魔法少女リリカルなのは ~朱槍の魔道士〜   作:がっしー

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第68話投稿です。

遂にFGOに景虎ちゃんとして水樹奈々さんが登場。我がカルディアの3人目の聖杯捧げるキャラに決定しました。限定加入時からスキレベ上げてたんですが英雄の証が足りず第2スキルのみ4の状況。イベント終わったら取りに行くかと思ったらサバフェスが来たので暫くそのままになります。

それはともかくどうぞ


混濁する戦場

『こちら管理局、貴方の飛行許可と個人識別表が確認できません』

「この声……」

 

ミッド上空。雲の上を飛び、一直線に地上本部へと飛行するゼストとアギトに念話による警告が呼びかけられ、アギトがその声に聞き覚えがあったのか眉をひそめる

 

『直ちに停止してください。それ以上進めば迎撃に入ります!』

「………」

 

最終警告を突きつけられるもゼストは止まる気配を見せず地上本部へと向かうと、前方下、雲の中から十数の魔力弾が2人に襲い掛かる

 

「にゃろう!ブレネン・クリューガー!!」

 

とっさに躱し、アギトが後ろに抜け、大きく弧を描き戻ってくる魔力弾に自身の魔力弾で爆破するが、覆われた魔力が無くなった鉄球が爆風の中から姿を現す

 

「実体弾!?」

「…」スッ

 

驚くアギトとは対照的にゼストは冷静に右手を上げると障壁を展開し、アギトごと身を守る。だが2人は忘れていた、最初に魔力弾が飛んできたのは前からだった事に

 

「ギガントハンマー!!!」

 

実体弾に気を取られたゼストとアギトに、雲を切り裂き2人の背後から現れたヴィータは渾身の一撃を叩き込む

 

『外したです!相殺と防御で防がれました!』

「ダメージは通った。続けてぶち抜く!!」

 

ユニゾンしたリインから強襲失敗の報告が来るも攻撃の手応えを感じたヴィータはアイゼンを構え敵に視線を向ける

 

「…………」

 

ギガントハンマーの攻撃の余波が収まってゆく中、敵の姿を視認するヴィータがゼストの変化に気づいた。茶色がかった髪は金色に、開かれた瞳は黒から赤に変化しており、先程まで彼のそばにいたアギトの姿が消えていた

 

『痛ってーー!ちくしょー!思いっ切りぶん殴りやがって!!』

「すまんなアギト、助かった」

『なんの、なんの!』

『やっぱり融合型……』

「私たちと同じか……」

 

自身の代わりにダメージを受けてくれたアギトに感謝するゼストと、相手の容姿の変化にリインとヴィータは剣呑な声を漏らす

 

 

「管理局機動六課、スターズ分隊副隊長、ヴィータだ!」

「…………ゼスト」

 

名乗りを上げたヴィータにゼストは己の名前のみを語り得物である槍の穂先を向けた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃ミハル達も本部の防壁を破り。緊急時におけるなのは達との合流ポイントである地下通路に進んでいた

 

「……スバルッ!」

「ッ! マッハキャリバー!」

<Protection>

 

突然、ミハルが声を上げ先頭を走るスバルの名前を呼ぶ。咄嗟にスバルは障壁を展開し敵の攻撃を防ぐ

 

「「「!!!」」」

 

その光景を見て驚くティアナ達だが直ぐに周囲に警戒に移る

 

キュリリリリリリ――

「! ウガッ!」

 

すると暗闇から現れた戦闘機人――ノーべ――にスバルが蹴り飛ばされ壁に背中から叩きつけられる

 

「スバル、っ!」

「「……」」

 

ティアナがスバルに声をかけるも空中に展開された設置弾を見て息を飲み、エリオとキャロも下手に動けずその場に立ち止まる

 

「ノーべ、作業内容わすれてないっスか?」

「うるせーよ。忘れてねぇ」

 

ノーべに引き続き現れた戦闘機人――ウェンディ――が数体のガジェットⅠ型を引連れ現れる

 

「捕獲対象4名、全員生かしたまま持って帰るんっスよ」

「旧式とはいえ、タイプゼロがこれ位で潰れるかよ」

「グッ、戦闘……機人…」

 

痛みを堪えながらスバルが自分を見下ろすノーべを見つめ返す

 

「フフッン……アレ?兄さんがいない?」

 

有利な状況に鼻を鳴らすウェンディだったが敵が1人いないことに気づき、周りを見渡すウェンディの背後から声が聞こえた

 

「探してるのは、俺か?」

「ッ!いつの間に…「フン!」ガッ!」

 

慌てて振り返るウェンディにミハルはランサーを振るう。ウェンディも左手を使い咄嗟に防御するもミハルの一撃に吹き飛ばされる

 

<Frome trois : thunderstom fome>

「サンダー…レイジ!」

「いい動きだ、エリオ」

「ありがとうございます!」

 

