエイミィ
「仕方ないわ。そういうお仕事だもの」
「アハハ」
リンディに言われ愛想笑いをするしか出来ないエイミィだった
「いや、君らの怪我も軽くてよかった」
そう言いながら診察室から出てきたクロノは後ろにいるフェイトとミハルにそう答えた
「クロノ、ごめんね心配かけて…」
「君となのはでもう慣れた、特に…」
そう言いながらクロノはフェイトの後ろにいるミハルをジト目で睨む
「ミハル、君のおかげだよ」
「ん?…どういたしまして?」
「褒めてない」
「フフッ」
クロノの嫌味を気にしないミハル。それを見てフェイトは小さく笑う
「はぁ、これから僕はなのはの所に行くが2人はどうする?」
「ついて行く」
「悪い、俺このあとカルノさんに呼ばれてるんだけど、技術棟ってどっちだ?」
「それなら向こうの施設だ」
「ありがと。二人とも、なのはによろしく言っといてくれ」
クロノの指さした建物をを目指し走るミハル。走りなが振り返り2人に手を振って別れた
その後、何度か局員の人に道を聞き目的地に着いたミハル
「失礼します」
「ミハル君、お待ちしてましたよ」
ドアが開き中に入るとカルノがモニターから目を離しこちらを向く
「デバイスはどうですか?」
ミハルはカルノの奥にある台座で静かに浮遊する待機状態のデバイスを見ながら聞く
「問題ありませんよ、元々局員の基本デバイスですから破損部品のストックも大量にありますからね。今は氷の魔力変換の記憶媒体をダウンロードしているところです」
そう言いながらモニターに視線を戻しキーボードを叩き始める
「しかし、新品同様のデバイスがこうも簡単に破損させられるとは…今回の彼らは危険ですね」
「カルノさんはあの人達のことを何か知ってるんですか?」
カルノの言い方に違和感を感じたミハルはカルノに質問する
「…えぇ、最もそれは私だけでなくリンディ艦長やクロノ執務官にも言えることですが」
「?、それは一体…「やあーー!」ぐお!」
「ん?おやおや…」
突然背後から何者かに襲われ倒れるミハル。それを見たカルノはやれやれと言った顔をする
「えへへ、やっつけたぞミハルー!」
「…いきなり何するんだよアリシア…」
倒れたミハルの背中に乗っている少女、アリシアは嬉しそうに笑う
「だって半年ぶりにあったから嬉しくて飛び掛かっちゃった」
「えへへ」と笑うアリシアをどかし立ち上がるミハル
「たっく…フェイト達の方に行けば良かったのに」
「別にいいの〜、私が居たいからこっちに来たんだもん」
「ハハハ、仲のよろしいことで」
「カルノさん、なんで教えてくれなかったんですか」
「いやはや、恥ずかしながら作業に夢中ですっかり忘れていました」
するとカルノのキーボードを叩く指が止まる
「よし、これで完了です」
カルノがそう言いキーを叩くと少しデバイスが淡く光る
「これで君の魔力変換も問題なく使えるはずです」
「ありがとうございます」
カルノは宙に浮かぶデバイスを取りミハルに差し出し、ミハルもそれを受け取る
「そう言えば、レイジングハートとバルディッシュの方はいいんですか?」
「問題ありませんよシャーリーとユーノ君が見ているようですし本局の技術者も幾らか力を貸してくれるそうですから」
暫くアリシアの相手をしているとリンディによってミハル達を含むアースラスタッフのメンバーが集められた
「さて、皆もう聞いてると思うけど私達アースラスタッフは今回、ロストロギア闇の書の捜索及び魔導師襲撃事件の捜査を担当することになりました。ただ、肝心のアースラが暫く使えない都合上。事件発生地の近隣に臨時作戦本部を置くことになります。分割は観測スタッフのアレックスとランディ」
「「はい!」」
「ギャレットをリーダーとした捜査スタッフ一同」
『はい!』
リンディの決定に返事をするアースラの局員達
「司令部は私とクロノ執務官、エイミィ執務官補佐、フェイトさんとアリシアさん。以上の3組に別れて駐屯します」
「艦長、我々デバイス整備のスタッフは?」
その中カルノが手を挙げて質問をする
