将をなんちゃらするならまず馬をなんちゃら。   作:stan

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遅くなってすみませんm(__)m3月中に書けてはいたんですが、ちょっと寝かして、推敲してました。あんま良くならなかったけど、大して変わらないので出します。ルーちゃんをちゅるやさん、にしてみたり、色々遊んでたのですが、纏まらなくなりそうだったので、やめました(笑)個人的にはにょろにょろ言ってるルーちゃん可愛いと、思うんですがね(´・ω・`)


JSの憂鬱。

「ドクター。お待たせ‥」

私はルー君に呼び出され、ラボの一室で佇んでいた。近近、ホテルアグスタにて、古美術品のオークションが開かれる。そこにレリックが出品されるという情報が入り、私は娘達に襲撃するよう指示をだし、その後、ルー君に呼び出され、今ここで、ルー君を一人待っていたのだ。

襲撃計画自体はウーノとクアットロに任せている。二人とも情報分析に優れ、私よりもこういう事に適正を持っている。頼もしい事だ。

「かまわないよ。それでルー君?何の用かな?」

「うん。ガリュウ‥?」

と、ルー君が呼び掛けると、音もなくガリュウ君が現れた。

ガリュウ君はルー君が召還した人型の召還獣だ。

こんなナリだが虫らしい。

そういえばどことなく仮面ライダーに似ている気がする。

そして、ガリュウ君はゆっくりと私に、近づいてくる。

彼の、表情からは感情が全く読みとれない。

いや、わかる者にはわかるのかもしれないが、少なくとも私にはさっぱりだった。

感情がわからないというのは不気味なものだ。

彼は声も発さない。

そんな彼に気圧され、私は一歩下がってしまう。

「どうしたの?ドクター?」

「いや、何でも‥」

と、答えようとしたところで、私の肩に手が添えられる。

見ると、ウーノが静かに微笑んでいた。

「ウーノ?何故此所にいるんだい?」

「ルーお嬢様に協力を頼まれまして‥」

「協力?何の協力だい?」

しかし私の問いに応えてくれる者はいなかった。

二人は静かに微笑んでいるだけだ。

なにこれ恐い。

と、私が恐怖を感じていると、

唐突に部屋の扉が吹き飛ばされた。

「ちょっとウーノ姉樣!?私の下着、ドクターの下着と一緒に洗わないでって言ったでしょう?!」

入って来たのはクアットロだった。

娘にそんな事を思われていたとは‥

これが反抗期‥。凹むね。

私はゆっくりと四つん這いになってしまう。

クアットロはそんな私を見て、ばつが悪そうに、目を逸らすと、ウーノに近づいてヒソヒソし始めた。凹むね。これならふつうに聞こえるように話して貰った方がマシだ。いや。ウソだ。泣いちゃうかもしれない。

「ウーノ?そろそろ説明して、くれないかい?」

「すみませんドクター。アグスタの件でルーお嬢様にも協力をお願いしたのですが‥その際、大変魅力的な御提案を頂きまして‥私の一存で了承致しました」

「ふむ。それでその提案とは?」

ウーノが了承したのなら問題は無いのだろうと思ったがルー君の提案とやらに興味を引かれ、私は尋ねる。

「それでは、ルーお嬢様、お願いいたします」

ペコリと一礼してウーノは一歩下がる。

すると、再びルー君とガリュウ君がにじりよってきた。

「な、なにかな?」

私の問いは恐怖でかすれ、震えていた。

「ドクターが欲しいモノをあげる‥恐がらないで‥ガリュウ?」

コクりとガリュウ君がうなずくと、ガリュウ君の身体が光り始めた。そして、光りが治まると、ガリュウ君は消えていた。

「おや?ガリュウ君はどこへ?」

「そこにいるよ」

ルー君が答えると、ウーノがどこからともなく、姿見の鏡を私の前へと置いた。

そこには、漆黒の鎧に包まれた私がいた。

「これは‥?」

「ドクター。欲しいって言ってたでしょ?」

そうか。あの時の‥確かにあの時の青年が身につけていた鎧に似ている。いや、あれを、黒くしたものがこれだ。

「ドクターが欲しがってたから、ウーノに頼んで解析してもらったの。まあ私は当たりはついてたんだけど」

ドヤ顔ルー君頂きました。

「そしたら思ったとおり、あの、鎧は魔力生命体だった」

魔力生命体?あれが?

「わかりやすく言うと、ガリュウと同じモノ。向うにも召還士いるんでしょ?ならあとは簡単。ガリュウに聞いたらできるっていうから、おなじようにしてみたの。気分はどう?単純に今、ガリュウの力がドクターに上乗せされてるから力強くなってる筈だよ」

そう言われてみると、確かに力が、溢れている

力が、追い求めた力が、この手に!。

「ふはは。フーハッハ!ゲフッゲフッ!」

むせる私を余所に、ウーノとクアットロとルー君はアグスタ襲撃計画を立てている。

誰かちょっと背中擦ってくれないかねえ‥。

 

 

 

 

 

 

 

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