残ったガジェットにエリオがストラーダを突き刺し、そこから放たれた電撃が周りのガジェットを次々と破壊していく

 

「チッ、やったなテメェ!」

「ウォォオオオオ!!」

「っ、ガァ! ッ! グァ!」

 

ウェンディが飛ばされ、ガジェットが破壊されたのを見て怒ったノーべがミハルに突撃しようとするが、その隙をつき、スバルがマッハキャリバーの加速を乗せた拳をノーべに叩き込む。ノーべは床に凹みを残し転がってゆく

 

「キャロ!サポートお願い!」

「はい!」

 

敵2人が倒れたのを見てティアナがキャロから補助魔法を受け幻術魔法を発動し、ミハル達5人の幻を作り出す

 

「撤退!」

 

ティアナの指示に従いミハル達はバラバラに散らばって行く幻影に紛れ撤退する

 

「この、野郎ーー!!!」

「あイタタタタ…」

 

怒りに声を荒らげながら立ち上がろうとするノーべとウェンディの前に通信用のモニターが現れる

 

「ノーべ、ウェンディ。2人ともちょっとこっちを手伝え。もう一機のタイプゼロ、ファーストの方と戦闘中だ」

 

モニターの向こうでは互いに構えを取るチンクとギンガの姿が映されていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミッド上空

 

「ハァァァァアアアア!!!」

「テヤァァァアアアア!!!」

 

空中を縦横無尽に飛び回るゼストとヴィータ。打ち合う中、互いのデバイスが火花を散らしながら鍔競り合う

 

「ゼストったな。何企んでるか目的を言えよ!納得出来る内容なら管理局はちゃんと話を聞く!」

「…若いな」

 

必死の説得を試みるヴィータだがゼストは全く歯牙にもかけず短い言葉で切り捨てると両者共に間合いを取るため後ろに下がる

 

「だが、良い騎士だ」

『旦那!褒めてる場合かよ!』

 

それでもヴィータの実力をその身に感じ、称えるゼストにアギトが口を挟む

 

「(リイン、気づいたか?)」

『(ハイ。向こうのユニゾン攻撃、微妙にですがタイミングがズレてます。融合の相性があまり良くないのかも)』

 

カートリッジの排莢をしながら敵の分析をするヴィータとリイン

 

『(クッソー、アイツら融合相性も良いんだろうが練度も高ぇ。しっかり合わせてくる)』

 

一方ゼスト達も相手の実力に素直に舌を巻く

 

「アギト、融合を解除しろ。俺がフルドライブで一撃で落とす」

『!? 冗談言うなよ!フルドライブなんか使ったら旦那の体は…!』

「終わらんさ、成すべき事を成すまではな!」

 

アギトが慌てて考え直すよう説得するもゼストはデバイスを力強く構え直す

 

『……ふっざけんなよ!旦那の事は、私が守るって言ったろ!! 旦那の命は削らせねぇ、私が必ず旦那の道をとおしてやる!!!』

 

ゼストの頭の硬さに怒ったアギトが魔力を解放する

 

『猛れ、炎熱! 烈火刃!!』

 

アギトの魔法によりゼストのデバイスの刃部分が炎を纏う

 

「仕方ない、ゆくぞアギト!」

『おうよ!』

 

やれやれと首を横に振りながら満更でもない顔で問いかけるゼストと答えるアギト。それを皮切りにふた戦いが再開された

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地上本部地下通路

 

「なのは!フェイト!」

「ミハル君!」

「ミハル!」

 

目的地にたどり着いたミハル達は先に到着していたなのはとフェイト、シスターシャッハと合流する

 

「お待たせしました。お二人のデバイスです!」

「シスターシャッハ、はやてとシグナムにお願いします」

 

スバルとティアナがレイジングハートとバルディッシュをなのはとフェイトに、ミハルがシュベルトクロイツとレヴァンティンをシャッハに渡す

 

「ギン姉?ギン姉!」

「スバル?」

「ギン姉と通話が繋がらないんです!」

『――……ーズ分…ライト……分隊、応答…………ガジェッ…が六課を襲げ……ザフィ……ャマルさんが防衛してますが……―――――』

「グリフィス?おい、どうしたグリフィス!?」

 

しかし息付く暇もなくギンガの安否不明とグリフィスからの六課襲撃が知らされる

 

「分散しよう。スターズはギンガの安否確認と敵戦力の排除」

「ライトニングは六課に戻る」

『はい!』

「ミハル君は?」

「スターズの方につく。ここから六課まで直線だと海だ、俺の飛行だとライトニングの足を遅らせるだけだからな」

「分かった。それじゃ皆、行こう!」

 

なのはの言葉と共に各自が動き出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜闇の中、その暗闇をかき消すかのように炎が六課を燃やしていた

