…………皆さん、偶にはFgoのストーリーガチャを回してみましょう。自分は今回1400万ダウンロードイベントで貰った聖晶石でストーリー10連回したらオルタニキとランサーアルトリアが出ました。
聖晶石に余裕があればどうぞ
注記:ただし、爆死しても此方は一切の責任を取れません。
それはともかくどうぞ
転送魔法により軌道上に現れたカルノは肉体を再生する闇の書の闇をじっと見つめてる
「アルカンシエルでは消しきれませんでしたか……ですがどうやらコアも半壊。これならば……」
体を呪いに蝕まれながらカルノはデバイスを歯車はから6つの、六角形の鏡へと変化させる
「ダメ押しだ……」
そう言いながらが取り出したのはカートリッジの弾丸。カルノはそれを自らの心臓、否、リンカーコアに打ち込む
「ガアアァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!!!!!!」
増えた魔力に反応し呪いがカルノの体を侵蝕する。もはや元の肌が見えるのは左目の周囲と左手のみとなった
「ハァ゙…ハァ゙………完璧なる円、完璧なる光を見せよう!」
侵蝕の痛みに耐えながら詠唱を唱えると6つの鏡はその場で回転する
「精算の時だ!闇の書の闇よ!」
カルノの後ろには恒星――太陽が輝いている
「
鏡の反射によって太陽光と魔力の合わさった熱線が闇の書の闇に照射され燃え上がる
〔LAAAAAAAAAAA!!!〕
「それか!」
燃える体に悲鳴を上げる闇の書の闇。カルノはその姿を見つめ露出したコアを見つけるとコア目掛け、闇の書の闇に向かって飛び込む
[カルノ主任!貴方、何を…!]
するとカルノにリンディから念話がとんでくる
「リンディ提督……」
[答えなさい!]
「………闇の書の闇を消滅させます。私の命と引き換えに」
『ッ!!?』
カルノの返答にリンディ達のみならず、海鳴市からエイミィによってその様子をモニターで見ていたミハル達も息を飲んだ
「このままコアに接触、私を取り込ませ、呪いによって闇の書の闇を自滅させます」
[カルノくん、今すぐそこから避難しなさい!アルカンシエルの第2射で闇の書の闇は完全に消滅させます!貴方がそんな事をする必要はないの!]
リンディは必死にカルノの特攻を辞めるように話しかけるが、カルノの意思は変わらない
「いえ、5分以内のアルカンシエルの連射は不発、又は暴発の可能性が43%もあります。それは余りにリスクが高すぎる」
[ですが…「リンディさん」!]
リンディの説得にカルノは口を挟む
「………11年前、クライドが死に。貴方やグレアム提督、アリアさんとロッテさん。あの事件に関わった全員が、心に傷を受けました……無論、私も」
[………]
闇の書の闇に接近しながらも会話を続ける
「ですから最初、グレアム提督から闇の書の封印の話を聞いた時は復讐が出来ると喜んだものです。…しかし、今代の闇の書の主を知った時は困ったものですよ、こんな少女にその恨みをぶつけるのかと」
困ったように笑うカルノ
「早くに両親を亡くしながらも、車椅子の生活を懸命に過ごすはやてさんの姿を見て毒気を抜かれたものです。その日からですかね、彼女を犠牲にすることなく、闇の書を封じる手段がないかと思うようになったのは」
『…………』
誰も声を出さず……いや、声を出すことすら忘れ話を聞く
「色々と方法を、助ける可能性を探し、無限書庫で呪いを受け、可能性は低いがこの呪いを使う方法を思いつきました。…そして更に、ジュエルシードの1件でミハルくん達と出会った時思ったのですよ。『この子達なら可能に出来るかもしれない』と、」
[だけどカルノくん!貴方が死ぬ必要無いでしょう!?]
