「あのクリスタルは…!?」電気を帯びてるのかバチバチと軽く電気が走っているクリスタル、更には周りに雷を落とす、こんなのが何個も出てきたならば確実に負ける
「まずはあれから破壊した方が良さそうね」そこまで悟ったパチュリーは先に召喚されたクリスタルを破壊する事に専念する
「だな、あいつからの攻撃にも気をつけろよ」ヴァンとラムザもクリスタルの破壊に向かう、もちろんラムウも黙って見ていない、すぐに全員に向けて雷撃を落とす、先程よりも力が増した状態のため当たれば致命傷になるだろう、そしてパチュリーは近くにあったクリスタルに向けてフレアを放つ
バリィィィンッ!クリスタルが砕け散る、1つは破壊に成功した、もう1つは?
遅れて破壊される音が聞こえる、破壊には成功である、後はもう一度この召喚獣をダウンさせてトドメを刺すだけである
「一気に行くぞ!」ヴァンの掛け声と共にラムザとパチュリーはラムウに向かって走り出す
しかしそれは危険な行動だった…
ラムウの周りが白く光る、サンダガである、至近距離に来たなら避けられない
ドオオオオン!!
凄まじい落雷の音と共に走るのが遅れたパチュリーを除き、サンダガを食らってしまい吹き飛んでいき倒れてしまった
「そんな…!」パチュリーは2人の元に駆け寄ろうとする、しかしそれをラムウの落雷が阻止する
「くっ!」サンダラを魔力で防ぎ、1人で戦うことにしたパチュリー、そのままフレアを放ち抵抗していくが、ラムウの強力な魔法に押されつつある
ここまでなのか…?
しかしまだ諦めない、こんなところで死ねないからだ、しかしラムウに押されている、このままでは…
「スキあり!!」ラムウの横から斬撃が入る!
「っ!?」パチュリーを押し切ろうとしていたラムウはまんまと不意を突かれて怯んだ
「大丈夫かいパチュリー!」ラムザがパチュリーの所へ駆け寄る
「ど、どうして…!?」二人とも倒れてしまったはず、なのになぜピンピンしているのか
「そんなこと言ってる場合じゃねぇって!早くやっつけるぞ!」ヴァンが話を遮る、ダウンしている今がチャンスだからだ
「もう1回当ててやっつけるんだ!」ヴァンは片手に巨大な球体を作り力を貯める
「これで終わりにする!」ラムザも魔力を溜め込み聖なる力を強めていく
「…!」パチュリーもボロボロになりながらもしっかりと立ち本を開き魔法を唱える
「弾けろぉぉ!!」
「くらええ!!」
「はああああ!!」
3人の掛け声と共にメルトクリムゾン、ホーリー、ロイヤルフレアが炸裂する
ズドオオオオオオオン!
物凄い爆発音と共にラムウはそのまま幻影と共に消えていく…
「よっしゃ!俺達の勝ちだ!」ガッツポーズをして勝利を宣言するヴァン、召喚獣をなんとか討ち果たしたのだ
「勝てた…?」
「あぁ、君一人で対抗するなんてすごいじゃないか」顔が軽く汚れてるラムザが話す
「これでさっきの人は仲間になるの…?」
「あぁ、ちゃんとなってくれる」
その時に天から1つのクリスタルが舞い降りてくる
「あれは…」ラムザが指を指す、ちょうど近くにいたパチュリーがそのクリスタルに手を伸ばし静かに受け止める、そのクリスタルには、ラムウの意思が感じられた…