 

「はァ…はァ…はァ……」

「フッーフッーフッー」

 

地面に転がる無数のガジェットの残骸の中、シャマルとザフィーラが体に傷を負いながら息を切らしていた

 

「お二人さん…まだ行けるかい?」

「え、えぇ……」

「あぁ」

 

シャマルとザフィーラにミハルのデバイスによく似た真紅の槍を構えながらクーフーリンが問いかけると2人は体に力を入れ上空を見上げる。そこにはガジェットを周りに置きこちらを見下ろす戦闘機人――オットー――がいた

 

「たった3人で良く守ったものだ。1人は完全に想定外だったが……、だけどもう終わり。僕のIS、レイストームの前で抵抗は、無意味だ」

「! クラールヴィント、防いで!」

<Ja>

 

感情が感じられない声で幾つもの光線が燃え盛る六課放たれたると、シャマルが障壁を作り光線を受け止める

 

「オオオオオ!!!」

「ディード」

 

周囲のガジェットの攻撃を躱しオットーに飛びかかるザフィーラ、だがオットーは僅かに一瞥したのみで己の片割れの名を呼ぶ

 

「ッ!」

「IS、ツインブレイズ」

 

ザフィーラの背後に現れたもう1人の戦闘機人――ディード――が手に持った双剣を構える

 

「させるかよ!」

 

双剣が振り下ろされる寸前、地を蹴り2人の間に割って入ったクーフーリンが槍で受け止めるも、空を飛べないクーフーリンはザフィーラ共々叩き落とされる

 

「チィ!」

「す、すまん。助かった」

「気にすんなって」

 

「凄いなあの男は、魔力も無ければ僕達の様に、体に機械が入っている訳でもないのに」

「私達と同等…否、それ以上の身体能力を保有している」

 

感謝を受けつつ再び敵を見上げる3人。一方オットーとディードは3人の中で唯一魔力を持たないクーフーリンの戦闘力に舌を巻く

 

「でも、さよなら」

 

だが、淡々とした声で別れを告げたオットーのISによる光線がシャマル達に襲いかかり、黒炎を上げた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミッド上空、六課へと急ぎ戻るフェイトとフリードに乗るエリオとキャロ達にも敵の手が伸びていた

 

「……!」

<Defensor Plus>

 

遠方の光に反応したフェイトがデバイスを構えると呼応したバルディッシュが障壁を展開した直後、飛来したエネルギー弾が障壁に触れ爆発した

 

「戦闘…機人」

 

無傷で奇襲を防いだフェイトが攻撃の飛んできた方向を見るとそこにはトーレとセッテの姿があった

 

「エリオ、キャロ。先に行って!」

「でも、フェイトさん!」

「直ぐに追いかける!行って!」

「…フリード!」

「グォォォォン」

「エリオ君!」

「空戦で、アウトレンジで撃てる相手がいるんだ。僕達がここにいたら、フェイトさんが全力で戦えない」

「……うん」

 

フェイトを残しその場を離れるのに戸惑うキャロだったがエリオの説得によって納得しフェイトを残し急ぎ六課に向かう

 

「……バルディッシュ、サードフォーム!」

<Zanber Form>

 

離脱する2人を確認したフェイトが命令するとバルディッシュの形状が杖型から大剣へと姿を変え、フェイトは敵へと駆ける

 

 

 

 

 

 

 

 

同じくミッド上空にて戦うゼストとヴィータにも動きが起こった

 

「…むっ、オーバーSが数人、動き始めている。……向こうの守りはもう復活したか」

『ッウ!クソ!クソ!』

 

高ランクの魔導師の動きを察知し、本部の防衛が持ち直した事に顔をしかめるゼストと彼の道を切り開けなかった事に悔しがるアギト。

 

『ヴィータちゃん、シグナムがこっちに来てるです!』

「フッー…」

 

一方ヴィータも、リインによってシグナムが救援に来ていることを知り息を吐きながら肩の力を抜いた

 

「ここまでか…撤退するとしよう!」

 

目的が果たせない以上ここに居る理由が無いと判断し、ゼストはユニゾンを解く

 

『!ヴィータちゃん、上!』

「ッ!」

「チクショウ…!せめて、せめてお前らだけは……私がここで叩いとく!!!」

 

 

ゼストとのユニゾンが解かれたアギトが巨大な火球をヴィータにぶつけようとするが、放つよりも早くヴィータがアギトに迫る

 

「ムッ!」

<Fulldrive Start>

 

ヒュッ―――ドゴゴゴゴンンンン!!!!!!