叫ぶようにリンディが声を上げる
「………いいえ、私は過去に囚われている。クライドが死んだあの日から。……もし、1人の犠牲で世界が救われるのなら多くの可能性を持つ子供ではなく、私のように過去に固執する。情けない大人の方がいいに決まってます」
[カルノく……]
リンディが何かを言い切る前に念話を切るカルノ。闇の書の闇はもはや目前に迫っていた
「さぁ…私と共に逝こうじゃないか闇の書の闇よ!」
〔LAAAAAAAAAAA!!!〕
カルノに応えるように闇の書の闇が吠え、両者がぶつかった
「捕らえた!」
露出しているコアを右手で掴むカルノ
〔LAAAAAAAA…!〕
「ぬっ!グオァァァァァァアアア!!!」
だが、闇の書の闇は体を再生させようと、コアを掴んだカルノごと取り込む、カルノは断末魔を上げながら闇の書の闇に飲み込まれていった
(さよならです…皆さん。……クライド、もしあの世があるのなら。君に会える事を願おう…………)
〔LAAAAAAAA……!!?LrrraaAAAAAAAAAAA!!!〕
カルノを取り込み再生した闇の書の闇は悠然と唄う。だが突如苦しみだしその体を黒く染めていく
〔La、LAAAAAAAAAAAAAAaaaaaa……………〕
体全体が黒に染まるにつれ声は小さくなり、完全に呪いに体を染めた闇の書の闇は、ゆっくりとその体を塵へと変え消え去った
「………終わった……?」
闇の書の闇の最期を見届けて誰かがそう言葉をこぼす
「…ハッ!……コア、再生反応。共にありません!」
エイミィの言葉に胸を撫で下ろす面々
「……………準警戒態勢を維持。もう暫く空域を観測します」
『了解』
リンディの判断に応え、アースラの局員達は緊張から開放される
「皆、お疲れ様。後処理も色々あるけど一旦アースラに戻って休んで」
「……了解」
エイミィからの命令に沈んだ声で応えるクロノ。無論、ミハル達も同様である
「カルノさん……」
「はやて!はやて!」
降り始めた雪を見上げながらカルノの名を呟くミハル。するとヴィータが叫び声をあげ、見るとはやてが気を失っており、髪が元の茶色に戻っていた――――
アースラに戻ったミハル達、気を失ったはやてを病室に寝かせ、守護騎士達もはやての看護につき、残ったミハル達は食堂でクロノから驚きの話を聞かさせる
「夜天の書の破壊!?どうゆう事だクロノ!」
「どうして!?防御プログラムは破壊したはずじゃ…」
思わず席を立ち机を叩くミハルに、悲しそうな顔をするなのはとフェイトにクロノとユーノが説明をする
「闇の書…夜天の書の管制プログラムからの進言だ」
「……防衛プログラムは無事破壊出来だけど、夜天の書本体が直ぐにプログラムを再生しちゃうんだ。今度ははやてちゃんも侵食される可能性が高い……夜天の書が存在する限り、どうしても危険は消えないんだ」
「だから闇の書は防衛プログラムが消えている今のうちに、自らを破壊することを申し出た」
「………そんなの、ありかよ…それじゃあカルノさんの犠牲は一体……」
話を聞き力なくイスに座り込むミハル
「それじゃあシグナム達も……」
「いや、私達は残る」
「シグナム!」
同じく闇の書のプログラムである守護騎士達の事を気にかけるフェイトにはやての病室からやってきたシグナムがそれを否定する。その後ろにはヴィータ達もいる
「防衛プログラムと共に、我々守護騎士プログラムも本体から解放したそうだ」
「それから…リインフォースからなのはちゃん達にお願いがあるって」
「お願い……?」
八神家
「……ぅぅん…」
初めての戦いでの疲れから眠ってしまったはやては眠から覚めると、目を擦りながら上半身を起き上がらせる
「…起きたか、はやて」
「……あれ?ミハルさんがなんで…、他のみんなは?」
ベットの横に置かれたイスに座っていたミハルが話しかけるとはやては辺りをキョロキョロと見ながらミハルに質問する
「(…やっぱりダメだよな)……はやて、話さなきゃならない事がある。夜天の書、リインフォースについてだ」
「………」
声から真剣な話だと分かったのか、はやてはじっとミハルを見つめる
「…闇の書は、破壊した防衛プログラムをまた再生し直すみたいなんだ。だから再生する前に自身を、夜天の書そのものを破壊する」
「そん…な……」
クロノ達から聞いた話をわかりやすく説明すると、顔を青ざめさせるはやて
「……リインフォース自身が決めたことだ。彼女は今頃、なのは達の手で自分を消滅しようとしてる」
「そんなん……そんなん嫌や!……ミハルさん!私を、私をリインフォースの所に連れてって!」
