__「…よう」目に光を持たない魔理沙が軽く霊夢に挨拶をする
「"よう"じゃないわよ!どうしたのよ魔理沙!説明してちょうだい!」
なぜここにいるのか
なぜスピリタスの元にいるのか
なぜそんなに自分の知ってる魔理沙ではないのか、1つずつ聞くはずが混乱で一つにまとめて聞いてしまう
「…悪いな、答えてる暇は無いんだ、死んでくれ、霊夢」親友に向かって死ねと言い放つ魔理沙、そして、本当に殺すつもりなのか、八卦炉を構えてマスタースパークを撃ち出した
「えっ…!?」一瞬反応が遅れる霊夢、そして極太のレーザーに飲み込まれた…否、当たる寸前で左腕を負傷しながら倒れ込んで避けたのだ
「くっ…!」慌てて立ち上がりお祓い棒と御札を持ち構える
「あんた…本気でどうしたのよ…!」考えてる暇はない、やはり操られているのか?ならば1度気絶でもさせて元に戻そう、ゲンコツをして怒るのはそれからだ__
__「くそっ!なんだこいつ…!?」ノクティスが愚痴をこぼす、大量のイミテーションを蹴散らしあとひとつを砕けば助けに行ける、しかしそのイミテーション、虚構の英雄は桁違いだった、3人がかりでも避けるほどの強さである
「全然当たらねぇじゃんか!」
「愚痴るな、勝てる相手だ!追い詰めるまでだ!」ライトニングと光の戦士は決して折れず、虚構の英雄に向かっていく___
___こちらは過去のカオス神殿…
ガラガラ!ドォォォォォンッ!!!
神殿の天井が一気に崩れ落ち、霊夢が舞う砂埃の中から飛び出してきて、服に汚れが付き、なにか様子を伺っているようだ
すると遅れて砂埃の中から飛び出してくるのは八卦炉を後ろにしてマスタースパークを放ち、スピードを増して箒に跨り、魔理沙が霊夢に突っ込んできた
「ちっ!」空を飛びすぐさま回避をする
「逃がすかっ!!」急ブレーキをかけ、箒の上に立ち、魔理沙は使えないはずの魔法、ファイガが放たれる、巨大な火球が霊夢に迫る!
「嘘でしょっ!?」こんな魔法は見たことない、そのまま下に急降下していく、そして神殿の内部の地面スレスレで止まる
「潰れろぉっ!」すかさず魔理沙は巨大な岩、ストンラをして霊夢を下敷きにしようとする
そして霊夢は素早く飛び上がり、魔理沙と同じ高さまで来ると、巨大な陰陽玉を宙に浮かせる
「いい加減にしなさいっ!!」その巨大な陰陽玉を魔理沙に向けて一直線に投げつける
グシャァッ!と音がしながら魔理沙にクリーンヒットして、魔理沙は吹き飛んでいく、周りは闇の嵐、それに飲み込まれるのか?いや、見えない壁があった、そこに魔理沙は勢いよく叩きつけられる、霊夢は気絶したか?と確認をしようと近寄っていく
しかし魔理沙の近くに来た瞬間範囲攻撃でブリザラを放ち、辺りに冷気を放つ、そして、霊夢は凍って動けなくされた
「っ!?動けない…!?」
「引っかかったな…!くらえええええ!!!」凍って動けないなら防御もできない、魔理沙は至近距離で霊夢にもう一度八卦炉を構えて、マスタースパークを放つ
「っ!!」霊夢は避けることも出来ず、極太のレーザーに飲み込まれていく、そしてその衝撃はものすごく、神殿の反対側まで吹き飛んで、壁に叩きつけられる、そのまま壁から離れると神殿の内部の地面まで力なく落ちていき、ドサァッ!と音がしながら、地面に叩きつけられる、必殺技を至近距離でくらったのだ、死んでもおかしくないだろう
魔理沙はそのまま軽くよろけながら霊夢に近付き、生死を確認しに行く、一切動かない霊夢
「…すまん、霊夢…」ボソリと魔理沙が呟く、操られているのだからこんなセリフは言わないはずである
そしてその数秒後、霊夢の手が少し動く
「こ…んな…ところで……死ねないのよ…!」ボロボロになりながら必死に起き上がる霊夢
「…」さっきの言葉を聞かれたのか?どちらにせよ八卦炉もオーバーヒートしている、きっと攻撃しても反撃を食らうだろう、そう思い、魔理沙は後ろに作ったひずみの中に消えていく、親友から目を離さずに…
「待って…!まだ…終わりじゃ…!」よろよろとひずみに向かって歩く、が、そんな霊夢を見捨てるように閉じていくひずみ、致命的なダメージを負った霊夢は、その場に倒れてしまった…