 

ヴィータとアギトがぶつかる前、ゼストのデバイスがシステム名を告げた直後。大気を切り裂き、震わせる程の轟音が響き――ヴィータの一撃はゼストによって受け止められた

 

「……なっ!?」

 

ユニゾン状態の攻撃を止められ驚くヴィータ。しかし、それ以上に驚いたのは自身の愛機であるアイゼンがゼストのデバイスとよってヒビが入っていた事だった

 

「ハァァァァアアアア!!!」

「うわぁぁぁあ!!?」

 

声を上げゼストがデバイスを振り抜くとアイゼンが砕け悲鳴を上げながらヴィータは地上へと落ちて行った

 

「アギト!…撤退だ」

 

ヴィータを撃退しアギトに声をかけるゼスト

 

「あアア――ああああああああああああああああああ!!!!」

 

だがアギトは四肢から血を流すゼストの姿を見て、自分の行動がゼストにフルドライブを使わせてしまった事に涙を流した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地上本部 通路

 

「スバル!先行し過ぎ!」

「ごめん!でも、大丈夫だから!」

 

速度を上げ後続を突き放すスバルになのはに抱えられ狭い通路を飛行するティアナが注意するが、謝りはするもスバルは更に速度を上げる

 

「仕方ないね、こういう場所だとスバルの方が早い。ミハル君お願い」

「おう」

「ミハル君がいれば大丈夫。こっちも急ぐよ」

「はい!」

 

なのはの頼まれ並走していたミハルが走る速度を上げスバルの後を追い。なのは達もその後を追いかける

 

「(ギン姉…ギン姉……ギン姉!)」

 

焦る思いで通路を進むスバルが開けた場所に出た

 

『ん?』

「(ッ!戦闘機人!)………ぇ?」

 

そこに居たのは先程戦ったノーべとウェンディ、そしてチンクの3人。慌てて構えるスバルだったが3人に囲まれ倒れ伏す人影を見て動きが止まる。――血の池を作り、その中に沈むギンガの姿を見て

 

「スバル! っギンガ…」

 

そこに少し遅れミハルが追いつきギンガの姿を確認に顔をしかめる

 

「スバル、後ろからはなのは達が来てる。ギンガを助けるにも2人で時間を稼ぐぞ…………スバル?」

「アア、アア……」

 

デバイスを構え指示を出すミハル。だが返事のないスバルに視線を向けると、ギンガを見つめたまま悲痛な声を漏らすスバル。そして次の瞬間、スバルの中で何かが切れた

 

「アアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

「なっ!?」

 

雄叫びを上げ、風が起きる程の魔力を発するスバルにミハルは思わず半歩下がる

 

「クッ!スバル落ちっ「ボフッ!」 イッ!」

 

慌ててスバルを抑えようと肩を掴むミハル。しかし、その瞬間手に痛みが走り、手を離したミハルは自分の手のひらを見る。ミハルの手は何かが炸裂した様な傷から血を流していた

 

「こ、これは……」

「…返せ、ギン姉を……」

 

謎の負傷に気を取られていると、スバルがリボルバーナックルのカートリッジを4発、連続で打ち込む

 

「返せぇぇぇえ!!!!」

「!待て!スバル!」

 

さきほと以上の雄叫びを上げスバルが単身敵へと突撃するが3人の中、ノーべが舌打ちをしながら右腕に装着された武装、ガンナックルからエネルギー弾を大量に発射する

 

「ヴワァァァァアアアアア!!!!!」

 

だがスバルは弾が数発体を貫くも止まる気配もなく突き進むみノーべに接近する

 

「ドォォォケェェェェ!!!」

「この…!」

 

2人の蹴りがぶつかる

 

ガキリッ――ドゴォン!!!

「ガァッ!!?」

「ウグァ!」

 

すると突然スバルとノーべが爆発しまともな受け身も取れず、ノーべは床に転がりスバルは壁まで吹き飛ばされ穴を開ける

 

「ノーべ、ウェンディ。アレは姉が抑える。ここから離脱しろ!」

「了解っス!」

 

その隙にチンクがギンガを大型ケースの中に入れ2人に撤退するよう言う

 

「ちっくしょう、アイツのIS(・・)接触兵器か!」

「!?(ISだと?)」

 

片腕を抑えながら立ち上がったノーべの言葉にミハルは声には出さずも驚きを得る

 

「IS、エリアルレイヴ。行くっスよノーべ!」

「でもチンク姉1人じゃ…」

「案ずるなノーべ、姉なら触れずに戦えっ!」

 

心配するノーべを他所にナイフを手に取ったチンクがナイフを構え投げようとする。たがミハルが氷で作ったナイフをノーべ達に投擲するとチンクかナイフを投げ互いに相殺する

 

「逃がすか、…スバル!気持ちは分かるが落ち着け!」

「返せ…ギン姉を……」

 

ミハルがスバルに声をかけるも同じ言葉を繰り返し続けて聞こえていない

 

「ダメか…仕方ない、3対2でちとキツイがやるしかないか」

 

息を吐きミハルはノーべ達に向かっていった

 

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