いや~嬉しくって深夜なのに書いちゃいました。オーバーロード面白いよね
では本編どうぞ
チルノ達と別れ影狼が居るであろう迷いの竹林へと向かっていた。
迷いの竹林は1度足を踏み入れると360度周りが竹であり、自分が本当に真っ直ぐ進んでいるのか分からなくなってしまうという天然の迷路だった。
そして幸裏は。
「…何処だここ」
絶賛迷子中だった。
迷いの竹林に入って少しするとまるで方向が分からなくなり、完璧に迷ってしまった。
「やっぱり妹紅に道案内を頼むべきだったかな~」
いつもなら迷いの竹林に行く時は迷いの竹林の案内人であり焼き鳥屋もやっている妹紅に頼むのだが、いかんせん今日は時間がおそすぎた。なので妹紅に頼むのは気が引けてしまい1人でも何とかなるのでは?と思い来てみたが甘かった。
「まさか入ってから2.3分で迷うとはな。迷いの竹林名は伊達じゃないってことか」
何とかして今日中に影狼の元にたどり着きたいがこれでは難しいかも知れない。
上空から探そうにも常に深い霧が立ち込めているため不可能なので実質詰みである。
「どうしたもんかね~このままだとマジで赤蛮奇に怒られかねないんだよな」
どうしたものかと悩んでいると、ガサッ という 音が聞こえた。思わず身構えると出てきたのは黒い毛並みを耳が見えた。
それを見て音の主が誰なのか察し、同時に警戒して損したと安堵した。
「探したぞ影狼」
「こんな時間にどんな命知らずかと思ったらまさか自分の知り合いだったとはね。それで?こんな時間にどうしたの?」
「赤蛮奇から手紙だ。あいつには今日中に届ける様に言われててな」
「そう、手紙屋も案外大変なのね」
赤蛮奇からの依頼である手紙の配達をぎりぎり今日中に終わらせることが出来正直安心した。これでもし間に合わなければ自分の信頼に関わる。何より手紙屋としてのプライドが許さない。手紙屋の仕事は案外ハードなのだ。
「ふーんそれなりに元気でやってるみたいじゃない」
「でもこの間転けてそれをたまたま見てた老人を昇天させかけたらしいぞ」
「...何やってんのよあいつは」
抜け首の妖怪である赤蛮奇は、名前の通り首が抜ける。しかも赤蛮奇はかなり抜けやすいのだそうだ。
ちなみに赤蛮奇の首が落ちる所を見てしまった老人はその場で気絶してしまい、その後特に問題無く起き上がったのだが、近くに謝ろうと思い申し訳なさそうな顔をしていた赤蛮奇の顔を見て、もう一度気絶してしまった。
「じゃあ手紙は受け取ったわよ」
「ふ~これで何とか仕事は終わったな」
「大変ね、ちょっと家で休憩してく?」
「お、じゃあお言葉に甘えて」
影狼の好意に甘え、少し休憩する事になった。
その後しばらく影狼が出してくれたお茶を飲みながら、談笑していると空が若干明るくなり始めた。
「おっと、もうこんな時間か、悪いな朝まで居座っちゃって」
「いえ気にしなくてもいいわ。私も楽しかったし」
「そうか?ならまた今度遊びに来るよ」
「えぇ、待ってるわね。次来る時は茶菓子でも作って来てよ」
「...持ってきてじゃなくて作ってきてなんだな?」
影狼には俺の料理を作ってやった事が無く、更に別に誰かに料理が出来ることを言った訳でもない。なのに何故影狼はその事を知っているのだろうか。
すると影狼はキョトンとした顔で。
「えぇ、作れるのよね?この間みすちーが言ってたわよ?」
その言葉に膝から崩れ落ちた。
「あ、あの野郎面倒を持ち込みやがって...それお前以外は知らないよな?」
半分祈るかの様に聞いてみると。
「いや?他にも死神と白黒魔女がいたわよ?」
帰った来たのは無慈悲な宣告だった。
「死神ってサボり魔の小町だよな。ってことは白黒魔女は魔理沙か?」
「えぇそうよ」
小町なら人里の団子屋で偶に会うので一応知り合いだが、まだ団子屋以外ではあった事がないので大丈夫だろう。
しかし魔理沙とはそれなりに仲が良く偶に家に遊びに来る。あまり面倒な事はしたくないのだが、既に嫌な予感がしている。
「は~面倒臭い事になりそうだ。」
「ほんとに大変そうね。まぁ頑張ってね」
「おう...またな...」
もう色々と疲れたのであとはもう、家に帰って休もうと思い飛び立とう
「ちょっと大丈夫なの?」
とした所で影狼に呼び止められた。
「...何だよ?」
「いや、だって貴方...1人で帰れるの?」
「はぁ?別に家に帰るぐらいの事誰でも...」
そこまで言いふと思い出した。
そういえばここはかなりの確率で迷う迷いの竹林であり、そして来る時に1度迷っているのだ。
「...すまん案内してくれ...」
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その後影狼の案内で迷うことなく竹林を脱出する事が出来、ようやく家にたどり着く事が出来たのだ。
そして今日はこのままベッドに行こうとふらつく足取りで自分の家の戸を開ける。
「よぉ!待ってたんだぜ!」
勢い良く戸を閉めた。
自分の嫌な予感が的中してしまい、軽く発狂したくなったが、何とか我慢した。
「落ち着け俺。まだ魔理沙が俺の飯を食いに来たとは限らないじゃないか。そうだよ仕事の依頼かもしれない。いやきっとそうだそうに違いない」
「いやお前の飯を食べに来たんだぜ?」
「うお!驚かすなよ…」
あれ、そういえば今魔理沙はなんと言ったのだろう。聞き違いでなければ飯を食べに来たと聞こえたのだが…
「...今何て?」
「だから、お前の飯が美味いって聞いたから食べに来たんだぜ」
「...はははははははははははははははははははは」
この後幸裏は泣きながらチャーハンを3杯作った。
ちなみに今回が今までで1番長いです。まぁ誤差程度ですが。