「カルノ達は本部でなのはさん達のデバイスの修復。その後、基本的には作戦中に破損したデバイスの修復に本部と捜査スタッフの駐屯地を行き来してもらいます」
「わかりました」
カルノは手を下ろす
「ちなみに、司令部はなのはさんの保護を兼ねて…なのはさんのお家のすぐ近所になりまーす」
「「!」」
最後の報告を聞いたなのはとフェイトは互いの顔を見る
翌日12月3日
「わあー!いい景色!」
「すごーい!すごい近所だ」
「ホント?」
「うん!ほら、あそこが私の家!」
なのはとフェイト、それにアリシアは玄関口から見える景色にはしゃいでいる。リンディ達が引っ越して来た海鳴市のビル。駅からも近く翠屋となのはの実家どちらからも近くいい立地である
「クロノ、この荷物はどっちだ?」
「それは右奥の部屋に置いといてくれ」
「了解」
ミハルは日用品や今回の事件関連の資料などを運ぶのを手伝っていた
「それにしてもあんまり荷物がないんだな」
床に荷物を置きながらミハルが独り言のように言う
「あくまで臨時の司令部だからな、可能な限り生活に必要のないものは持ち込んでないんだ」
「それもそうか、っと」
「「すいませーん」」
「お、来たみたいだな。クロノ、なのは達を呼んできてくれ」
「ああ、わかった」
クロノが理由を聞き納得していると聞き慣れた声が聞こえミハルは玄関に向かう
「おはようアリサちゃん、すずかちゃん」
「ええ、おはようミハル」
「おはようございます。ミハルさん」
ミハルは玄関にいた2人に挨拶をする
「2人もそろそろ… 「アリサちゃん!すずかちゃん!」
来たきた」
後ろからなのは、フェイト、アリシアがやってくる
「はじめまして…ってのも何か変かな」
「ビデオメールでは何度も会ってるもんね」
「うん、でも会えて嬉しいよアリサ、すずか」
「私も嬉しいよアリサ!すずか!」
「うん!」
「私も!」
フェイトとアリシアがアリサ、すずかとあいさつをしていると後ろからリンディがやってくる
「フェイトさん、アリシアさん、お友達?」
「「こんにちは」」
「こんにちは、アリサさんにすずかさんよね?」
「はい」
「私達のこと…」
「ビデオメール見せてもらったの」
自分の名前を言われ驚く2人だが理由を聞き安心する
「良かったらみんなでお茶でもしてらっしゃい」
「あ!それじゃあ家のお店で」
「そうね、あっ!じゃせっかくだから私もなのはさんの御両親に挨拶を…ちょっと待っててね」
そう言うとリンディはリビングの方に消えていく
「綺麗な人だね」
「フェイトとアリシアのお母さん?」
「えっと、その…今は、まだ違う」
「ふふっ、フェイト赤くなってるよー」
「お、お姉ちゃん!」
頬を赤らめながら答えるフェイト、それをアリシアが指摘するとフェイトは慌てた顔をした
その後、ミハル達は翠屋店前のテーブルに座りジュースを飲んでいた
「ユーノ君も久しぶりー」
「キュ、キュゥ…」
「うーん、なんかあんたのこと、どっかで見たことあるんだけど…気のせいかな?」
「ワゥ!?」
すずかに撫でられ少し困った顔をするフェレット状態のユーノとアリサにバレそうになり慌てた声を出す子犬形態のアルフを見ながらジュースを飲むミハル達、すると宅配業者を装ったアレックスがやってきた。
リンディは士郎と桃子に引越しの挨拶をしていた
「そんな訳でこれから暫くご近所になります。よろしくお願いします」
「あら、いえいえ。こちらこそ」
「どうぞご贔屓に。そう言えばフェイトちゃんとアリシアちゃん3年生ですよね?学校はどちらに?」
「はい、実は…」
リンディが応えようとすると外にいたなのは達が入ってくる
「あの…リンディ提と、リンディさん」
「はい、なぁに?」
「あ、あの…」
「ねぇ!ねぇ!これって!?」
困惑するフェイトと興奮するアリシア。手に持つ箱の中には聖祥小学校の制服が入っていた
「転校手続き取っておいたから。週末からはなのはさんのクラスメイトね」
「あら素敵」
「聖祥小学校ですか、あそこはいい学校ですよ。な、なのは」
「うん!」
2人の転入を聞き周りが盛り上がる
