ガールフレンド(仮)君と過ごす学園生活   作:QUEEN

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今回学園トップクラスの発言力を持つあの方の登場です


居眠りとゲームと衣装製作

 バイトの翌日

 

火曜日だった。

 「うあー疲れたー。」

 「確かに疲れたな。まあすぐ慣れるだろ。でもドラムって体力勝負のイメージがあったんだけどな。それとこれとは別かもな。ある意味。」

 「そうなんだよなー。」

 俺は言った。

 「いきなりバイト始めるとかスゲーよ。」

 ルイが言った。

 「礼二君も恭介君も急ぎ過ぎじゃない?ルイ君みたいに何もしないよりはましだけど。」

 「うるせーなー。俺には俺のペースがあるんだよ。」

 ルイが言った。

 「俺たちだって楽器の機材とか買うのに金が必要なんだよ。かっこいいギターとか欲しいし。」

 「スタジオ練習代とか掛かるし。」

 「軽音部もある意味大変ね。」

 すると後ろから、

 「おっはよー!レイ!」

 駅を通り過ぎると後ろからぎゅっと誰かが抱きついてきた。背中には二つの柔らかい感触が当たっていた。

 「このテンションから察するに戸村か。朝からテンション高いなー。」

 「聞いてよ。聞いてよ。新しいコスができたんだもん。」

 「寝たのは?」

 「二時。」

 「授業中寝ても知らんぞ。斜め前だから起こそうと思えば起こせるけど。」

 「お願いします。」

 実はこっちのクラスは初日に席替えをしていたのだ。

 「高校生なんだからそういうことも管理しろよ。」

 「礼二君が言えたことじゃないでしょ。」

 「レイ。そっちの女の子は?」

 「紹介がまだだったわね。私はB組の上条るい。よろしくね。」

 「私は戸村美知留。よろしくね。」

 そして戸村も混ざって登校した。

 

 

 授業も本格的に始まってきた。周りを見てみると姫島は一番後ろで教科書立てて何かしてる。恐らくゲームだろう。東雲は休んでる。戸村は案の定居眠り、見吉も居眠り。現在英語の月白先生。見た目が少し怖いイメージを持った先生だ。俺は睡魔と格闘しながらなんとか持ちこたえた。声のトーンからして寝たら殺されるそう思えたのが救いだった。そろそろ見吉が指されるな。起こすか。俺はシャーペンで背中をつついた。クッダメか。少し強くつついてみた。すると

 「…うーん。ダーリン?何?」

見吉はそう言って起きた。そして

 「見吉さん。次を読んでください。」

 「そろそろ指されると思って起こした6ページのJapanese cultureの所から。」

 「ありがとう。優しいね。ダーリンは。」

そう言って見吉は難を逃れた。戸村は相変わらずであった。そんなこんなで二限は終わった。それ以降は三限姫島が居眠り注意されるくらいだった。後ろの方も目を付けられるんだな。教師侮れない。四限終了後櫻井が教室を出ていった。俺は

