中年ハンターと新人ハンター達が頑張るようです。   作:Borubo

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これにて完結です。(轟竜編は)


ポロリもあるよ!轟竜編終了

転倒しているティガレックスに襲いかかる3人。

アロはスラッシュアックスの斧携帯にし、振り回すように攻撃をする。

アロ「ハアッ!ハアッ!!」ティガレックスの腹部には傷が増えていく。

ライタは前腕を攻撃してが弾かれてしまった。ガキン!と甲高い音が響く。

 

ライタ「成る程、ここは硬いのか」

ファラクは弾を装填し直し、フルバーストで開けた後脚の穴に向け、また突きを今度は先ほどよりも深く刺し、フルバーストを撃ち込んだ。

ファラク「喰らえ!!」

ボボボッ!!!

ティガレックスは悲痛の叫びをする。そして、立ち上がろうとした。

ファラク「ム….お前ら!退がれ!起き出すぞ!……!いや、これは!」

 

ティガレックスは起き上がると同時進行で咆哮を放ったのだ。

いくらモンスターの素材で作った鎧で身を固めようとも、鍛えようとも、所詮は人の身。飛竜との圧倒的な力の差は到底埋められない。

ティガレックスは息を吸い込み、そして、咆哮を放った。

「ガアァァァァアアアア!!!!!!!」

 

ライタはすんでのところで衝撃波の効果範囲外へと逃げた。しかし、アロは逃げるのが少し遅れたようで咆哮をを食らってしまう。想像を絶する衝撃がアロを襲う。

「きゃああ!!」

 

アロは勢いよく転がって行く。鎧は半壊し、左の肩からは出血している。息は上がりまくり、傷も深く満身創痍だった。

「マズイ!」

ティガレックスは地を蹴り、アロにむかって猛然と駆け出した。

 

しかし、突然ティガレックスが腹を地面に擦りながら、スピードを落として行く。そして完全に止まった。ティガレックスは何が起こったのかわからなかった。左後脚が使いにくくなっているのは知っていた。だが、「たった今完全に使い物にならなくされた」ことは予想できなかったのだ。

 

ファラクはそれを見ていた。ライタが、ファラクが傷つけていた場所を正確に切り刻んだのだ。

ライタ「ふぅ…全く。ファラク!頼むだろ!」

ティガレックスは首を曲げ、ライタの方へ見る。

ティガレックスの脚に血管が浮き出て行く。そして、今までよりも大音量で怒鳴った。

 

「ガルァアアアアアアアア!!!!!!!!」

ティガレックスの怒り状態である。

ティガレックスは使えなくなった足以外をフル活用して、ライタへ向かって突進する。そのスピードは先ほどの比ではないほど速かった。

 

ファラクはその隙にアロに回復薬グレートを飲ませる。

飲みきったアロの体の傷はみるみるうちに癒えていく。

「おわわ!」

ライタは辛うじて横に前転して躱す。しかしティガレックスも諦めていない。すぐさまドリフトをかけながら進行方向を再びライタへと向け、驀進した。

(これは流石に…マズイだろ)

ライタは死を覚悟した。一瞬の遅れで狩人は簡単に命を落とす。呆気ねぇなぁ…とライタは思う。

まぁアロが無事ならいいんだ……あ、乳○見えてる…なんかもう…死んでもいいや……

突然カッ!!と目がくらむほどの照明が一瞬ついた。どうやらファラクが閃光玉を投げたようだ。ティガレックスは一時的にとはいえ目が見えなくなったことにより、闇雲に攻撃をくりだすが、全て空を切る。

 

アロはどうやら全快ではないが復活したらしい。ガサゴソと地面に何か置いている。

「シビレ罠を設置したよ!!」

「よし!」

ティガレックスは視界が復活すると、三人が固まっていたので、そこに向けて走り出す。しかし、突然体がいうことを聞かなり、ダウンした。痺れて動かせないのだ。

これが痺れ罠の効果だ。

 

ファラク「うおお!」

ファラクの銃槍の銃身が青く光り始める。肉質や硬度を完全無視する、銃槍だけの、切り札。

 

対モンスター用機構ーーー 「竜撃砲」

 

「せいっ!せいっ!」アロは剣斧を剣携帯にし、連撃をくわえたあと、剣をティガレックスに突き刺す。するとゴゴゴゴと剣が揺れ始める。剣斧の大技

 

ーーーーーー「属性解放突き」

 

ティガレックスの頭と腹が爆発し、絶対強者はついに倒れた。

「ギャアア……」

三人はティガレックスの息が完全に止まったことを確認し、剥ぎ取りの準備を始める。

狩猟完了である。

 

剥ぎ取り中。

ライタ「にしてもこいつ強かったなー。」

アロ「やっぱりティガレックスは強いね。ていうか、あんまりジロジロ見ないでよ」

 

ティガレックスの咆哮のダメージが鎧を貫通し、インナーがボロ布になっており、左上半身はほぼ全裸である。アロは左胸を隠しながら剥ぎ取っている状況だ。

ライタ「み、みてねーだろ!常考!」ライタは目をそらす。ポロリもあったし、ティガレックスナイス!!と思わず心の中でガッツポーズをする。

 

アロ「はぁ?」

どうやら欲望が口に出ていたらしい。

アロ「サイッテー…」

幼馴染の目がゴミを見る目に変わっていくのを感じつつ、ライタは剥ぎ取りを終えた。

 

その傍、ファラクは考えていた。

ファラク(おかしい…「強すぎる」気がするな…いくら下級とはいえ、レイア装備が一撃で半壊とは……)

アロのライタに対する信用も一撃で半壊である。

 

 

 

三人は集会所に戻ってきた。アロは変えのインナーに身を包んでいる。

アロ「終わりました〜」

三人を見ると否や、受付嬢が走り寄ってくる。

受付嬢「あ!すみません!」

 

ライタ「?」

受付嬢「どうやら此方の手違いで、下位のティガレックスではなくて、上位のティガレックスのクエストを手配してしまっていたみたいなんです!本当に申し訳ありません!!

 

ですが、今回のクエストで上位のティガレックスを倒すことが出来ましたので、アロさんと、ライタさんはHRは5となります。」

アロ「ホント!?」

 

ライタ「飛び級か…」

アロとは対照的にライタの表情は明るくならない。

アロ「ライタは嬉しくないの?」

ライタ「いや、嬉しくないというよりは、実力的にはまだ上位の実力に追いついてないし、大変だなぁって考えてただろ…」

 

アロ「でも、クエスト中のライタ凄かったじゃん!!」

ファラク「ああ、あれは俺も凄かったと思うぞ。」

ライタ「そ、そうか?\\\」

 

二人に褒められ、ライタの顔は少し赤みがさす。

ファラク「まぁなんにせよ。先は長いぞ。若者よ!どれ、昇格祝いに俺がなんか奢ってやるよ!」

ライタ「まじすか!じゃあ俺、アプトノスのステーキがいいな。」

 

アロ「私はアプトノスのハンバーグ!」

ファラク「わかったわかった!まずは席を探そうぜお前ら!」

 

新米の二人はまだまだ未熟な新芽だ。一方熟練狩人はうどの大木。若木と老木の三人の狩りはまだ始まったばかりだ。

 

 

 

 

 

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