「良かったわねフェイトちゃん、アリシアちゃん」
「やったー!!!」
「あ、はい。その、ありがとう…ございます」
制服を掲げはしゃぐアリシアと大切そうに抱きしめるフェイトをミハル達は笑顔で見ていた
その頃臨時作戦本部では荷解きを終えたクロノがエイミィに今回のロストロギアについての説明をしていた
「ロストロギア、闇の書の最大の特長はそのエネルギー源にある。闇の書は魔導師の魔力と魔法資質を奪うためにリンカーコアを食らうんだ」
「なのはちゃんのリンカーコアもその被害に?」
「あぁ、間違いない」
エイミィの質問にクロノは首を縦に振ると話を続ける
「闇の書はリンカーコアを食うと、蒐集した魔力の資質に応じてページが増えていく。…そして最終ページまで全て埋まることで闇の書は完成する」
「完成するとどうなるの?」
「……少なくともロクな事にはならない」
顔を下げそう語るクロノを見てエイミィはモニターに映る闇の書を見るのだった
日が沈み子供はもう寝るような時間、あるビルの屋上にヴィータを除いたシグナム達がいた
「来たか」
「うん」
すると屋上のドアを開けてヴィータがやってくる
「管理局の動きも本格化してくるだろうから今までのようには行かないわね…」
「少し遠出をすることになるな、なるべく離れた世界での蒐集を」
「今何ページまで来てるっけ?」
シャマルが手に持つ闇の書を開き確認する
「340ページ。この間の白い子で結構稼げたわ」
「おし!半分は超えたんだな。ズバッと集めてさっさと完成させよう!……早く完成させて、ずっと静かに暮らすんだ…はやてと一緒に」
「「「………」」」
シグナム達も何も言わないが思っていることは同じなのだろう。全員が神妙な顔を浮かべていた
「ゆくか、もう余り時間もない」
「ああ」
狼状態のザフィーラの言葉にシグナムは答えると3人は待機状態のデバイスを取り出す
「いくぞ!レヴァンティン!」
<Ziel>
「導いて、クラールヴィント!」
<Anfan>
「やるぞ!グラーフアイゼン!」
<Bewirtung>
シグナム達を光が包み、昨夜なのは達と戦った姿となる
「それじゃあ夜明け時までにまたここで」
「ヴィータ、あまり熱くなるなよ」
「わぁーてるよ」
「では行くぞ」
そして次元転送によって4人は別々の次元に散って行く。
ほぼ同時刻、臨時作戦本部に1本の通話が鳴る
「ハイハーイ、エイミィですけど?」
「あ!エイミィ先輩。本局メンテナンススタッフのマリーです」
「あぁ、何?」
「実はエイミィ補佐官、困った事が…」
エイミィは通話画面に映る眼鏡をかけた女性、マリエル・アンテザとカルノを見る
「先輩から預かってるインテリジェントデバイス2機なんですけど何だか変なんです」
「え?」
「部品交換と修理が終わったのですがエラーコードが消えないんです」
「エラー?何系の?」
交互に話すマリーとカルノの話を聞くエイミィが先を促す
「それが、必要な部品が足りないって」
「そちらにデータの一覧を送ります」
「…あ、来たきた。え、足りない部品ってコレ…?」
送られてきたデータを見てエイミィは驚く
「ええ、これ、何かの間違いですよね」
〔エラーコードE203,必要な部品が不足しています。
エラー解決のための部品、"CVK-792"を含むシステムを組み込んで下さい〕
「2機ともこのメッセージのまま命令を受け付けないんです。それで困っちゃって」
(レイジングハート、バルディッシュ。本気なの?)
エイミィは難しい顔をしながら画面を見つめる
(CVK-792、…ベルカ式カートリッチシステム!)
「更に必要パーツは2機分ではなく3機分なんです」
「え!?それって、つまり…」
カルノの追加情報に声を上げるエイミィするとマリーとカルノの前にあるモニターに文字が打たれる
〔お願いします〕
それはレイジングハートとバルディッシュからの願いだった
スマホ版PUBGがリリースされたので早速やってみたのですが、しっかりとした環境でプレイするとPCと比べても負けない内容になってて驚きました。やってて楽しいです