ガールフレンド(仮)君と過ごす学園生活   作:QUEEN

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今回の主人公は悠です。それでは本編をどうぞ。


子供の体力侮るなかれ

 今日は戸村と保育園で職業体験をする日だった。いつもの登校時間よりも早い時間からの開始だったためだいぶ眠かった。戸村から当日は一緒に行こうと誘われたので迷子になるよりはいいかということで待ち合わせして目的地の保育園に向かった。

 「おはよう神崎君。今日は頑張りましょうね。あ、一応言っておきますけど全員が花房さんの弟や妹みたいにおとなしい子ばかりではないので覚悟はしてくださいねー?生半可な覚悟でいると地獄を見ますよー?」

 「戸村、あまり不安をあおるようなことは言わないでくれ。」

 「まあ毎年クリスマス近くに行っている保育園なので場所やどんな感じの子がいるかはある程度はわかりますけどみんな元気いっぱいなので無理はしないでください。」

 「何があっても空元気でどうにかやってやるさ。」

 そんなことを言っていたら目的地の保育園に到着した。

 「「おはようございます。本日はよろしくお願いします。」」

 「戸村さんはお久しぶりね。そっちの子は戸村さんの彼氏?」

 「先生。私はもう彼氏がいます。隣の子はその彼氏の友達です。ちなみに隣の子も彼女はいますよ。」

 「神崎悠です。今日一日よろしくお願いします。」

 「神崎君は学校からの書類を見たところ軽音部でボーカルをやっているんですね。それなら午前の歌の練習は一緒にお願いしてみたいわね。」

 「はい。頑張らせていただきます。」

 「とりあえず登園してくる子供たちが来るまでは二人はいったん軽くお掃除をお願いするわ。箒でどっちかは中を、もう一人は外をお願い。」

 「「かしこまりました。」」

 俺たちはあらかじめ用意していたエプロンを身に着けて掃除を行った。

 最初の園児が登園してくる頃に保育室のほうに戻った。

 最後の園児が登園して朝の朝礼が始まった。

 「皆さんおはようございます。今日はここで保育士の体験をするお兄さんお姉さんがいます。皆さん拍手でお迎えしましょう。」

 パチパチパチパチ。拍手で俺たちは迎えられた。

 「みんなには毎年クリスマスに来ているお姉さんとして覚えている子もいるかもだけど改めて戸村美知留です。美知留先生って呼んでくださいね。」

 「初めまして。普段は学校で勉強していて部活動で歌を歌っている神崎悠です。悠先生って呼んでね。」

 「美知留先生と悠先生にみんなからもあいさつしましょう。よろしくお願いします。はいっ。」

 「「「よろしくお願いします。」」」

 「うん。いい返事ね。それじゃあ朝の会はこれで終わり。この後は来月の発表会の歌の練習をします。悠先生にも手伝ってもらうからみんなで頑張りましょう。」

 そんなことで歌の練習が始まった。先生の音楽に合わせて歌う園児の周りを俺はぐるっと歩いて声の出ていることそうでない子を確認していった。

 「みんなのうたを確認させてもらったよ。みんな大きな声で歌っていたと思う。ただもう少し大きな声を出せそうな子がいたからもっと大きな声で歌ってみよっかー。コツは口だけで呼吸をするんじゃなくて口とおなかで息を吸っておなかの一番下から声を出してみよっかー。」

 「「「はーい。」」」

 そして何回か繰り返し通しで歌っていってみんなのうたを確認していった。

 「うん。さっきよりもみんな声を出せていたねー。えらいえらい。本番もこの調子で頑張ってねー。」

 こうして歌の練習は終了した。その後は園児は給食の時間になって園児の給食の提供を済ませて食事が終わって歯磨きを済ませて園児は昼寝の時間になった。ちなみに俺は歌の先生をしていたが戸村は保育室で別の業務をやっていた。お昼寝の時間の前の昔話を読むのは戸村がやっていた。その後戸村は寝ている子供たちの布団を治す業務をやっていたが俺は園児の連絡帳の確認をして保護者への連絡事項を書いていた。

 二時間後園児を起こして帰りの会が行われた。最後に園の先生から

 「それじゃあ今日お世話になった美知留先生と悠先生に挨拶して皆さん帰りましょう。ありがとうございました。はいっ。」

 「「「ありがとうございました。」」」

 その後園児たちは帰っていった。思ったより体力を使って早起きだったからか園児が返って緊張が抜けて眠気がやってきてしまった。

 「神崎君お疲れ様。どうでしたか?初の保育士の体験は。」

 「思ったよりずっと笑顔の維持が大変だった。世の中の保育園や幼稚園の先生はこんなに体力あるんだなーって尊敬できるって思ったね。」

 「そうなんですよ。保育士さんや幼稚園の先生は凄いんですよ。私たちも頑張りましょうね。」

 「ああ。」

 保育園の先生や幼稚園の先生の凄さを改めて痛感した一日となった。ただ夢はあきらめたくないなって思った。ある意味第二の園児たちにとってのお手本にならないとという思いも踏まえて。そんなことを思った有意義な職業体験となった。

 




休日は疲れで倒れてしまう作者も子供の体力がうらやましいです。
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