魔法少女リリカルなのは ~朱槍の魔道士〜   作:がっしー

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第8話投稿です

原作でのこの回、個人的には海鳴温泉に行く時の車内での美由希さんの横顔がイケメンすぎると思ってます

それではどうぞ


温泉地での戦い

連休の1日目、ミハルは士郎が運転する車に乗っていた。同乗者は士郎、桃子、ミハル、なのは、アリサ、すずか、美由希、ユーノそして

 

「すいません、高町コーチ。」

「気にすることないよ八瀬君。ミハル君に友達を呼んでもいいと言ったのはこっちだしね」

 

八瀬は「ありがとうございます」と言ったあと隣のミハルを見る

 

「しかし本当に男の数少ないよな。後ろの車なんて恭也さん1人だろ」

「だからお前を呼んだんだよ」

「あぁ、そう言うこと」

 

しばらくして車は海鳴温泉にやってきた。地元の海鳴市ではそれなりに有名なところらしい

 

「じゃあ、部屋に荷物を置いたらみんな自由にしてていいよご飯は19時からだからね」

『はーい!!!』

 

士郎の言葉に返事をして各自好きなように移動する

 

「よーしミハル!ここら辺探検するぞ!」

「そうだな、よし行く[ミハルさん!助けて!]か…ん?」

 

ユーノからの念話を聞き振り返るとなのはの腕の中でユーノが暴れていた。なのは達の持ち物を見る限りお風呂に入るようだ

 

「(なるほどね)なのは」

「え?どうしたのミハル君、…あっ!」

 

ミハルに呼ばれ振り返るなのは、その隙にユーノは腕から脱げだしミハルの肩までよじ登る

 

「ユーノ借りていくよ」

「えー、ユーノ君と一緒に入りたかったのにー!」

「ごめんね、でもたまには俺もユーノと一緒にいたいしね」

「むぅ…わかったの。ユーノ君、今度は一緒に入ろうね!」

 

渋々ながら納得したのか、なのははアリサ達と温泉に向かった

 

[ありがとうございます。ミハルさん]

[危なかったねユーノ]

「どーしたミハル?早く行こうぜー!」

「今行くよー!」

 

八瀬、ユーノと探検していると少し大きな池で高町夫妻を見かけた

 

「お、士郎コーチと桃子さんだ」

「何か話してるな、何してるんだろう?」

 

少し様子を見ていると桃子が士郎の肩に頭を預けた。前に月村邸で見た恭也と忍は花が見えたが今回は2人の周りを天使が暖かく見守っているように見えた

 

「…いい雰囲気みたいだし邪魔するのは悪そうだね」

「そうだな」

「キュ」

 

 

 

その後一通り温泉地を探検したあと汗を流しに温泉に向かう

 

「いやー、結構楽しめたな」

「そうだな、ん?」

 

2人で話していると女風呂の方からアリサの声が聞こえ見るとオレンジ色の髪の女性とアリサが睨み合っていた

 

「どうしたのアリサちゃん」

「!ミハル、聞きなさいよこの女いきなりなのはに訳の分からないこと行ってきたのよ!」

「えーと、どちら様ですか?」

 

ミハルも女性の顔を見るが少なくともミハルは知らない女性であった

 

「……アハハハハハ!!!ごめん、ごめんよ。人違いだったかな、知ってる子によく似てたからさ」

「ぁ、なんだ、そうなんですか」

「あら、かわいいフェレットだねぇ。よしよし」

 

ミハルの肩にいるユーノに気づき撫でる女性

 

[今の所は挨拶だけね]

「「「!!!」」 」

 

突然の念話に驚く3人、声からして目の前の女性からだろう

 

[忠告しとくよ。子供はいい子にしてお家で遊んでなさいね。おいたが過ぎるとガブッとするわよ]

「さーて、もう一風呂浴びてこよーと」

 

風呂場に行く女性の後ろを見送る

 

「ミハル、さっさと風呂に行こうぜ」

「あ、うん。じゃあ3人ともまた後で」

 

そう言って男湯に向かう、後からアリサが声を荒らげていたが聞こえないふりをした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日も沈み日付が変わる頃、ジュエルシードの反応を感じ起き上がり、なのはも同じく起きる。同じ部屋の3人を起こさないように着替え目的地に向かう。しばらく走っていると進行方向に青白い光が上る

 

「!あれは…」

「先を越されたか」

 

光の上がった所に着くとこの前の少女と昼間に見た女性がいた。少女の手にはジュエルシードが握られていた

 

「あーらあらあらあら、子供はいい子にって言わなかったっけか?」

「それを、ジュエルシードをどうするつもりなんだ!それは危険なものなんだ!」

「さーね?答える理由が見当たらないねぇ」

 

ユーノの質問を軽く受け流す女性

 

「それにさ、私親切に教えたよね。いい子にしてないとガブッといくよって」

「「「!!!」」」

 

すると突然、女性の髪が伸び腕と足は人の物から鋭い獣の爪をはやす。体中がオレンジ色の毛に包み込まれ。女性は大きな狼に変わっていた

 

「やっぱりアイツあの子の使い魔だ!」

「「使い魔!?」」

 

