東方 最幻録   作:幻想的クリスタル

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スコール達はとにかく情報を集めるために歩いていた、もっともスコールはチルノを手放したいだけだったが…




「…まぁ、そんな簡単には行かないか」スコールの前に現れたのはみせかけの旅人、それにたわむれの盗賊、2つの人形が道を阻む

 「あれ?」バッツとジタンを見直すチルノ

 「なんで同じようなのがいるんだ?」

 「そうか、イミテーションを知らないんだったな」バッツがそう呟く

 「いみてーしょん?」

 「まぁ要するに俺たちの偽物ってことさ」軽く説明をするジタン

 「つまり悪いやつ?」

 「まぁそうなるな」

 「じゃああいつ倒したらあたいさいきょーになれる?」

 「…は?」呆気に取られるジタン

 「あたい、やるよ!」勝手に話を進めながら1人でイミテーションに立ち向かうチルノ

 「お、おい!危ないって!」慌ててバッツが止めに入る

 「…ちっ(面倒事を増やすなよ…!)」舌打ちしながら愚痴るスコール、助けに向かう前に、たわむれの盗賊がチルノに迫る!

 「凍っちゃえっ!」たわむれの盗賊に触れて冷気を放出する、まるでブリザガでもしたようにたわむれの盗賊は瞬時に氷漬けにされた

 「なっ…!?」

 「マジか!?」驚くバッツとジタン

 「どいてろっ!」トドメにスコールが凍ったたわむれの盗賊を横斬りで真っ二つにして消滅させる、そこへすかさずみせかけの旅人が襲いかかる、スコールの背中に攻撃を仕掛ける…

 金属の音がした、ジタンが背中を守りつば競り合いに持ち込んだ!

 「ジタン…!」

 「スコールらしくないな、動揺してるんじゃないか?」余裕そうに話すジタン、みせかけの旅人は1度離れて弓矢を放とうとするが…

 「とりゃー!」氷の弾幕をみせかけの旅人に向けて放つ、霊夢達では簡単に避けれてしまう弾幕も、イミテーションにとっては回避は困難、無数の弾幕を浴びて消滅する

 「……」武器を異次元に仕舞い

 「すごいな、魔法が使えるんだな」あまり魔法が使えないジタンが話しかける

 「やっぱりあたいったらさいきょーね!」腰に両手を当ててドヤ顔をするチルノ

 「……(話聞いてないじゃないか、なんなんだ本当にこいつは…!?)」会話になってないチルノを尻目に歩き出すスコール

 「多分この子がいた世界は普通に魔法が使えるんだろう」

 「まぁそうだろうな」バッツとジタンはそう会話しながらスコールを追う、もちろんチルノもだ

 「あの子やたらスコールに懐いてるな」

 「小さいレディは扱いが大変だぜ、スコールもすぐ分かるさ」

 元いた世界でジタンは小さな少女に惚れられナンパ癖を反省したことがあるジタン、まるでその光景を見てるように話す

 「あたいも戦えるんだよ!」楽しそうにスコールについて行く、そしてスコールはやっとわかった

 「(こいつは…馬鹿だ…)」と…




「??」

「なぜ貴様が私と同じ物を持つ?」
 全身が金色の世界を支配しようと企むパラメキア皇帝がとある人物を見て嫌悪する
 その人物は、黒い服に赤と青で分けられた羽のような変哲な物を背中に持つ謎の少女、封獣ぬえである
 パラメキア皇帝が持つマティウスの悪意と同じものをぬえが持っていたからだ
 ぬえは何も言わずただにやけるだけ
 そしてそのままどこかへ向かう、暇つぶしに向かう…
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