寂しそうなその背中に寄り添うのは間違っているだろうか?   作:壊れたオモチャの兵隊

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サブタイトルは数字でいきたいと思います。
ご了承ください。


ファミリア加入編2

<謎の少女>

やってしまいました。

さっきまで騒いでいた少年につい、イラッときて殴ったら、気を失わせてしまった…。

私はいつもこうで泣きたくなる。昨日もファミリアの仲間に迷惑をかけてしまったし…。

そんなふうに自身のことを憂いていると犬人(シアンスロープ)の少女が走ってきました。

 

「リュ~、ちょっと待ってってぇェぇぇぇえッ!?ちょっとどうしたの!男の子が倒れてるよ!大丈夫ッ!?」

「リア……、その……。」

 

私は自分が少年の気を失わせたことをリアに伝えました。

 

「ちょっともう〜、リューってば〜、しょうがないな、ッふふ

ちょっと待っててねすぐヴィルさん呼んでくる。」

「ありがとうございます、リア」

「あ、リュー、男の子は女の子に膝枕されると嬉しいらしいよ〜」

 

私は彼女が言ったことを理解する前に彼女はすぐに走っていきました。

しばらくぼーとして、すぐに顔を真っ赤にさせ、そして恥ずかしく思いながらも私は少年の顔を見ます。

短く切りそろえてある黒髪にどこか可愛くて愛嬌のある顔、いいところのお坊ちゃんを思わせるような風貌だが、しかし、よく見るとところどころくすんでいたり、破れていたりしてまるで落ちぶれた貴族のようだ。筋肉のつきはそれなりにはあるようだ。

少し汚いこと()()に抵抗があるがこんなことになったのも私のせい。

しかたないと思いながらも私は少年の頭を膝の上にのせた。

 

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目を覚ますとそこは知らないところだった。

「知らない天井だ……」

そんなことを言いながらも自分がどうしてここにいるのかを思い出そうとする。特に鍵がかけられてはいないから、牢屋ではないはずだ。だって僕は何もしていないし?腹がすきすぎて知らない僕がじゃが丸くんを食べたとかないよな……違うよな?いくら3日間何も食べてはいなかったからってそんなことはないはずだ。

「あ、起きてましたか」

そんなはたから見たら馬鹿なことを真剣に考えていると、ロングスカートを穿いた綺麗なエルフの少女が現れた。

 

「えっと君は……あぁ、あの時の暴力少女か」

「誰が暴力少女ですか、だいたいあの件はあなたが剣を忘れたのが行けないんでしょ!」

 

少女は顔を赤くして怒る。

 

「まぁまぁ、リューそんな怒らないで殴ったのは事実だし」

「うぅっ…」

そんなことを言いながら可愛いワンピースをきた愛想のいい犬人の少女も入ってきた。

 

「それに君もだよ〜レディーに何を言うのさ」

「ご、ごめんなさい」

「うん、許そう」

「リアなぜあなたが答えるのです。」

「ふふっ、良いではないか、良いではないか!」

 

あの二人の少女はずいぶん仲が良いらしい。

 

「まぁ、そんなことより、自己紹介といこうか、君?君はいったいどこの誰なんだい?」

「わかった。じゃあ、自己紹介といこうか。僕は琉楓、琉楓・タチバナだ。極東から冒険者になるために来た!」

「OK~、ルカね、じゃあ、ルーちゃんって呼ぶね?私はリアン 、リアン・アルバーナ、リアって呼んで、アストレア・ファミリア所属だよ。」

「ルカ、わたしはリュー 、リュー・リオンです。私もアストレア・ファミリア所属です。」

 

犬人の少女、リアは茶髪でボブショートの女の子だ。身長は僕より小さいながらも、とっても快活で向日葵のような少女だ。

対して僕を殴ってきたエルフの少女、リューは薄緑色の少女だ。ロングスカートの上から見えるしなやかな肉付きは少女でありながら、その容姿も相まって大人の色香を僅かに醸し出している。

 

「ねぇ、ルーちゃんはさ、もう入るファミリア決めたの?」

ぐっ…。痛いところをつかれた。

「いや、まだなんだ。ずっとたらい回しにされちゃって……。」

僕は情けなく答える。

「じゃあ、うちに入りなよ。」

「大丈夫なの?」

僕は心配そうに聞く。何回も断られて軽いトラウマになっているのだ。

「そんな悲しそうな顔しないでください。きっと大丈夫です。」

そうかな。まあなるようになるか。

「じゃあ、アストレア様のところにいこうか。」

そう言うリアに続いて僕も部屋を出た。

 

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