新しいクラスと新入生
四月の新学期が始まる日俺、恭介、ルイ、るいの四人で登校していた。すると後ろから、
「おっはよーレイ、恭ちゃん。」
「おはよう、恭介君、礼二君。」
「よーっすお前ら。」
振り返ると、美知留、風町、悠がいた。
「レイ今日はクラス替えだね。一緒のクラスかな?」
「知らん。どこのクラスだろうと普通に勉強と部活とバイトして過ごすただそれだけだ。」
「レイ。もう少し遊ぶってことを覚えたほうがいいと思うよ。」
「美知留が遊びすぎなんじゃね?」
「失敬な!コスプレ制作がアタシの青春なの!」
「まあせいぜいコスプレの作りすぎで赤点取らないように頑張りなー。」
「ぐむむ…アタシの成績がレイの力なしだと赤点取りかねないのが悔しい…。」
「そういえば二か月後の修学旅行の班決めはどうなるんだろうな?」
「クラス問わずの班決めも問題なかったって小牧先輩たちは言っていたな。」
「なら俺らは俺らで組んじまうか?」
「それがいいかもな。俺、恭介、悠、ルイで。」
学園についてクラス表を見た。
2年A組
風町陽歌
上条るい
2年C組
天霧ルイ
九条礼二
戸村美知留
真島恭介
2年D組
神崎悠
「今年も俺らは一緒か。」
「ルイ君、寂しかったらいつでも来ていいんだからね?」
「るいこそ寂しかったら来ていいんだぞ?」
「ムキー、ルイ君のくせに、ルイ君のくせにー!」
「この二人は相変わらずだな。」
「か、神崎さん、おはようございます。」
「ああ、花房か。おはよう。どうしたんだ?声かけてくるなんて珍しいじゃん?」
「一緒のクラスなのであいさつしたかったのと春休みのお礼を言いたかったので。」
「悠、花房と春休みに何していたんだ?」
「ああ、花房の弟と妹の面倒を一緒に見ていた。」
「バイトのシフトが少なかったのはそれが理由か。納得だ。」
C組に入ると見て驚いたのは圧倒的な女子率だった。
「あ、ダーリンおはよー。」
「見吉が一緒か。」
「おはよう九条君、真島君。今年も一緒に切磋琢磨しようね。」
「さらに学年トップクラスの遠山か。今年もお前を完封させてもらうからな。」
「それは今年にはどっちのセリフになるかしらね。」
「みんな席について。始業式に移動するわよ。」
「ほうほう。今年はよーこちゃんか。」
「姫島、今年もボクの登校プランをかき乱さないでくれよ。」
「お前がいないとゲームがつまんないんじゃー。」
「それなら礼二と恭介に力を借りればいーじゃん。」
「モンハンのフォーマンセルはどうすんのじゃー?」
「スリーマンセルでもいーじゃん。」
「ぐぬぬー。意地でも登校させてやる。」
始業式にて
「続きまして留学生の紹介をします。クロエさん、ユーリヤさん、李さんよろしくお願いします。」
「初めまして皆サン。ワタシはフランスから留学してきましたクロエ・ルメールデス。よろしくお願いいたしマス。」
「ロシアから留学のユーリヤ・ヴァルコワといいます。よろしくお願いいたします。」
「中国から留学の李 春燕言うネ。皆よろしくアル。」
「以上三人の留学生の皆さんでした。」
「金髪外国人中々コスプレのさせ甲斐がありますなー。」
と美知留が不穏なことを言っていたのはここだけの話。
そんなことがあった数日後新入生が部活見学に来た。
「こんにちは。九条先輩、真島先輩。」
「桃子ちゃんこの先輩たちと知り合いなのですか?」
「そうだよ。くるみちゃん。中学の時の先輩なんだー。」
「ひょっとしてdearのREIJIさんとKYOSUKEさんじゃないっすか?」
「中学の頃の俺らを知っているのか?」
「それはもちろん!俺らの周辺ではかなりファン多かったので。」
「俺ら先輩方にあこがれて楽器を始めたのでお会いできて光栄です。」
「自己紹介がまだでした。私は江藤くるみでっす。先輩よろしくお願いしまっす。クラスは1年B組でっす。」
「俺がギターの秋山諒です。」
「俺は里見康二でパートはベースです。クラスは諒も一緒の1年C組です。」
「ボーカルの先輩は初めましてなので私も自己紹介しますね。1年A組の朝比奈桃子です。パートはキーボード担当です。」
「俺は九条礼二、担当はギター。」
「俺が真島恭介でパートはドラム。」
「俺が神崎悠。パートはボーカル。」
「ひょっとして悠って名前ってことは最初のボーカルで転校の都合で脱退したメンバーってことっすか?前の方がよかったって声をライブの時によく聞いたので。」
「多分その前のボーカルが俺ってことだな?合っているか?礼二。」
「ああ。」
「クラスは俺と恭介がC組、悠がD組。」
「小牧真人。3年A組だ。パートはベース。」
「西沢靖。3年C組。パートはギター。」
「真人サン、見学に来ましたヨ。」
「クロエか。九条、部室に予備のギターはあったか?」
「確か、OBの誰かが仮入部者用にって最後に初心者ギターを提供してくれた気がします。あ、ありました。クロエ先輩もやってみますか?」
「是非!」
こうして新入生の確保、クロエ先輩の見学で最初の一週間は終わりを告げた。
この小説での主人公は九条礼二ですが、ゲームの私たちの分身と同じ立ち位置はルイです。