どんどん遅くなってる・・・
申し訳ございません。
結弦はアレイスターとの会話終え外に出てすぐ辺りを見渡しステイルを探した。
今回の本来の目的は『三沢塾』に監禁された【
結弦の仕事にしてもその目的があってこその仕事である。
そして今回その目的の実行部隊はステイル及び
故にステイルは『三沢塾』に行く前に
ならば現状ステイルについていけば
とは言え・・・
(見当たらないな・・・まぁ、この場にまだいたらいたで少し困るけど・・・)
結弦はステイルとアレイスターの会話後に自身の依頼の仕事のやり取りをしている。
その間にステイルがその場から移動していてもなんら不思議でもない。
とは言え、この場にいた場合、ステイルに色々と問い詰められかねないため、そういう意味ではいない方が結弦としても都合が良い部分もあるのだが・・・
(そう遠くにはまだ行ってないと思うし、探すかな)
そう考え結弦は出てきた廃ビルの屋上へ移動した。
「街中を探すのにはあまり向いてないんだけど、やらないよりはマシ・・・かな」
思わずそう愚痴をこぼしながら結弦は光球を作りだし正面に放っていた。
結弦の能力【
しかし、一言で光と表現しそれらを操れるの能力であるため、出来る事は多い。
波形、波長の変更によるレーザーによる攻撃手段や推進力への変換、屈折率の操作による自身の透明化や虚像の生成、又能力の応用により間接的にであれば、音や熱の生成まで可能とする能力である。
とは言っても結弦は
それでも汎用性という意味では超能力の中でも上位に位置するだろう。
今回ステイルを探す目的で正面に光球を放ったのもその汎用性における応用によるものである。
世の中の物には基本的には色というものが存在する。
では、その色はどうやって見えているのか・・・
それは光に対する反射率である。
光が当たっている物質がどの程度反射しているかで色を識別している。
なので、色というのは光が作っているわけではなく、光が当たっている物質によるものという訳である。
それなら物質から反射している光の色が遠目からみる事が出来ればその色の物質がある場所が分かる事にならないか。
結弦が行っている事はそれである。
イメージとしてはコンサートなどで見かけるカラースポットライトが近いだろう。
カラースポットライトの光を意図的に作っているのだ。
自身で発光体を作りその光の反射光を操作して遠くまで視覚化できるようにして、その色から物のある場所を判断しようとしているのだ。
以前に夜の学園都市にて神裂を探したのもこれである。
しかしこれはあまり効率が良くない。
神裂を探した時はまだ建物の屋上を絞った上で夜で行ったが故に周りの景色に変化がなかったために判断はしやすい部分はあったが、今回のような状況では問題が多すぎるのである。
まず大前提として対象に結弦が発した発光体の光が当たらなければ意味がない。
つまり、屋根等の遮蔽物があった場合は探しているターゲットは検知できない。
次に光に当たった対象が具体的に何なのかは判断が出来ない点もある。
対象のおおよその色は識別出来てもそれが生物なのかなんなのかの判断は出来ないのである。
そして何よりの問題点は有効範囲にあるだろう。
そもそもが確実性に乏しいにも拘らず探れる範囲が広くない。
光事態は広範囲に届くがそれら全てを操作する能力を結弦は有していないのである。
発した発光体を周りの見られないようにする事はもちろん視覚化している色も見られないようにする事もしなければならない事も関係しているのだが、それでもせいぜい半径三十メートル程である事から、結弦もせいぜい視覚による探索の補助程度にしか考えていない部分がある。
汎用性は高く出来ること自体は多くても全てが実用レベルかは別問題である。
(他に何か方法を考えないといけないかな)
結弦自身がそう思わらずにはいられないほどの精度な事に思わず毒づかずにはいられなかった。
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結弦は件の方法でのステイルの発見はあまり期待していなかったが、今回は思いのほかうまくいった。
ステイルの髪色が赤色と分かりやすい色だったのもあるだろう。
ステイルを見つけてから気づかれないよう近づくいくと・・
「・・・ちっ!」
とあからさまに嫌そうな顔を隠そうともせずに舌打ちをしていた。
(?)
