「はぁぁっ!」掛け声とともに、スコールに一刀両断されたのは、かりそめの獅子、砕け散ると消滅していく
「おおー!すごいなお前」見世物を見るように感想を述べるチルノ
「(お前は何もしてないだろう…)」無言でガンブレードをしまいながら歩き出すスコール、そしてもうついて行く事にしてるチルノ、心の中ではとてもめんどくさがっているスコール、このまま無視し続けても埒が明かない、一層の事怒鳴って追い払うか、そう考えていた矢先にまた1人、呼ばれた戦士がいた、旅人である
「バッツ…?」スコールがそう呼びかける
「おお!スコールじゃないか!久しぶりだな!」スコールが言った通り、振り向いた彼はバッツ・クラウザーだった
「と、その女の子は?」
「さっきから付いてきてる、俺の知ってるやつじゃない」
「ふーん、お嬢ちゃん、名前は?」
「あたい?あたいはチルノ!さいきょーなんだよ!」
「そ、そうか」軽く言葉を詰まらせながらスコールに耳打ちする
「なぁ、この子ちょっと変わってないか?」
「だろうな…(だから関わりたくないんだよ)」
「でも放っておくわけにも行かないだろ?」
「…(子守はごめんだ)」
「だからさ、あそこ行ってみようぜ、なにか分かるかもしれないだろ?」そう言いバッツは塔を指さす、スコールとチルノもその塔を見る、バッツに言われるまで気付かなかったその塔に
「…そうだな」塔に向かって歩き出すスコール
「あんなおっきな建物あったのか!」チルノも塔に向かって歩き出す
「…絶対わかんなかったよな…?」そう呟くバッツ、3人は塔に向けて歩き出した…___
___「君達は力がある、だから呼ばれたんだ」レミリア達に話すのはガイアの死神、クジャ
「力とはなんの力かしら?」気品を忘れず問うレミリア
「世界を壊せるほどの力さ」
「…昔の私なら喜んでしてたかもしれないわね、今はそんなの興味無いけど」
「貴様…なにか企んでいるのかしら?」ナイフを構えてクジャを警戒する咲夜
「そんなに血の気が騒ぐかい?そんなに戦いたいならそこで腕試しをするといいよ」咲夜の殺意にすら一切動じず、話を変えて指をさす、その先には、たまゆらの雷光と大嘘の吸血鬼である
「こいつらは?」
「お嬢様の偽物…?」
「君達の偽物さ、本当に力があるのか見極めるのに丁度いい」まるでオークションでもしてるかのようにレミリア達を戦わせようとする、もちろんクジャは参加せず高みの見物で
「冗談じゃないです、なぜ私達がこんな無意味な事を」
「いや、面白そうじゃない、やってやりましょう咲夜、それに」
「…それに?」
「私の許可なく私の真似をするなんていい度胸してるからね、粉々にしてあげるわ」そういい吸血鬼の爪が出てくる、隣に咲夜もナイフを持ちイミテーションの前に立つ、次の瞬間、たまゆらの雷光と大嘘の吸血鬼は瞬時に砕かれた、たまゆらの雷光は咲夜のナイフで一撃で、大嘘の吸血鬼は当人に爪でバラバラに引き裂かれて
「素晴らしい、どうやら凄まじい力があるようだ、君たちを少し見くびっていたよ」拍手をしながら2人に近寄るクジャ
「…」その舐めた態度が気に入らないのかクジャに殺意を向けるレミリア
「おぉ、こわいこわい、まだ力が欲しいのかい?」
「そうじゃない、お前なんかと一緒にいたくないだけだ」口調を戻しそう言うレミリア、そのままクジャから離れるように二人で歩き出す、もちろんクジャも止める気は無い、勝手にすればいいさ、そう思い別々に分かれて行動することにした、また集結するのをまだ知らないで…