ガールフレンド(仮)君と過ごす学園生活   作:QUEEN

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本来創立記念パーティー編を書こうと思ったのですが3回も同じ事書くのも抵抗があったのと純粋にネタが思い浮かばないため今回はこれにしました。


迷子の子供とその姉と

 11月に入って季節が変わりつつあるのを身に感じながら部室での練習を小牧先輩、西沢先輩、恭介、そして悠とやって下校となった。

 「それじゃ俺たちは参考書買ってから帰るからお前らとはここでお別れだな。」

と西沢先輩が言った。

 「はい。それではお疲れさまでした。」

 「ああ。お疲れさん。」

 そして残った恭介と悠と俺で商店街の中を歩いていると迷子らしい子供二人が泣いていた。

 「お姉ちゃんどこー。」

 「うわーん。」

 「恭介。どうする?」

 「子供はあまり得意ではないんだが。」

 「俺もだ。でも放っておくのもかわいそうだよな。」

 「なら俺が行ってやるよ。」

 「助かるぜ悠。」

 

 すると悠がその子供の身長くらいまでしゃがんで、

 「どうしたんだい君たち。困っているのならお兄ちゃんが聞くよ?」

 「お姉ちゃんとはぐれちゃった。」

 「そのお姉ちゃんの特徴はどんな感じかい?」

 「お兄ちゃんたちと同じ上着を着ていて水色のスカート。髪の色は僕たちと同じピンク」

 「お姉ちゃんの名前は?」

 「花房優輝。」

 「君たちの名前は?」

 「僕が花房潤。」

 「アタシが花房愛。」

 「潤君に愛ちゃんだね。それじゃそこにいる二人のお兄ちゃんが探してきてくれるから一緒に待っていようか。」

 「うん!」

 「ってわけで、礼二、恭介、聖櫻生で花房って女子を探してきてくれるか?特徴はこの子たちの言った通り、確か小さい三つ編みが特徴だった気がする。」

 「悠、何でそんなに知っているんだ?」

 「ああ、それなら俺のクラスメイトだから。」

 「お前D組だったなそういえば。」

 「ってわけで行ってきてくれ。俺はここでこの子たちの事を見ているから。」

 「わかった。使える人手は少し増やそう。」

 「そうだな。俺は陽歌とルイ達に聞いてみる。」

 「なら軽音部メンバーと美知留に声をかけてみるわ。」

 「了解。」

 

 

 数分後黒川、風町、美知留、ルイとるいがそろった。

 

 「黒川、風町、恭介は北側を頼む。ルイとるいは別れて商店街の外を、俺と美知留は南側を見る。」

 「了解。」

 

 

 俺は聞き込みを始めた。朝比奈酒店にまずは行ってみた。

 「なんだ兄ちゃん。桃子に会いに来たのか。」

 「違いますよ。聞き込みですよ。聞き込み。人を探していまして。」

 「なんだ。桃子に用があったんかと思ったんだが違うのか。それでその子の特徴はどんなだ?」

 「特徴は俺たちと同じ制服でピンクの髪に小さい三つ編みの女子生徒って感じです。」

 「あーその生徒ならさっきうちで醤油と飲み物買って行ったな。」

 「どっちへ行きました?」

 「確か魚の味付けとかなんとか言っていたから魚屋に行ったんじゃねーか?」

 「わかりました。ありがとうございます。」

 「また寄ってくれよ。」

 

 俺は魚屋に寄った。魚屋で接客しているおばちゃんに聞いたらちょうどタッチの差で東側に行ったと聞き少し速足で探した結果その生徒を見つけた。

 「すみませーん。そこの聖櫻生の方ー。」

 「ひっ。」

 「あー急に声かけてゴメン。君が花房さんで合ってる?」

 「はい。花房は私ですけど。」

 「君たちの弟を俺の仲間が保護している。ついてきてもらっていい?」

 「本当ですか!よかった。私引っ込み思案だからどうしたらいいのかわからなくってさっき気づいたら二人ともいなくて困っていたんです。」

 「それならよかった。それじゃその場所に連れていくからついてきて。」

 

 

 「うわーん。お姉ちゃーん。」

 「もう泣かないの。そこにいるお兄ちゃんとお姉ちゃんたちにお礼を言いなさい。」

 「ありがとうお兄ちゃん。お姉ちゃん。」

 「まさか花房さんに弟と妹がいたとはねー。まあお疲れさん礼二。悠。」

 「その…よかったらこれをお礼として貰ってもらえませんか?今月末の商店街の福引券なのですが。3枚ありますので3人だけになってしまってすみません。」

 「渡すならレイと恭ちゃんと悠君ですかね?」

 「それで私は問題ないよ。」

 「私も。」

 「私も大丈夫だよ。」

 「右に同じく。」

 「すまないな皆。それじゃありがたく受け取りますか。」

 「いや、俺はいいかな。」

 「俺も。」

 「ならやっぱり俺もいいかな。それで何か当てて弟たちに何かしてあげな。」

 「でも…。」

 「気にすんなって。」

 「俺たちは俺たちの意志でやったことだし、お礼目当てでもないしな。」

 「それじゃそろそろ帰りますか。」

 「そうだな。」

 「その…神崎さん。弟たちの面倒見てくれてありがとうございました。ちょっといいですか?」

 「ん?何?」

 「んっ。」

 見間違いかと思ったが悠が少し赤くなっていたことから気づいた。花房が悠の口にキスしていたと気づいた。意外と大胆だなと思わされた。寒くなり始めた季節に少しの熱を感じた出来事だった。

 




花房のキャラを考えるのが難しかったです。自信ない感じと面倒見のいいところを合わせていく形を考えた結果こんな感じになりました。
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