ガールフレンド(仮)君と過ごす学園生活   作:QUEEN

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三連休ってことで体力がだいぶ回復したので更新しました。今回は恭介視点です。それでは本編をどうぞ。


借り物競争で頼られる者達

 今日は体育祭だ。俺も礼二と同じく運動がそこまで得意ではなかったことからドラムで鍛えた力を活かせる綱引きを選んだ。綱引きの結果は俺たちの勝ちだった。今のところは赤組がリードしているな。次は借り物競争か。赤組で出ていた俺の周りのやつだと風町と遠山、るい、奈木野か。ゆっくり観戦させてもらうか。次は風町の番か。そして封筒の中身を見て中身を確認した瞬間風町が俺の方に走ってきた。

 「恭介君!お願い一緒に来て。」

 「え?あ、ああ…。」

 勢いに押されて俺は風町と一緒にゴールテープを切ることになった。

 「やったー。恭介君のおかげで1着だよー。」

 「はいはーい。風町さん。お題を確認させてもらうね。お題は大好きな異性。風町さんこれを引いちゃったんだねー。確か真島君は元カレだったよね?今でも好きなの?」

 春宮に質問されていた。

 「うん。彼のことは今でも大好きです。ただ私たちの関係が悪化した時に軽音部の空気に影響を与えてしまうのはまずいだろうって恭介君と私で話し合って決めました。」

 「噂では真島君は幽霊部員として軽音部に残っているんだよね?それなら気にしなくても良いんじゃないかな?」

 「そっか。恭介君改めて告白するね。私風町陽歌は真島恭介君が好きです。私と付き合ってください。」

 「その告白の回答は体育祭終了まで待ってほしいな。俺も気持ちの整理をしたい。今他に気になっている人がいるから。どっちのことが本当に好きなのか俺の中で整理させてほしい。」

 「うん。わかった。どんな結果になっても私は恭介君の気持ちを尊重するね。」

 「ありがとう。そしてごめんな。待たせることになって。」

 「気にしないで。」

 「あのー私がいること忘れていない?あ、後風町さんのお題はクリアです。おめでとう。」

 そして俺はさっきまで横になっていたレジャーシートに寝転がっていたら遠山がこっちに走ってきた。

 「真島君。力を貸して。」

 「ま、またか。」

 そしてまたゴールに連れて行かれてまたお題の確認を今度は熊田がしていた。

 「いやー恭介モテモテだねー。そして遠山さんのお題は尊敬する友達かー。さあ何で恭介のどこを尊敬しているのか聞いてみよう。」

 「真島君は軽音部の活動のほかにもアルバイトもしているわ。それでも学年トップクラスの成績を修めていることは尊敬しています。私も真島君に勝ったことはないので。」

 「遠山さんクリアおめでとう。」

 ようやく解放されたか。次はるいの番か。今度はルイを連れて行ったぞ。

 「お疲れールイ。ルイの連れて行かれたお題は何だったんだ?」

 「俺のはどこか放っておけない人だった。」

 「天霧先輩。来てくれますよね?」

 「ちょっ奈木野いったい何を?」

 「借り物競争です。力を貸してください。」

 「あら。天霧じゃない。どうしたの?上条さんという彼女がいるのに浮気?」

 「借り物競争ってことで連れてこられた。」

 「それで、ね。奈木野さんお題を見せて。」

 「では織部先輩お願いします。」

 「ちょっと誰このお題考えた人。明らかに悪意がある気がするんだけど。」

 「何だったんだ?」

 「彼女持ちで頼りになる生徒。明らかにまずいカードよ。来年から廃止するように言っておくわ。後奈木野さんは合格ね。」

 「そうしてくれ。」

 ルイが戻ってきた。るいはこっちに戻ってきていて涙目だった。

 「ルイ君のバカバカ!私がいながらどうしてさくらちゃんの借り物でついて行っちゃうの?!」

 「るい。落ち着いて聞いてくれ。今回のことは悪かったって思っている。後お題が最悪なものだったんだ。」

 「グスッ。何だったのよ?」

 「彼氏持ちで頼りになる生徒。これは事故だったんだ。そのカードは来年に廃止するとのことだ。どうしたら機嫌直してくれるんだ?」

 「じゃあ、ルイ君と一緒にお昼食べてそのあとはルイ君にレジャーシートの上で後ろから抱きしめられながら体育祭を観戦したい。」

 「それでいいのか?」

 「振り替え休日でデートもしたいけど欲張りすぎてルイ君に嫌いになってほしくないから。ルイ君にもルイ君だけの時間を大事にしてほしいし。」

 「ありがとなるい。それとごめん。」

 そう言いながらルイがるいを抱きしめていた。るいはルイの胸の中で号泣していた。

 その後昼飯の時間はるいがルイにあーんさせまくっていた。見ていてこっちが恥ずかしくなりそうだった。

 

 

 体育祭が終わって俺は風町を校門前で待っていた。

 「恭介君。ごめんね。待ったよね。それじゃあ一緒に帰ろっか。」

 「ああ。」

 「それで恭介君。答えは出たの?」

 「察してはくれないんだな。」

 「もちろん。大事なことは口で私に対していってほしいからね。」

 「俺も我慢するのは辛かった。だからまた付き合おうか。」

 「うん!」

 風町の笑顔と喜びの涙が夕焼けでまぶしかった。そんな体育祭の一日であった。

 




前回の話を書いていた時に思いついたことやるいのカードの話から降りてきたので書きました。風町の借り物競争は高2の時(ゲーム内の時間軸のカード)では障害物競走でしたが高3の時はこれに出ただろうという想像の話です。ご了承ください。
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