打ち上げの日の学園内
ついに試験二週間前になった。橘先生も朝に
「皆さん今日から試験二週間前です。昨日ライブで楽しかったかもしれませんけど切り替えていきましょう。テストで赤点四つ以上取ったら次回の試験まで放課後一時間残ってもらいますからねー。赤点一個でも一回補修がありまーす。あっ忘れていたけど九条君、真島君、五十嵐君昨日はお疲れ様。」
と言っていた。試験か。
「恭介ー今回も前みたいに勝負するか?」
「望むところだ。今回は勝たせてもらうからな。」
恭介とは中学時代から毎回定期テストで勝負をしていた。結果は六勝六敗。実力はほぼ互角だった。
バイトは試験二週間前なので休ませてもらっている。打ち上げの時に大島さんに言っておいた。大島さんは、
「はいよー。大学生組に頑張ってもらうから九条たちも勉強に専念しなー。」
と快諾してくれた。
放課後
「レイー助けてよー。居残りになったらアルバイト全部やめろってお母さんに言われちゃったのー。」
「あっダーリン。私もお仕事の都合で授業中居眠りが多かったから私にも教えて。」
「戸村と見吉か。はあ、めんどいけどわかったよ。」
「ありがとうダーリン。」
「まさに神様仏様礼二様って感じですねー見吉さん。」
「そうだね。」
両手に花って感じだな。
恭介も姫島に聞いていた。
「姫島ー。お前は大丈夫なのか?四六時中ゲームやってるイメージがあるんだが?」
「心配するではない。もともと無理ゲーだから。」
「ほう。朝橘先生が言っていたことを忘れたのか?赤点四つで一時間の居残り。そうするとゲームの時間も無くなるんじゃないのか?」
「うおーそうじゃったー。恭介!頼む!助けてくれー!」
「しょうがねぇなぁ。」
「お互い大変だな。恭介。」
「そうだな。」
「さてどこで勉強するか。」
「図書室がいいんじゃないかな?」
「そうだな。そうするか。」
俺と戸村と見吉は図書室に向かった。
「まずは二人は教材は何を持ってるんだ?」
「私は学校のもの以外何も持ってません!サー。」
「私は一問一答集で仕事の合間にやっているよ。」
「見吉はそこそこやってるのな。」
「まあ試験の問題なんて大体問題集からの抜粋だからそれやれば問題ないだろう。やっててわからないことは聞いてくれ。俺は英語でもやってるから。」
「わかった。頼りにしてるね。ダーリン。」
「それじゃあさっそくここの給ふって尊敬?謙譲?」
「古典か。はひふは尊敬ふるふれは謙譲給へはどっちになるかはケースバイケースだ。」
「ありがとー。」
「ダーリン。Naclって何の事?」
「塩化ナトリウムだな。簡単に言えば食塩だ。」
「ありがとー。」
「おっともうそろそろ閉館時間か。それじゃ今日はここまでだな。」
「助かったよーレイ!」
「ありがとね。ダーリン。」
帰り道
「あっ世界史と古文単語は隙間時間にやると効率良いぞ。」
「ありがとう。」
「ありがとね。」
「おっと俺の家こっちだから。じゃあな。」
「じゃあね。おやすみレイ。」
「バイバイダーリン。私の夢を見てくれると嬉しいな。」
そして俺は打ち上げに行った。
結局試験二週間は戸村と見吉の面倒を見ながらの勉強だった。自分の復習にもなったし女の子と勉強できたからプラスだった。
今回は短いですがここまでです。誤字訂正あったらお願いします。