東方 最幻録   作:幻想的クリスタル

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謎の使者、モーグリについていく霊夢達、ふと霊夢は思った…チルノが側にいないことを、しかしいつものようにふらふらしてるのだろう、そう思いあまり気にしないでいた…


子守り

___こちらはただの荒野、そこを歩くのはスコール、それとチルノである

 「…(なんでまたこいつは俺に付いてきてるんだ…!?さっきあのでかいリボンをした女に返したはずだぞ!なんでまたついてきてるんだ…!)」確かに先程のマーテリアの塔で霊夢に返したはずだ、しかし何故かまたチルノはスコールについて行っている、バッツとジタンも一緒にだ

 「おいスコール、少しは待ってやれよ」ジタンがスコールを止めようと声をかける

 「断る、そもそも俺は着いてこいなんて言ってない(俺は関係ないだろ、さっさと帰りたいんだよ、それにお前は空気が読めないだろ)」13回目の戦いでスコールはジタンに助けられた事がある、それがジタンだとも認めている、もちろんジタンもスコールの性格は知っている

 「冷たい事言うなよ、仲間だろ?」

 「そうだよな、それにこの3人でいると昔を思い出すよな!」仲良さげに話すバッツとジタン、13回目の戦いでスコールは巻き込まれただけだが、共に仲間として戦っていた、しかし今回の事では3人はマーテリアを手助けする気はなかった、何故なら真相がわからない、それに知らない戦士達も追加された、無闇に動けば余計にわからなくなる、他の戦士達と合流するか、敵の動きを待つか、考えは決まらない

 「って言うかその子随分スコールに懐いてるよな」バッツがそう言う

 「…(冗談じゃない、面倒な事に絶対になるだろう…!)」

 「おいおいスコール、また考え事か?」心の中で愚痴るスコール、その時は難しい顔をする、なのでみんなからはその顔で判断している

 「ところでどこに向かってるの?」チルノがバッツに話しかける

 「まぁ、とりあえずは仲間を探さないとな」

 「なかま?」

 「そう、仲間、助け合っていかないとな」

 「友達ってこと?」チルノには難しい言葉だったか、いまいち分かってないようだ

 「ま、まぁそんな所だな」さすがのバッツも言葉を軽く詰まらせる

 「…(あのバッツが困り顔をするとはな)」陽気な旅人でも困る顔をするのが分かった、だがスコールはこのチルノと言う少女といると絶対に面倒な事になる、そう思ったようだ

 「さっきの赤リボンのやつの所に行く」

 「お?スコールの好みだったか?」霊夢の顔を覚えてるジタンはスコールを茶化す、スコールはそんな茶化しを無視して霊夢達を探しに向かう

 「相変わらずだな、スコールのやつ」

 「うーん…」

 「どうしたんだ?チルノ」

 「あたいはあのおにいさん嫌いじゃない」

 「分かるのか?」バッツとジタンは、スコールの優しさを見抜いたのかと驚く

 「よくわかんないけど、そんな感じがする!」そしてスコールを追いかけていくチルノ

 「…変わったレディだな」

 「ジタンもそう思うか?」

 「バッツもか?」お互いにあの少女の扱いにくさに悩まされたようだ

 「スコールも大変だろうな、そんな子に付きまとわれて」

 「まぁ、俺は経験してるから大丈夫だけどな」腕を組んで歩くジタンとジタンの隣に並んで歩くバッツ

 子守りの旅が始まった…

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