「おーい、霊夢ー?」森を歩きながら霊夢の名前を呼ぶのは、盾を見つけて持ってきた張本人、霧雨魔理沙である
「って言うか、こここんなに長かったか?」かれこれ数十分は歩いている、確かに魔法の森は広いがここまで長くはない、何かがおかしい、そう思いつつ歩き続けて友を探す魔理沙
「やっぱ帰ったのか…?」そう思いつまんない奴と思いながら箒に跨り森を出ていこうとする魔理沙、しかし後ろから気配を感じた
「ん?霊夢か?」振り向くとそこには霊夢…に似た姿をした全身赤色の偽物、虚無の巫女だった
「っ!?お前…霊夢じゃないだろ!」なにかの異変か?そんな事考える前に八卦炉を構える魔理沙、しかし次の瞬間虚無の巫女は後ろから誰かに斬られ魔理沙の前に倒れて虚無の巫女は消えて行く
「誰だ…?」目の前に立つ男性、金髪のツンツン頭に巨大な剣を片手で持つ男性がいた、クラウド・ストライフだ
「あんたも迷った人間か」そう魔理沙に問いかける
「迷った人間…?ってか、お前誰だよ?」
「ただの通りすがりだ、怪我は無いようだ、じゃあな」そう言い残し魔理沙の前から去ろうとするクラウド
「あ、おい!どこ行くんだよ!」
「あんたには関係ない」
「お前ここの人間なのか!?」
「いや、違う」
「じゃあ何があったか確かめる気ないのか!?」
「興味ないね」全く魔理沙に興味を示さずそのまま歩き、魔理沙の前から姿を消していく
「…なんなんだよ、あいつ」立ち往生する魔理沙、それを影から見守っていた人物がいた
「ヒッヒッヒッ…面白そうなお人形があるじゃないですかぁ〜」ヘンテコな服にヘンテコな髪飾りをした謎の人物が不気味に笑っていた…___
___荒れた廃墟、そこから歩いて出てくるのは自分の身長よりも長い刀を持つ英雄、セフィロス、そして、黒竜を手懐け、黒の鎧で纏った魔人、ゴルベーザが歩いていた
「幾度と無く呼ばれるのか…」自分の弟を傷付けるのはいつでも心が痛む、そう思いつつ愚痴るように軽く呟くゴルベーザ
「秩序が保たれれば混沌も現れる、自然の摂理だ」落ち着いた表情でいるセフィロス、彼らもまた、神の元へ歩いて行く、もちろん神の言うことなど聞く気もない、どんな顔か拝むだけである、その後は命令されようが一切耳を貸さない、自分のやりたいように動くだけである、そしてゴルベーザも頭を軽く悩ませながら歩き続ける、きっと自分が呼ばれたのなら、弟も呼ばれたのだろう、そう考えていて
「ふーん、なかなか面白そうだね」新しい暇つぶしを見つけたようににやける、謎の少女が廃墟の上に居座っていた……