ユーノの使い魔とゆうセリフに聞き返すなのはとミハル、その言葉に答えたのは狼となった女性からだった

 

「そうさ、私はこの子に作って貰った魔法生命。製作者の魔力で生きる代わりに命と力の全てを使って守ってあげるんだ。」

 

狼はミハル達と少女のあいだに立ちふさがる

 

「先に帰ってて、すぐに追いつくからさ」

「うん、無茶しないでね」

「オーケー!」

 

少女に返事をし、狼は跳躍しミハル達に襲いかかる。

それをユーノが障壁を作り阻む

 

「なのは、あの子をお願い!」

「させるとでも思ってんの!?」

 

狼はユーノの障壁を前足の爪で障壁に傷をつける

 

「やらせてみせるさ!」

「移動魔法?…ハ!まずい!」

「逃がさないよ」「な!?」

 

ユーノの思惑を察知し下がろうとする狼、しかしミハルが後ろに回り込み逃がさないように押さえつける

 

「なのは!こいつは俺達が抑えるあの子は任せた!」

 

そう言い残すと3人はユーノの移動魔法で消える。残ったのは2人の魔法少女となった

 

 

 

 

 

「くっ...やってくれたね」

「よし、うまく分断できた。ユーノ、サポートを頼む」

「分かってます。でも、出来るだけ安全に行きましょう」

 

ミハルは拳を構えてファイティングポーズをとりユーノはミハル頭に乗る

 

「フン…良かったのかい?確かに魔力量ならあの子の方が多いけど実力ならあんたの方が有利だろうに」

「残念だけど俺にはデバイスがなくてね。飛行魔法は飛ぶだけならまだしも戦闘では使えないんだ」

 

相手の挑発を皮肉げに返すミハル、しかし内心では思考を巡らせていた

 

(獣相手には武器があって初めて対等…けど今回旅行で武器は何も持ってきてないどうする…)

「来ないならこっちから行くよ!」

「っ!」

 

相手の噛み付きを回避し距離を保つ、互いに円を描くように様子をうかがう

 

(強度の心配があるけど仕方ない!)

 

ミハルは魔力を発っすると足元に銀色の魔法陣が展開され、両手を前にかざす。すると魔力が氷に変わっていく

 

(槍じゃ周りの木が邪魔になる。もっとコンパクトなのに…)

 

そしてミハルの手元には2つの氷で造られたナイフが握られていた。

 

「なっ!魔力変換だって!?」

 

氷のナイフを見て驚愕する相手、だがすぐにそれがどうしたと言わんばかりに飛びかかるってくる

 

「ふっ!」

「ぐ、チッイ!」

 

先程と違い余裕を持って攻撃を躱し、横をすり抜けると同時に胴体にナイフを一閃。出血はしなかったものの鈍い声を上げ、オレンジの毛が宙を舞う

 

「やってくれたね!くらいな!」

 

後ろを振り返ると5〜6個の魔力弾が迫っていた。幸いスピードはそこまでなく細かなステップを踏んで交わすがいくつか魔力弾が体を掠める

 

「ちょこまかと…鬱陶しいね!」

「使い魔を作れるほどの魔道士だなんでこんな世界にいる!?ジュエルシードに、ロストロギアについて何を知っている!?」

「ゴチャゴチャうるさい!」

 

ユーノはミハルの頭で回復魔法をかけながら問うが相手は答えずさらに魔力弾の数が増える。すると上空で桜色の光が空を照らす

 

「!なのは、強い!」

「でも、甘いね」

 

 

「...!なのは!」

「上だ!」

 

ユーノとミハルが気づき声をかけるが遅かった。一瞬のうちに少女はなのはの首元に魔力の刃を突き立てていた

 

<PullOut>

 

レイジングハートからジュエルシードがひとつ出てくる恐らくコレで見逃してほしいと言うことだろう。

少女はジュエルシードを取ると地上に降りる

 

「帰ろう、アルフ」

 

少女の言葉に狼ーーーアルフーーーは人型に戻り少女の元に飛んでいく。ミハルも慌ててアルフの後を追うと、なのはが少女に名前を聞いていた

 

「…フェイト、フェイト・テスタロッサ」

「あの、私は...」

 

少女ーーーフェイトーーーはなのはの言葉を聞こうともせず飛んでいった

 

残された3人は暫くその場に立ち退尽くしていた。




ミハルの魔力変換についての説明

魔力変換:氷

変換できる氷のサイズは礫サイズから2m程の大きさまで作れるが最大サイズを5つ作ると魔力の大半を消費するため乱用は出来ない。
単に氷を作るだけでなく圧縮することで高度をあげることが可能であり、今回のナイフは50cmの氷塊を圧縮し、刃渡り20cmのナイフに製造した。(本人の目標は15cm)

今回までは実践で使えるまでの細かな魔力操作が出来ず使わなかったが、月村邸での1件で武器がないという状況を想定しバインドブレイクと同時に習得したがまだ完全にものにしきれていない

こんなところですかね、次の話が終わるといよいよクロノたち管理局の登場になりますね。

それではまた次回!
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