結弦はその理由が分からず、もしかして
「やだ!飼う飼う飼う飼う飼う・・・」
(この声は・・・)
ステイルとは異なった女の子声がしたため、そちらを向くと、五十メートル程先に
結弦が追いつくまでに
(やっぱりインデックスさんといるのはあまり良い気がしないんだな)
ステイルが先程舌打ちをした理由に当たりをつけていると当のステイルはルーンのカードをばら撒いて何かをしていた。
(人払い・・・かな?)
結弦がそう思った次の瞬間辺りの人影がなくなって行っていたのと同じくしてインデックスは何かを感じたのか一人でどこかへ行ってしまった。
(インデックスさんも遠ざけたのか)
ステイルとしてもインデックスを巻き込みたくないだろう。
形は違えど以前の記憶の件ににしても彼なり彼女を思っていた結果なのだから・・・
インデックスが曲がり角を曲がった所でステイルは
「久しぶりだね、
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ステイルが挨拶後ステイルは馴れ合う気はないらしく一悶着はあった物の今回の依頼については
三沢塾に少女が監禁されていること、それに魔術師(厳密には錬金術師らしい)、その魔術師の名はアウレオルス=イザードということなど結弦も詳細は知らなかったため、その情報を有り難く思いながら聞いていた時・・・
「ちょっと待て、
ステイルがそう良い話を中断させた。
そこで、結弦は改めて気づく。
(そういえば記憶喪失の件は知らないんだっけ?)
以前インデックスを救った際に
その関係で彼は
しかし、彼は
それでもどうしても違和感を感じる部分は生まれるだろう。
結弦はどうするのかと見守っていると・・・
「は~
「・・・まぁ、良いか。話がスムーズ進む分には問題ないし」
どうにか誤魔化せたのを見て結弦も思わず安堵していた。
その後一通り説明を終えた所で・・・
「君だって来るんだよ?」
と最後の最後で付け足していた。
「はぁ?」
「拒否権はないと思うよ。君が従わければ、傍にいるインデックスは回収・・・といいう方向になるから」
ステイルのその言葉を聞き、結弦は納得する部分があった。
少し疑問があったのだ。
今回の件に
しかし、そんなこと
それならどうやって土俵に上げるのかと・・・
そのためのカードがインデックスという訳だ。
それでも、記憶を失って今日までで
それから考えたら
であれば、十分な交渉材料だろう。
それこそ拒否権を与えないほどには・・・
「テメェ・・・」
「ふん、殺し合いならこの一件の後にしよう。言い忘れたけど、監禁されている少女【
そう言われ、その資料の中の写真を見た
そして確かにこう口にしていた。
「ふざけやがって!」
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一通りの説明後、インデックスを巻き込みたくないと言うことで怪しまれないように一度返って出かける事を伝えに帰った。
ついて来るとも言っていたらしいが、何やら科学サイドの用語を並べて留守番させていた。
どうやらインデックスは科学サイドの事には極端に疎いらしく、
インデックスはインデックスで何やら野良猫を飼いたいとの事で一悶着あったらしいが最終的には
「それじゃあ行ってくるから、留守番よろしくな」
「まかせてなんだよ!」
そういうインデックスの腕の中で「にゃ~」と鳴く猫を見て改めて項垂れながら部屋を出ると、ステイルが通路で何やらペタペタと貼り付けていた。
「何やってんの、お前?」
「あの子の護衛にルーンを貼っているのさ、大した意味はないかもだけど、あの子が逃げ出す時間ぐらいは稼げるかもしれないからね」
「ルーン・・・
そう呟く
目の前の神父は
それはなんだかんだ言ってインデックスを思っているのではないか・・・
今の
周りが接する