泣き叫びながらミハルの服を掴み懇願する
「…本当はさ、はやてが起きてもコトが済むまで誤魔化して欲しいってリインフォース言われてたんだ。……でも、家族の別れは見届けないと、知った時きっと後悔するから」
「ミハルさん…」
「…行こう。言いたいことは言い切っとかなきゃ」
言うが早いかミハルは、はやてを車椅子に乗せ家を出る、向かうは山にある公園。降り積もった雪が車椅子と1人の足跡を刻んだ
目的地の公園にはリインフォースに守護騎士、そしてなのはとフェイトが夜天の書破壊の準備が完了しようとしていた
<Ready to set.>
<Standby.>
「あぁ、短い間だったが。お前達には世話になった」
<気にせずに>
<良い旅を>
「ああ……」
レイジングハートとバルディッシュに見送りの言葉をもらい目を閉じるリインフォース
「―――リインフォース!みんな!」
『!!!』
聞こえるはずのない声にその場にいた全員が声のした方を見る。そこにはこちらに向かってくる車椅子に乗ったはやてとそれを押すミハルの姿があった
「はやてちゃん」
「はやて!」
「…ッ、動くな!動かないでくれ…儀式が止まってしまう」
はやての姿を見て駆け寄ろうとするヴィータにリインフォースは声を上げ静止させる
「あかん!やめて!リインフォース、やてめ!」
なのは達の元に来たミハルは車椅子を魔法陣の前で止める
「破壊なんかせんでええ!あたしが、ちゃんと抑える!こんなん…せんでええ!」
「……主はやて、よいのです」
はやての言葉に悲しい顔をするリインフォース。だが、それを堪えてはやての説得を試みる
「いい事ない!…いい事なんかなんもあれへん!」
だかはやては首を横に振り諦めない
「…随分と、長い時を生きてきました。最後の最後で、私は貴方に、綺麗な名前と心を頂きました。騎士達もあなたの傍に居ます。何も心配はありません」
「心配とかそんなん……ヒグ…」
何かを言おうとするはやて、だが涙が溢れ言葉が出ない
「ですから、私は笑って逝けます……」
「ッ!……話聞かん子は嫌いや!マスターは私や!話聞いて!」
変わらないリインフォースの意志をはやては感じるも、必死にやめるように話しかける
「私がきっと何とかする!暴走なんかさせへんて約束したやんか!」
「その約束は、もう立派に守って頂きました」
「リインフォース!」
「……主の危険を払い、主を守るのが魔導の器の務め。貴方を守る為の最も優れたやり方を、私に選ばせてください」
だが、リインフォースの意志は変わらない
「…そやけど……ずっと悲しい思いしてきて…、やっと……やっと救われたんやないか!」
涙をこぼしながらはやては言葉を紡ぐ
「私の意思は、貴方の魔導と、騎士達の魂に残ります…私は何時でも貴方のそばにいます」
「そんなんちゃう!……そんなんちゃうやろ!リインフォース!」
「駄々っ子はご友人に嫌われます。……聞き分けを我が主」
「リインフォース!……アッ…」
「!、はやて!」
リインフォースに近づこうとハンドリムを回し進もうとするはやてだったが、雪に車椅子の足を取られ転倒しミハルが駆け寄る
「なんで………これから、やっと始まったのに……これからうんと幸せにしてあげなあかんのに……」
倒れたまま、はやては涙をこぼしながらリインフォースを見上げる。するとリインフォースがはやてに近づき膝をつくと、はやての顔を撫でる
「大丈夫です。私はもう……世界で1番、幸福な魔導書ですから」
「リインフォース……」
名をつぶやくはやて、その顔はもうどうする事も出来ないと悲しみに染まっている
「…主はやて、1つお願いが。私は消えて、小さく無力な欠片へと変わります。もし良ければ、私の名はその欠片ではなく。貴方のいずれ手にするであろう、新たな魔導の器に送ってあげてくれませんか?――祝福の風、『リインフォース』。私の魂はきっとその子に宿ります」
「ヒグ……リイン…フォース…」
「はい。我が主…」
リインフォースが立ち上がり元の場所に戻る。ミハルもはやてを起き上がらせその場に座らせる
「主はやて…守護騎士達…それから小さな勇者たち…」
リインフォースの体が光の粒子を散らし透けていく
「ありがとう……そして、さようなら…………」
光は空へと上り、リインフォースは消え去った
「……あっ……」
光を追って空を見上げていたはやては落ちてくる何かに気づき両手でそれを受け止める。落ちてきたのは欠片となった十字剣
「ぅ…ぅぅ……」
「お別れができて…良かったな…」
はやてはソレを握りしめると胸に抱きしめ、ミハルははやての背中を優しく撫でた
