ガールフレンド(仮)君と過ごす学園生活   作:QUEEN

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今回は年末年始編です。


福引と新年時々両親

 学園でのクリスマスパーティーが終わった翌日宿題の息抜きとして外出しようとした時

 「礼二、外出するならついでに買い物頼まれて。」

 「はあ、わかったよ。それで何買ってくりゃいいの?」

 「今リスト渡すから待ってて。それとおまけだけど商店街で福引やっているらしいから景品は物によってはあげる。」

 「わかった。」

 そして俺は商店街で買い物を済ませた後楽器屋でいろいろな教本を買った。買った物は主に基礎物ではなく難易度の高いテクニックの関してのものだ。福引券もだいぶ溜まったし一石二鳥だ。

 そして福引会場に行こうとした途中

 「礼二ー。」

 「おー悠。どうしたんだ?」

 「これ貰ってくれ。俺にとって欲しいものないから無用の長物でな。」

 「サンキュー。」

 「じゃあな。良いお年を。」

 商店街の中の福引会場に俺は来た。福引券は親の買い物で4枚俺の買い物で5枚悠からもらったもので3枚。1枚で

1回だったので12回回せるみたいだ。一等はペアの温泉旅行!?これは狙いだ。美知留と一緒に行きたい。そんな思いが脳をよぎった。

 「それでは次の方どうぞ。」

 「はい。」

 「福引券を確認させていただきます。12枚ですね。わかりました。ではこちらの福引を回してください。」

 そして俺は回した。7つ参加賞のティッシュ3つカイロの結果だった。残り2回を回した。結果はもう無理だろと諦めていたが奇跡が起こった。4等の1000円分の商店街割引券と1等温泉旅行が当たった。

 「おめでとうございます!」

 「ありがとうございます。」

 奇跡って意外と簡単に起こるもんなんだな。帰りに悠の家に寄った。

ピンポーン。

 「はーい。ってあら礼二君。久しぶりじゃない。悠に用なのよね?ちょっと待ってて。悠ー。礼二君よ。」

 「どうした?礼二。」

 「これやる。」

そう言って商品券とティッシュを渡した。

 「わざわざよかったのに。まあありがたくもらっとく。」

 「参考書でも買って勉強してろ。」

 「はっはっはそんなもん買う金あったらボイトレの本買うわ。」

 「そーかい。ま、俺は帰るわ。」

 「じゃあな。」

 俺は悠の家を去り家に帰った。

 「はいよこれ。買ってきて欲しいって言っていたもの。」

 「ありがとう。福引の結果は?」

 「温泉旅行当たった。」

 「まあ!凄いじゃない!彼女の美知留ちゃんと行ってくるの?」

 「まあ。それの連絡をするとこ。」

 

 俺は自分の部屋に入って美知留に電話入れた。

 「もしもし?美知留?今時間平気?」

 「あ、レイ?うん。問題ないよ。」

 「そっか。じゃあ早速本題に入るけど商店街の福引で温泉旅行当たった。良かったら年明けにどうかな?」

 「もちろん行く!それじゃ決定だね。」

 「日付は年明けてから最初の金土でどう?」

 「OK!」

 「それじゃ当日は8時に新桔梗ケ丘駅前に集合な。」

 「わかった。一回お母さんたちに聞いてみる。」

 「はいよ。」

 10分後美知留から電話が来た。

 「レイ。OKだって。あ、お母さんちょっと!」

 「もしもしあなたが美知留の彼氏のレイ君?初めまして美知留の母の留美です。いつも美知留がお世話になっています。美知留から聞いたけどレイ君にも辛い過去があったんだったわね。傷を舐め合う関係からかもしれないけど美知留を大切にしてね。あ、それと旦那から俺の事はお義父さんと呼んでいいぞだって。だから私の事もお義母さんでいいわ。」

 「え!?しかし俺には夢があるのでその夢で美知留を幸せにすることはできるかわからないのですが…」

 「大丈夫!美知留も夢があるから。その夢はー。」

 「もーお母さんレイと喋り過ぎー。」

 「あっ。ちょっと。」

 「もうレイには話すね。アタシの夢は自分でコスプレブランドを立ち上げる事なの。だからレイと幸せになれるかわからないんだー。」

 「奇遇だな。俺にもバンドでやっていく夢があるから美知留を幸せにしてやれるかわからない。でもな美知留。それでも幸せかどうか決めるのは俺たちなんだからそんなことは気にしなくってもいいんじゃないか?」

 「レイ…。アタシレイを好きになってよかった。お互い夢のために頑張ろうね!それとこれからもよろしく!」

 「美知留。そのセリフはプロポーズまで取っておいてくれ。」

 「あ、ごめん。」

 「それじゃあ切るぞ。おやすみ。」

 「おやすみ。」

 

それから数日後年末の特番を見て新年のあいさつを両親に済ませて俺は寝た。そして朝を迎えた。

 「礼二ー。美知留ちゃんって子が来てるわよー。」

 「はいよー。」

俺はパジャマから着替えて玄関に向かった。そこには晴れ着を着た美知留の姿があった。

 「明けましておめでとう!これから森園神社に初詣に行こう?」

 「行ってらっしゃい礼二。女の子のお誘いは断る物じゃないわよ。」

 「わかった。それじゃ行ってきます。」

 

 「相変わらず混んでいるな。」

 「礼二。明けましておめでとう。」

 「明けましておめでとう礼二君。」

 「おー恭介に風町。明けましておめでとう。」

 「今年もよろしく頼むぜ。」

 「ああ!」

 

 「明けましておめでとう。礼二君。それと遅くなったけど戸村さんとの交際おめでとう。」

 「ああ。押井か。明けましておめでとう。後ありがとな。そういえば櫻井は?」

 「知ちゃん待ってー。あ、九条君明けましておめでとう。今年もよろしくね。」

 「明けましておめでとう。そしてよろしく。」

 

恭介たちと新年のあいさつを終えた俺たちは賽銭を投げてお守りを買った。美知留は金運上昇、俺は学業成就のお守りにした。

 「金運上昇か。美知留らしい。」

 「コスプレの為ですから。」

 「はいはい。」

 「あ、そうだ。これからアタシの家に来てよ。レイを紹介したいから。」

 「わかった。」

 「ただいまー。」

 「お邪魔します。」

 「お帰り美知留。あらその子がレイ君?」

 「そう。アタシの彼氏のレイ。本名は九条礼二君。」

 「どうも。」

 「パパー美知留が彼氏君を連れてきたわよー。」

 「おー君が噂のレイ君だね。俺が美知留の父、戸村智也だ。これからも美知留をよろしく頼んだよ。」

 「は、はあ。あ、そういえば美知留との旅行の件承認していただきありがとうございました。」

 「いいって。高校生なんだから健全なお付き合いでな。」

 「?」

 「その様子だとまだ問題なさそうだね。まあ大学入ってからだろう。孫は期待しているよ。」

 「ちょっとお父さん!レイが困っているから連れていくよ!」

 「おっと。これは失礼。」

 

 「なんていうかゴメンね。アタシの両親が。」

 「なんていうか結構気が早い家系だな。でもあったかい家庭だから悪くはない。」

 「そう言ってもらえると助かる。あ、アタシが作ったおせちとお雑煮あるから食べていって。」

 「じゃあお言葉に甘えて。」

 俺は美知留の作ったお雑煮とおせちを食べた。中学の頃から作っていたから慣れたとのことだった。その後は旅行の事を話し宿題を手伝っておいた。そんな新年初日だった。

 




次回は今回登場したあれの出番です。次回をお楽しみに!
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