東方 最幻録   作:幻想的クリスタル

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どこかに迷い込んだ霊夢、その先にあるものは……


「神隠し」

__「う…ん…?」緩やかな風がなびく中目を覚ます霊夢、自分は確か、魔理沙と一緒に森にいて、そして金目の物が無いから帰ろうとして…と記憶を思い出す、しかし知っているのはそこまでだった、気付いたら見知らぬ場所にいるのだから

 「…知ってる顔…がいるわけないわね、じゃなきゃこんな場所知らないし」そう独り言を言いながら起き上がりスカートを軽くはたく、とにかく情報が必要だ、霊夢はあてもなく歩き出した、なにか手がかりが見つかる事を信じて___

 __こちらは荒れた荒野、そのど真ん中を歩くのは黒い服で纏った孤高の獅子、スコール・レオンハートだった

 「…(なんだここは、また俺は呼ばれたのか?)」難しい顔をしながら心の中で呟き歩を進める、何も知らないわけじゃない、彼は前にも呼ばれた戦士だったからだ

 「…(それにさっきからなんだこのガキは…無視をしてるのに付いてきやがる)」スコールの愚痴ったガキ、その正体は氷の妖精であるチルノだった

 「なー、お前ここの人間なのか?」馴れ馴れしくスコールに話しかける、しかしスコールは無視を続ける、めんどくさいから、しかしチルノは気にせず話しかけてついて行く

 「(1度強く怒鳴るか?だが泣かしたら後が面倒だ、と言うか見た感じ馬鹿なガキだろうな)」そもそも知らない人物にズカズカ付いてくるような者を脅しても意味が無いだろう、そう思い無視をして歩を進める、もちろんあてもなくである__

 __「お嬢様、あまり無闇に動き回るのは…」心配しながら話しかけるのは紅魔館に所属する完璧で瀟洒なメイド、十六夜咲夜である

 「けど誰かに話しかけないと分からないわ」咲夜の心配に耳を貸さず、情報を集めるのはカリスマを持つ吸血鬼、レミリア・スカーレットである、あてもなく歩きながらはぐれた親友と妹を探す、そして目の前に現れたのは自分の知る人物ではない、とある死神だった……

 「君たちも呼ばれたようだね、この演奏会に」変わった服装で芝居がかった話し方をする男性、敵意は見せていないが何を考えているかは分からない

 「…何者かしら?」初めて会ったが安心できるような人物ではない、警戒しながら話しかけるレミリア、いつでも戦闘ができるように構えている咲夜

 「僕の事はいい、君達は何も知らないようだね」何も知らない、それに対して彼は二人に異世界だと言うことを教えた…二人は力あるものだと、そう教え道しるべをした…幻想が交じる時である___

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