自分の文章力なさ及び書き慣れていないせいもあり、各話投稿後に結構な頻度で加筆修正を行っているのですが、2話を割と大幅(500文字程)に加筆とともにサブタイトルも変更してます。
ただ、説明不足に感じた部分補足の加筆なので、シナリオ上読んでなくても問題はないはずです。
読者の皆様には2度手間になってしまう形になってしまい申し訳ありません。
今後は無いよう気を付けますが、処女作ということで、暖かい目でみて頂けると幸いです
結弦はベッドの上で外から鳥の声がしていることに気が付いた。
「朝か・・・」
昨日、ひったくり事件に巻き込まれ、その後まさかの統括理事長様から直々に呼び出されたと思えば『観測者』なるものならないかと提案されたが、その場での回答を保留にして帰ってきていた。
「結局一睡も出来なかったな」
家に到着後、件のやり取りが思っていたより精神的きたのかどっと疲れがきていた。
そのため、スーパーで購入した食材をしまってすぐにベッドに入ったのだが、入ったら入ったで眠れなかったのである。
「自分で思ったより『観測者』のことを気にしてしまってるな」
昨日の会話を思い出す限りでは相手には自分のことを知られているようであった。
ならば、気にしてしまってる時点で相手の思惑にまんまと嵌ってしまってる。
そう自覚しながらもやはり気にしてしまっている自分に対し、思わず笑みをこぼしていた。
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先ほどを言ったように結弦は精神的疲労は感じているが一睡もしていない。
しかし、結弦の職業は学生であり、昨日は始業式である以上本日から授業開始である。
流石に体調が優れないということで休むことも考えたが、初日から休むことは避けた方が良いと考え、通学の上、何とか乗り越えようとしたのだが・・・
クラスメイトや担任から
「大丈夫?」
「保健室行った方がいいよ?」
「空目、本当にきついようなら早退してもいいぞ」
と心配されたため、自分が思ったより酷い顔をしていたことを知ると同時に結局失敗したのではないかと後悔しながら、一日を過ごすこととなった。
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そんなこんなでいろいろありはしたが無事放課後を迎えた。
これから昨日の返事を伝えに行かなければならない。
とはいえ、返事など
(見事に掌で踊らされてるな~)
そのことに若干の自己嫌悪を覚えたが、その程度で返事が変わるはずもなかった。
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結弦が返事をするため、昨日の廃ビルに向かっていると、声をかけられた。
「そこの少年、ちょっといいか?」
「自分ですか?」
結弦は自分で正しいのかを確認をしながら声の主を確認した。
声の主は少女だった。
肩まである長い黒髪をカチューシャでまとめている。
制服を来ていることからも年は結弦と同じくらいだろう、スタイルが良いせいかサイズ合っていない。
その少女は面白い物でも発見したかのように興味深そうに結弦を見ていた。
「そう、お前だ。お前が、
その発言を聞き、結弦は警戒心を強めた。
自分はこの少女とは初対面のはずだ、少なくとも結弦には今まで会った記憶はない。
ただでさえ、昨日から統括理事長に目を付けられたのだ、そして、このタイミングで自分のことを知ってるらしき謎の少女のご登場だ、警戒しない方がおかしい。
結弦が警戒から身構えていたが、少女はそれを見て一人で納得したかのか面白そうに今度は笑みまでこぼしていた。
「やはりそうか、今から理事長様の所に向かうのか?」
「・・・あなたは?」
「おっと、これは悪い。自己紹介がまだだったな。私は、
芹亜は実に楽しそうにかつ軽い調子で告げる。
「少しだけお茶に付き合ってもらいたい」
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「私はホットコーヒーで、お前はどうする?」
「同じ物を」
「ホットコーヒーおふたつですね、少々お待ちください」
現在二人は喫茶店にいた。
「私が誘ったんだ、この場は払うよ」
「ありがとうございます」
お礼を言いながら結弦は改めて目の前少女を見た。
彼女は自分のことを統括理事会の一人のブレインと言っていた。
ならば、昨日の今日だ、何か思惑はあるのだろうが、情報を得るためにも会話をすることには大きな価値がある。
そのためにも、まずは相手の目的を聞こうとしたところで、先に切り出したのは芹亜の方だった・・・
「体調が悪そうだが大丈夫か?」
「少し寝不足なだけですよ」
「アレイスターからの提案をそこまで考えるのか」
「先ほども思いましたが、知ってるのですね」
「おそらくお前が思っているよりは秘匿にされていないよ、
結弦は少なからず驚いていた。
昨日の話を聞く限りでは、出来る限り表だった存在にはしたくないようであった、それならば、知っている人物は少ない方が良いはずだ。
にも関わらず少女が言うにはそれほど秘匿にはされていないらしい。
となると実は隠す必要はないのか、若しくは
「おそらくお前の考えは正しいよ」
「・・・何のことですか?」
「案外聡いな」
「統括理事会の一人のブレインをしている方にそう言われるとは、光栄ですね」
「お待たせ致しました、ホットコーヒーでございます、ごゆっくりどうぞ」
会話が一区切りついた所で店員がコーヒーを持ってきたため、一息つくため、お互いにコーヒーを飲んだ。
結弦が改めて芹亜を見ると、実に楽しそうにくすくすと笑っていた。
「?、何か?」
「いや、考えていたよりも楽しくなりそうだと思ってね」
「・・・それは良かったですが、そろそろ本題に入ってもらってもいいですか?」
「うん?あぁ、そうだったな」
芹亜はまるで今まで忘れていたような調子で話始めた。
「とは言え、先輩として少し助言に来ただけなんだがな」
「助言ですか?」
「そうだ、お前がアレイスターからの提案を聞くかどうかはあえて聞かないが、どちらにしろお前は既に学園都市の闇に触れている、その意味をきちんと考えた方が良い」
「お優しいんですね」
「なに、
本心はともかく、少なからず表向きは目の前少女は自分のことを気にかけてくれているらしい。
「そうですか、それでも心配して下さっていることには変わりないのでお礼を言っておきますね」
結弦はそう答え、残っていたコーヒーを飲み干し、席を立った。
「ありがとうございます、頭に入れておきますね。ただ、こっちも単純に利用されたり、簡単にどうにかされるつもりはないですよ」
「そうであることを願っているよ」
そう言ってお互いに笑みをこぼした。
「コーヒーご馳走様でした」
そう言い残し、結弦は店を後にした。
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芹亜は一人になった喫茶店の中で携帯電話を取り出し、誰かに電話をかけていた。
「私だ、あぁ、話してみたが、及第点は満たしていたよ。今の所はとりあえず様子見で問題ないだろう。今後も少しは期待していいだろうな。なに、大した手間ではないさ、私も興味はあったしな」
報告終え、芹亜は改めてコーヒーを口へ運んだ。
「期待しているから頑張ってくれよ、空目結弦」
まさかのお気に入りと評価が増えててびっくりしています
おまけに感想まで頂けるとは、言葉もありません。
狂った海図さんお気に入りと評価、感想、ponacoinさん評価、ネコココさんお気に入りありがとうございます。
前書きで書いたように、読みにくい点も多々あり、ご期待に添えるか分かりませんが、未熟なりに頑張りますので宜しくお願い致します。
(感想の返信でも誤字脱字を犯すというorz)