「はやてちゃん!」
「はやて…… 」
なのはやヴィータ達もはやての元に駆け寄る―――こうして闇の書事件と呼ばれる1件は幕を閉じた―――
夜天の書の最期を見届けたなのはフェイトにミハルは、はやて達と別れ帰路についていた
「……事件、終了かな?…でも、ちょっと寂しいね……」
「そう、だな……」
「クロノが言ってた。……ロストロギア関連の事件は、いつもこんな感じなんだって大きな力に引かれて、悲しいことが連鎖していく」
なのはの言葉に相槌を打つミハル。フェイトはクロノから聞いた話とこれからの事を語り始める
「私、局の仕事続けようと思うんだ。執務官になりたいから。母さんみたいな人とか、今回みたいな事を少しでも早く止められるように」
「そっか…」
「いい夢だな。プレシアさんもきっと喜ぶよ」
「2人は?」
「「え?」」
突然話を振られ驚く2人
「2人は何か考えてる?これからの事」
「私は…執務官は無理だけど。方向は多分、フェイトちゃんと一緒。ミハル君は?」
「俺か……管理局で働いてみたいってのは勿論あるけど。…義母さんが認めるかと思うと怪しい所だから…………ん?」
将来をどうするかと聞かれ答えるなのはとミハル。だが、ミハルは何かを思い出したのか顔を青くする
「どうしたの?ミハル」
「なぁ、今日って24日だよな……?」
「そうだけど……あっ、でも日付変わったからもう25日だよ」
ほら、と携帯のカレンダーを見せるなのはそこには12月25日,01:45と表示されていた
「……2人共、俺ちょっと翠屋に行かないといけないから!気をつけて帰るんだぞ!」
「えっ!?」
「ミハル君!?」
2人の驚く声が聞こえるがミハルはそんな事も気にせず自分の出せる全力で翠屋に向かった
一陣の風となったミハルは5分も経たずに翠屋の前に到着し、そのまま店のドアを開ける
「士郎さん!義母さんはこっちに……―――」
ドアを開け先ずは士郎に話を聞こうとしたミハルは次の瞬間、服の裾や袖をナイフに刺され磔にされていた―――天井に
「こ、コレは……」
衣服に刺さったナイフを見て顔を青ざめるミハル。そのナイフはミハルが使うゴム製ナイフの本物、そしてそのナイフを使うのはミハルが知る限り1人
「ほぉ?幾つか本気で当てるように投げたのだがそれは弾いたか、一応鍛錬は欠かしては居ないようだな―――ミハル?」
「し、師匠……お久しぶりです…………」
ミハルの目の前、―――天井に磔にされているので正確には下だが―――そこには自分の、二つの意味での育ての親、スカサハが冷たく笑っていた
リインフォースを原作通りか生存させるか、かなり迷ったのですが原作通りにしました。大きな理由としては、やっぱり彼女との別れがはやてにとって前に進む原動力の1つであること。他にも夜天の書本来の姿を誰も分からないのに戻せる筈もない…コレはジュエルシードで無理やり解決出来ると思いましたが、そればっかりに頼る主人公もどうかと思ったのでボツにしました。
ここでお亡くなりになったカルノさんの説明を
カルノ・アルキメデス 36歳
アースラの技術主任であり闇の書事件においてグレアム提督と共に闇の書の封印をしようとした首謀者の1人。原作を見てていくらグレアム提督でもバレずにデュランダルを作り上げるのは無理だと思い技術者の仲間を作ろうと考えて作られたキャラクター。
外見はもちろんFateシリーズに登場する数学者アルキメデス。EXTELLA初登場の人当たりの良さと正体を表してからの性格が1番理想的だった為。ただ、EXTELLALINKでより本来のキャラが知れたのでクソ野郎要素はあまり無くなった。(当初はStrikersに登場してあの科学者と組ませようかと考えてました)
リンディの夫、クライドとは訓練校時代からの同期で親友。クライドのデバイスもカルノが調整していた。
彼の死で闇の書に対する復讐心が沸き上がるもはやての生活を見てそれを改める。
無限書庫で取り憑いた呪いは魔力を持つ全ての生命に触れるだけで伝染し、最悪次元世界を超えリンカーコアを持つ生命全てを殺す。それをカルノは本能的に察知し、以降は魔法の使用、及び他者との接触を極力避けるようにしていた
魔力量:C-→AA+→SSS(暫定
本来、カルノの魔力量はミッドチルダ内でもかなり低くかったが呪いの効果によりユーノ、クロノの戦闘時でAA+の魔力。闇の書の闇時にはカートリッジによる後押しもありSSSクラスの魔力を持っており、このレベルだとはやての様に彼自身が1つのロストロギアと言える
一応次回でA's編は終わりになります