入学式
ここは聖櫻学園。今日から俺はここで三年間過ごすんだな。勉強に励むのは当たり前だけど部活や恋愛もしたいなー。そう思いながら入学式に親とは別で一人で学園に向かっていた。静かな一日だ。すると後ろから、
「どいて、どいてー。」
ん?後ろから誰かが叫んでいる。振り返った時には…遅かった。
「痛たた。誰だよ。」
「あの…ごめんなさい。急いでいたもので。」
「俺の方こそゴメン。」
「ん?君もその制服ってことは同じ学校の人?」
そう言って制服を見た。ブレザーが同じだったことから同じ学校の人だと分かった。
「そう…みたいだな。俺は九条礼二。今日から聖櫻学園の一年だ。」
「私は戸村美知留私も一年。よろしくね。」
「ああ、よろしく。」
「で、戸村は何で急いでたんだ?」
「ああ、私は入学式にこのままだと遅刻しちゃうから。」
「…戸村、時計を確認してみろ。」
そう言うと戸村は言うとおりに時計を見た。
「あ!七時四十五分!なんだー一時間も早いじゃん。昨日夜遅くまでお裁縫していたから寝坊しちゃったかと思ったー。それなら一緒に行こうよ。一人だと寂しいから。」
「ああ、いいぞ。所でさっき裁縫していたって言ってたけど何作ってたんだ?」
「ふっふっふよくぞ聞いてくれました!それはズバリ!」
「それは、ズバリ?」
「コスチュームです!こう見えてもコスプレイヤー界隈ではトムトムミッチーとして有名なんだよ。」
「へー。ってことは部活は手芸部希望か?」
「ううん。帰宅部でアルバイト掛け持ちしようと思っている。所で九条君はコスプレには興味ある?」
「興味は…あるな。中学時代ライブで衣装着たりしていたから。こう見えてもライブハウスで演奏したこともある。」
「おおっ。じゃあこれからのイベントにもしよかったら一緒に出てくれない?」
「ああ、いいぞ。俺の予定と被らなければ。」
そう話しているうちにに学校に着いた。
「クラスはクラスは」
一年C組 九条礼二
・
・
・
戸村美知留
「一緒か。改めてよろしくな。戸村」
「よろしく。九条君」
式場内
「あれ?恭介?」
「おお!礼二お前も同じクラス、そして同じ学校、こりゃ楽しみだ。そっちの子は?」
「こいつは真島恭介。俺と同じ中学でバンドやってた仲間だ。パートはドラムで俺はギターだ。恭介、こっちが道中知り合った戸村」
「戸村美知留です。よろしくね!」
「ああ、よろしく。」
意外なやつがいたことには驚きだったな。
入学式は滞りなく行われた。
「C組の皆さんは私についてきてくださーい。」
随分ちっこい先生だな。大丈夫なのかこの人。
「自己紹介が遅れましたー。私一年C組担当の橘響子です。私も一年目だから至らないところがあるけどよろしくねー。じゃあ窓側から自己紹介をお願いしまーす。」
「五十嵐大輔です。趣味は歌うことです。希望は軽音部です。よろしくお願いします。」
「九条礼二です。九条、礼二、レイ。どれかで呼んでください。趣味はギター演奏とゲームです。軽音部希望です。よろしくお願いします。」
「戸村美知留です。趣味はお裁縫とコスプレです。コスプレに興味がある子は私にまでー。よろしくお願いします。」
「真島恭介だ。さっきの九条とは同じ中学でバンドやってた。趣味はドラムとゲーム。よろしく。」
自己紹介が終わった。
キーンコーンカーンコーン
「自己紹介だけで終わっちゃったね。次の時間はフリートークの時間にします。皆色んな人と仲良くなってねー。」
「おお、礼二―。お主はどういうゲームをやるんじゃー?」
「ええと、姫島だったか。お前もゲーム好きとか言ってたな。俺は歴史シミュレーションとかRPGとか狩りゲーだな。そこの恭介とモンハンはよくやってた。」
「何と!東雲―ここに同志二人おったぞ!」
「やるとしても俺がいつやるかはわからんけどな。」
「右に同じく。」
恭介が言った。
「やるとき連絡したいから連絡先教えてくれー。」
「了解。」
この後何人かと話してフリートークは終わった。部活見学は今日からやっているらしい。行ってみるか。
そして放課後
「じゃあ私は弓道部見学に行くから」
「じゃあな、るい。俺はそのまま帰るから。」
「あれ?天霧?あれは上条か?」
「九条に真島か。そうだよ。まさかお前らと同じとはな。るいにも伝えとく。」
彼は天霧ルイ。上条るいの幼馴染。ルイルイコンビと呼んでた。
「俺はB組だから暇なとき遊びに行くわ。ちなみにるいもB組だ。」
「ふーん。機会があったら二人できな。」
「ああ、そうさせてもらう。」
そう言って俺は恭介と軽音部部室に向かった。
ガールフレンド(仮)を10月から始めてアイデアが浮かんだので書いてみました。こういうイベント入れてほしいとかありましたらお願いします。誤字訂正あったらお願いします。