 「櫻井は教室で飯食べないのか?」

と聞いた。

 「食べないというよりは食べられないが正解かな。お昼の放送があるから。」

 「そっか。がんばれよ。」

 「うん。ありがとう。」

 「礼二―飯食おうぜ。姫島からモンハン誘われてて。」

 「さっさとしろ―礼二―。堂々とゲームできる希少な時間なんだぞー。そのために充電温存していたんだからな―。」

 「ボクは姫島に無理やり呼び出されただけだけどな。終わったら帰るけどな。バレないようにするの面倒なんだよ。」

 「東雲も来たのか。まあいいや。サクッとやりますか。」

そんなこんなで昼休みは過ぎていった。

 五限、六限、七限と授業は過ぎて放課後となった。五限の現代社会はマジで睡魔がヤバかった。

 「ういー礼二ー、恭介ー放課後もモンハンすっぞー。」

 「悪いが姫島、俺と恭介は部活だ。」

 「だからバックパックを二人とも装備しているのか。」

 「バックパック言うな。俺のはギターで恭介のはドラムのスティックだ。」

 「そうだったのか。仕方ないのー。東雲の家で東雲と二人でやるかー。」

 そういって俺たちは部室へ向かおうとしたとき、

 「よー礼二と恭介。今日一緒に帰らないか?」

 とルイがやってきた。

 「悪いなルイ。俺たち部活だから。」

 「そっか。なら俺は図書室で勉強してる。んで適当な時間に帰るわ。」

 そう言ってルイとは別れた。

 「九条、真島部活行こうぜ?」

 「もう名前で呼んでいいぞ。一緒に練習する仲なんだからな。」

 「そういうことだ。行くぞ大輔。」

 「ああ!」

 

 「三人とも来たか。じゃあ練習始めますか?」

 「その前に入部届もらわなきゃだろ?それにコピー歴とか聞かねーとな。」

 「こちら入部届です。俺と恭介は中二からはオリジナルやっててたまにコピーしていました。」

 「参考に音源持ってきました。」

 「コピー歴はthe GazettE とかViViDからLUNA SEA、 X JAPANとかやってました。」

 「V系の有名どころは結構やってるのな。難しいものもやってるみたいってことは即戦力だな。」

 「いやいや恐れ多い。」

 「音源も結構いい感じだな。作詞作曲は九条か?」

 「あ、はい。」

 「五十嵐はどんな経験があるんだ?」

 「中学時代はDIVとかユナイト、ラルクのコピーをしていました。」

 「結構高いキー出せるんだなこれは心強い。」

 その後五月のライブのセトリを相談した。今回はナイトメアのコピーになった。

 「初陣はかっこよく決めたいだろ?」

 「はい。確実に成功させましょう。風町達には負けていられませんから」

 その後俺達と先輩で部室にあったOBの先輩たちが置いていったナイトメアのバンドスコアで練習した。本番は四曲になった。

 「セトリもメンバーも決まったお祝いに夕飯食いに行こうぜー。俺達でおごってやるよ。」

 「すいませんね。」

 そう言って駅前のファミレスに行った。

 「いらっしゃいませーお客様は何名様でしょうか?ってレイ!?どうしてここに?」

 「戸村!?お前ここでバイトしているのかー。」

 「どう?その、制服似合ってる?」

 「ああ、似合ってるぞ。」

 「ありがとっ!」

 「とりあえず席に案内してくれないか?」

 「あっごめんごめん。案内するね。こちらへどうぞ!」

 そういわれて席に案内された。店は忙しい時間の前だったからか空いていた。

 「さっきのはクラスメイトか?学校内で見たことはあるが」

 「はい。コスプレ趣味なクラスメイトの戸村です。コスプレ制作していることから衣装とかも依頼できるかと。」

 「衣装か。俺らの代に時谷小瑠璃っていう手芸部のやつがいて俺達は彼女に依頼している。体型がちょっと残念だけどな。」

 「誰が残念な体型だって?」

 「げっ時谷!?」

 「そんなこと言ってると次回から依頼受け付けないぞ?それにまだこれから成長するから今に見ていろ。」

 「悪かった。悪かった。冗談だ。」

 「今回はそういうことにしといてやる。新一年の三人。初めまして私が時谷小瑠璃だ。手芸部部長とデザイナーをしている。」

 「ってことはレザーの加工とかも。」

 「ああ。しているぞ。」

 「是非お願いします。」

 「ここで会ったのも何かの縁だ。今日は私たち先輩三人でおごってやろう。第一印象が大事だしそれに長い付き合いになるかもしれないしな。」

 「しかしさっきのコスプレイヤーいずれライバルになるかもしれないなー。私も負けていられない。」

 そう言って六人で夕食を食べて帰宅した。これが時谷先輩とのファーストコンタクトだった。

 




小瑠璃ファンの皆さんすみません。小瑠璃は嫌いではないです。むしろ好きな部類です。誤字訂正あったらお願いします。
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