翌日も、朝からバトルへと向かう。
今日はあちら……現実世界が日曜日だから、今日中に世界同士の結び目を探さねばならない。明日学校だし。
バトル会場を色々体験しつつ、探していくつもりだった。
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モズク農園。
しばらくバトルでランクを上げ、4になったところでシェリィがブキをチャージャーに持ち替えた、その初戦。
(カラーパルスメンバー全員
あの団結力はバカにならない。
警戒していこうと覚悟を決める。
しかし、唯一の救いは、味方にリッターとボールドネオがいること。
チャージャー対決でタクトに当てれば、それだけチームの勝率が上がる。
それに索敵手段がポイントセンサー・スーパーセンサーの二つがある。
シェリィも、キルしやすくなるだろう。
でも、懸念はこちらがチャージャー二人なこと。
あたし(未だにわかば)とボールドの二人で、塗り進める。
そう、作戦を練った。
「そのカッコ……初心者ちゃんだねキミたち。」
「は、はい、初心者です……」
語尾がちーさいぞー、シェリィー。
「うん、よし。ウチらはサポートに回る。キル感覚、掴んで来い!」
って、え、ボールドさん!?あたしのことをばしばし叩いてくる。痛い痛い!
「あたしらのことは心配せんでええよー、何てったって、S+やから。タクトくんぶち抜いたるわ!」
え、え、S+!?
まさか……リーナ&リコ!?
そう気付いた瞬間、試合開始の号砲が鳴った。
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side:タクト
やっべーーーーー!?
相手、〈雷帝〉リーナに〈氷の狙撃手〉リコ!?
一瞬で分かった。
あの距離でも分かる、S+独特の、
悲しいけど、一撃で彼女達__特にリコ__をキル出来る自信がない。でも、あちらにはフェルとシェリィがいる。二人とも初心者だ。
ナワバトの動きを完全には理解出来ていないだろう……
そう考えた俺がバカだった。
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side:ライ
ドギュン!!
という音は、味方のタクトくんでも、相手のリコでもない。
今さっきダイくんを撃ち抜いたのは、シェリィ。
そして現在、1対2。
さらに、フェルとリーナに張られたバリア。
完璧に不利な状況。
しかも、である。
(まずい、インク切れそう……雷神ステップかスパジャンで逃げたいけど無敵発動する前に殺られるよねこれ絶対)
密集する相手、リコとシェリィの警戒網。タクトくんは、しばらく来ない。だとすれば、この状況は____
と、そこまで考えた時。
トルネード着地予告マーカーが光った。
と、同時に、バリアが切れる。
(アヤちゃん!!)
試合開始30秒。あたしは、速度減衰が起こる中、アヤちゃんのトルネードに、二人を誘導する。
(殺れた!?)
いや、まだ早い。
リーナは確実に避けてるはず__
って違う!
あたしの身体が、爆砕した、嫌な感覚。
残ってるのは、フェルただ一人。
あたしは、犠牲者となった。
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side:リーナ
やられたね。
上手いことトルネードに誘導されちゃった。
これで、あたしは1デス。
でも__
(正直、フェルがトルネードを避け切るとは思わなかった)
そして、バリア切れでライちゃんが目を閉じた一瞬のスキをついて、背後に回り込んでキル__
やるじゃん、フェル。
ただの初心者と、侮れなくなった。
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side:ダイ
残り半分。
驚かざるを得ない事が起きた。
フェルの奴……
これは、あの〈雷帝〉リーナにだってなかなか出来る事じゃない。さっきはライちゃんとタクトとの二対一でも有利に立ち回っていた。
リッターの射程、タクトの癖、ライちゃんの動き方、ボールドの弾の飛び散り、わかばの弾道、自分の動き、全部計算済みなのか!?
だとしたら、相当不利だぞ、俺ら!
即死級の弾を撒き散らすダイナモに、正面から突っ込んでくるなんてバカなはずだった。
普通なら、相討ちだったんだ。
なのに、振りかぶって、飛び上がって……
足元を掬われた。
フェルの身のこなし、侮れない……!
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side:シェリィ
バトルは、順調だった。
リコとタクトが相討ち、リーナだってトルネードで1回殺られてる。あたしも何回かダイくんやライちゃんの接近を許してしまったけど……
優香お姉ちゃんは……フェルは、
リアルガチなバトル初心者なのに、動けてる。
思えば初戦の対レヴィンくんは放心してたからなしとしても、お姉ちゃんは初心者としては異常な程、デスしてない。
逃げてもいない。
異常だった。
異常すぎた。
だけど、それにも理由がある。
もともと、お姉ちゃんは動体視力がかなりいいらしかった。そして、異世界転移に伴う様々な戦闘や冒険を経て、あれだけの速度と視力を手に入れたのだろう。
そのスピードは、かの〈雷帝〉リーナに匹敵する。
そして現在、お姉ちゃんは一人突出していた。
敵
すなわち……
リスキルだ。
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side:アヤ
フェルの超絶対応力を尻目に、タクトくんが作ってくれた動線をすいすい泳ぐ。
そしてまたもや危機脱出。悪運強いのかなぁ、あたし。
その思考が命取りだった。
泳いだ先に、リーナがいた。
(ヤバっ!?逃げ__)
跳んで、撃って、逃げる。スプリンクラーなんて出す余裕は全く無い。
慌てて逃げて、気付いた。
リーナが追って来ない。
更に、
(リコとシェリィのチャージライトが消えた!?まさか、見逃してくれるの!?)
そう簡単に行くわけないけど、そこに縋らずにはいられない。
スペシャルが溜まったことで逸る心を抑えつつ、慎重に場所を選ぶ。
敵リス真ん前に、トルネード、発射。
嵐が巻き起こった。
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side:タクト
一方、自陣
何がヤバいかって?単純に速い。
それだけだが、こっちの攻撃は見切られて早々に回避されるし、かと言ってこっちが動けば速攻で殺られる。
そんなのが二人。
最悪とも言える。
唯一の救いは、中央を陣取るアヤ。
そして今しがた、ライちゃんもアヤの方に飛んでいった。
あの二人が、今回のバトルの鍵だ。
残すは30秒。
運を天に任せよう。
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side:フェル
圧勝。
ライちゃんアヤちゃんの巻き返し作戦が頓挫したため、今までにない程の圧勝だった。
意図に気付いたシェリィが着地狩りを決め、ライちゃんを即刻
ダイくんにファイナルクリスタルダスト(バトル終了間際にトルネード。ホタルちゃん提唱)こそ決められたものの、30パーセント差という大差を付けて勝利した。
「いやー、まさかリスキルする余裕があるとはー、やるなフェルーーー!このこのーーー!」
などとライちゃんに弄られながら、次のバトル会場に向かった。
リーナは速度で翻弄するタイプ。
リコとシェリィは的確に狙撃するタイプ。
アヤちゃんは基本的にサポート。そして運がいい。
ライちゃんは特攻隊。
書きたいって言ったらオクト・エキスパンション!
スイッチないけど、実況見ながら書こうかな。
これから入れていく(予定)の2要素は、主に実況から取り出す予定であります!
なお、次回は一旦閑話を挟んでからにしたいと思いますので、イカ、よろしくーーー