そう考えるとまるで自分が二人いる、そんな風に思わずにはいられかった
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「君は錬金術についてどこまで知っている?」
三沢塾への移動中細かい補足情報をステイルしていた。
「え~と、鉛を金に変えるとか不老不死の薬だとか」
「まぁ、そうだね。しかし、錬金術師には本来究極的な目的が存在する」
「目的?」
「世界の全てをシュミレートすることさ」
「?」
「もし、頭の中に思い描いた物を現実世界に引っ張り出せたらどうなると思う?」
「はぁ?そんなの・・・」
「そういう事さ、怖気づいたなら君だけ尻尾巻いて逃げるといいさ、その場合は彼女を回収するだけだしね」
そんな二人のやり取りを見ていた結弦は思わずため息が出ていた。
(この二人は・・・)
これから戦場にに向かうのに大丈夫なんだろうかと思わずにはいられなかった。
(しかし、世界の全てをシュミレートか・・・これは結構な大仕事なのかな)
今回の結弦への依頼も直接的な干渉ではないが、戦場に足を踏み入れる以上巻き込まれないとも限らないのだから・・・
そんな事を考えていると三沢塾に到着していた。
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ステイルと
「案外普通だな」
「そりゃそうさ、表向きは今も塾として運営しているんだからね。しかし、ここはもうアウレオルスの魔術結界の中だ。気を抜かない事だね」
「なら何か対策しろよ!」
「無駄だね。僕は魔術師故に魔力で感知されるし、君にしても【
ステイルの説明を聞きながら、結弦はそれでは自分はと考える。
結弦は超能力者だ。
魔力なんて扱えないし、【
能力で姿は隠しているがそれだけだ。
自分は気づかれていないのではないかと考えていると、すぐにさらなる謎が浮かび上がってきた。
「なんだあれ?」
不審に思い近づくとこの進学塾に場違い感が際立っているのがわかる。
「ロボット?」
(いや、これは・・・)
「・・・どうした?ここには何もない行くよ」
「ああ・・・」
ステイルに行くと言われたにも関わらずどうしてか気になってしまっていた。
「確かに君にとっては珍しい物だろうね」
「?、ロボットなら
「何を言っている。これは只の死体だよ」
「!?」
そうステイルに言われてから気付く、鎧から地面に血が広がっている事に。
「おそらくはローマ正教の十三騎士団だろう。アウレオルスは元々ローマ正教所属だし、裏切り者を狩りに来たんだろうが、この分じゃ全滅だろうね」
「・・・どうして周りが騒がないんだ?」
その時塾生が
「なんだ今の?」
「なるほど、表と裏というわけか」
「?」
「分かりやすく言えばコインだよ。コインの表側の
そう言い、ステイルは死体に向け何やら祈りを捧げているようであった。
「行こう、戦う理由が一つ増えたようだ」
先に進んでいく二人を見て結弦は思案する。
(それぞれが干渉出来ないなら、どうして自分にも
そんな謎が浮かんだが、結弦にはその理由を知る方法を持ち合わせていなかった。
本当申し訳ありません。
信憑性はないかもですが、モチベ自体はまだまだあるんです。
しかし、時間が・・・
今後の構想はいろいろ考えているので頑張りたい気持ちはあります。
ただ、更新ペースが落ちてるので、念のため亀更新タグを復活させました。
さて、今回も結弦の能力についての描写がありますが、ある程度説明入れておいた方が、今後楽だと思ったの入れました。
描いてて改めて思ったのですが、結弦もですが美琴や操祈って実質多重能力者だと思うの自分だけですかね?
最後になりましたが、エターナルロックさん、このよさん評価ありがとうございます。
真摯に受け止めて精進していきます。
色が付いた……
しかも一瞬とは言えランキングも載った…
実は失踪しようかと考えが頭を何度か過りました。