東方異血姉   作:エンゼ

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内容薄...しかもアレだし...


第三十一話 歓迎

 Side:エレナ・スカーレット

 「いやそれイチイバルじゃなくてステーキだからぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!............って、あれ?」

 

 どうも、エレナ・スカーレットです。なんか物凄い夢を見てたみたいで...自分でも良く分かんない叫びと共に起き上がってしまった...何やってんだ私。

 ふと周りを見渡すとそこは図書館のベッドの上。図書館にベッドなんてあったっけ?まぁいいや。

 

「お、お姉様...?」

「あ、レミリアじゃん。おっはー!」

「お姉様ぁ!!!」

「ゴフッ!!」

 

 い、妹よ...起きたばっかで腹に猛烈タックルするのは止めてくれ...死なないけど死んじゃうから...嬉しさで。

 あーヤバい。このレミリア抱き締めたい。でもね、ここは我慢するの。お姉様良い子だからね。

 

「よかった...このままお姉様が目覚めないんじゃないかって...!!」

「もー大袈裟だよ?そんなわけないじゃん!」

「だって...一ヶ月(・・・)も目覚めなかったんだもん!!」

 

 レミリア、『だもん』は反則。私尊さで死んじゃう。

 って、は?待って待って。私一ヶ月も寝てたの?...ハハ、レミリアってば、冗談が上手いなぁ。

 

「嘘じゃないわ!ホントよ!」

 

 え、ガチトーン...マジ?これマジ?えー...状況説明プリーズ。

 

「レミィの言ってることは本当よ...全く、心配かけさせるんじゃないわよ...」

「あー...うん、ごめんなさい...?」

「あまりに起きないから魔法でなんとかしようとしたときにあなたは起きたのよ...でも、本当によかった...」

 

 ...あれ?パッチェさんデレてる?デレ期到来?うわぉ貴重だぁこれ。でもレミリアとフラン(我が尊き最高の妹達)には敵わないけどね。あれ、そういやフランはどうしたんだろ?

 

「エレナお姉様が起きたってホントぉ!??」

 

 お、噂をすればなんとやらってか。珍しく息を切らしてるね...全力で来たのかな?

 

「フランおっはー!」

「エレナお姉様ぁぁぁ!!!!」

「ごふぉぁぁぁ!!!」

 

 に、二度目は聞いてない...死ぬとこだった...今回は肉体的に。だから初手激突はやめろとあれほど...あれ、言ってなかったっけ?まぁよし。

 

「あー...パチェ?私が寝てた間何があったか教えてくれる?」

「...えぇ、良いわ。それはあの時まで遡るわね────」

 

 

 

 

 

 

 

 

「──────というわけよ...エレナ?凄く真剣な顔をして...どうしたの?」

「あぁうん!大丈夫!...大丈夫...だから」

「...そう?なら聞かないわ」

 

 ...『狂気』がまた目覚めた?あの時完全に封印したはず...あり得ない。どうして...これはもう一度調べ直すべきかな?今の私の仮説が正しかったら...まぁ、そんときはそんときさ。

 まぁいい、とりあえず私はこの二人から癒しを貰おう。何故か私に抱きついてるから頭なでなでしてみよっと。

 

「...ふぅ...フフッ」

「...えへへ」

 

 あ、ヤバいこれ。癒しの限度越えて尊死しちゃうわ。でも止めれない...好き。

 

「あ、そうだ。レミリア、仕事とかはいいの?」

「それは大丈夫よ!幻想郷に来てから食事とかは八雲紫がやってくれるっていうし...まぁ、下手に動くな、とも言われてるし...」

「まぁそりゃあねぇ...」

 

 つまり私達は現在、謹慎状態ってわけか。まぁいいけどね。要は下手な事しなきゃいいんでしょ?

 

「んじゃ、私はちょっと散歩に行ってくるね。一ヶ月も寝てたら体も鈍ってるだろうし」

「あ、だったら私も...」

「出来れば一人で行かせて貰えないかな?お願い!」

「...仕方ないわね」

「帰ってきたらいっぱい遊んでね!」

 

 当たり前なんだよなぁ...フランと遊ばないお姉様はお姉様じゃねぇ!

 

「...んじゃ、そゆことでー!」

 

 私は幻術魔法を駆使して姿を消して紅魔館を出る。なんか久々にこの魔法使った気がする...ま、いっか。

 

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 

「さて...紫さん?いるんでしょ?」

「...驚きましたわ、私に気付くなんて...気配は消してたはずですよ?」

「感覚だね。なんとなく紫さんの気配がしたから」

「流石エレナ...」

 

 私が何も無いところに声をかけると紫さんが出てきた。紫さんは驚いてたけど...多分レミリアとかは気付いてたと思う。

 てかじっと見つめるの止めてほしいな。恥ずかしいから...

 

「...その目よ。その目だからこそ私は...」

「?」

「...なんでもないわ。それとあの時、何も出来なくてごめんなさいね」

「あ、大丈夫!紫さんも忙しかったんでしょ?なら仕方ないよ!」

 

 私は精一杯の笑顔で紫さんに告げる。すぐ扇子で顔を隠したのは何でだろうね?一瞬赤くなってたの...それは気のせいか。

 

 

 

「...ともかく、歓迎するわエレナ・スカーレット。紅魔館の人達も、ね」

「うん、これからもよろしくね!」

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