「はい。試験終了でーす。書くのをやめて後ろから前へテスト用紙をお願いします。」
終わった。三日にわたる激闘が。国語、数学、英語、OC、化学、世界史、政治経済、どれも大丈夫だろう。クラストップは多分恭介と競うことになるだろうな。
「恭介ー。そっちの出来はどうだ?」
「俺は結構いけた。今回は勝てる気しかしねえな。」
「そうか。残念だが俺も同じだ。」
「話しているところ悪いんですけど、レイと恭ちゃんは中学時代どれくらいできたの?」
「中学時代校内のトップ争いしてた。」
「レイも恭ちゃんも凄いね。ところでこの後見吉さんとお疲れ様会でカラオケ行くんだけど二人とも都合はいいですか?」
「そうだな。部活の日じゃねーから大丈夫だな。でもバイトあるから十七時までだな。」
「わかりましたー。それじゃあ見吉さんに伝えておきますねー。」
「レイと恭ちゃん確保しました。」
「ありがとう。戸村さん。」
放課後、午前中で解放された俺達は昼飯食べた後にシダックス新桔梗ケ丘駅前店に向かった。
「いらっしゃいませー。あれ―礼二君に恭介君どうしたの?」
「風町?お前ここでバイトしていたのかよ。」
「そうだよー。今誰もいないからよかったらこれ使って。」
渡されたのは20%オフのチケットだった。
「利用時間は何時間でしょうか?」
「今は十三時か。なら四時間でお願いします。」
「わかりました。ドリンクバーはお付けしますか?」
「あっ、ではお願いします。」
「それではごゆっくりどうぞー。」
「はいそこに住んでますよひだまりです。」
「戸村結構うまいのな。」
「軽音部に入らないか?」
「遠慮します。コスプレの方が私には合うので。」
「ダーリン。次ダーリンの番。」
「もう迷わない。ほら目の前に広がった僕らの生きる世界~」
「おっ。これってマギのやつですね。」
「そうだな。」
四時間のカラオケが終わって俺たちはバイトへ向かった。恭介と俺はV系で聞きやすいものを選んでうたった。結構聞きにくいものも聞いていたことに驚いた。
「「おはようございまーす。」」
「二人とも試験お疲れさまー。五十嵐はもう来ているよー。」
「よー大輔。お前は試験どうだった。」
「今はその話題はやめてくれ。一応言っておくが赤点は避けたぞ。俺はいったん家帰って昼寝してたがお前らは何してたんだ?」
「俺と礼二は戸村と見吉に誘われてカラオケ行ってた。偶然風町のバイト先だったけどな。」
「いーなー。俺も行きたかった。」
「男女各二人だから気まずくなかった。お前が入ったら男女比おかしくなるだろ。」
「仕方ないよなー。」
「「おはようございまーす。」」
「二人とも試験お疲れ様ー。ほかの三人はもう着いてるよー。」
「よーお前ら。試験お疲れ様。」
「お疲れ様です。」
久々のバイトは思っていたよりも充実していた。忙しかったけど先輩たちがカバーしてくれた。
二十時半になって店長が、
「今日はもう忙しくなることはないだろうからもう上がっていいよー。試験で疲れているだろうから今日は短めにしておいたから。」
「しかし…。」
「九条。ここは大島さんの好意に甘えておけ。試験でお前も疲れているだろ?後は大学生組がやってくれるはずだ。」
「小牧先輩…。わかりました。」
「わかればいい。さて皆で賄い食って帰ろうぜ。」
「おう。」
「「「はい。」」」
久々に食べた賄いは美味かった。家帰ってギター少し弾いてそのあとすぐに俺は寝た。
翌日の授業にて
「嘘!私がこんな点数とれるなんて!ありがとうレイー。」
「戸村。点数は77か。よく頑張ったな。」
「それでレイは?」
「ほい。98。」
「恭介お前は何点だ?」
「100。」
「なっ。」
「この教科は俺の勝ちだな。」
「一週間後に張り出される成績まで結果は分からないぜ。」
一週間後
4位真島恭介
5位九条礼二
41位見吉奈央
57位戸村美知留
73位姫島木乃子
「くそっ。今回は俺の負けか。」
「またの挑戦待ってるぜー。」
「クラス成績は教室で渡されるのか。結果はわかっているが。」
クラス順位は恭介がトップで俺が2位だった。
礼二と恭介のように作者は成績はトップ争いではありませんでした。